関さんのこころの風景は長洲町の「姫が浦」。何の変哲も無い小さな浜辺ですが、そこから眺める雲仙に何度も慰められたと言います。出発は宇土駅。地図には「姫が浦」の地名がないため長洲町で聞くことに。JR鹿児島本線で木葉駅まで輪行し、22km先の長洲町を目指します。梨畑や田園地帯を通り抜け長洲町へ入った正平さん、お手紙に書かれていた造船所もすぐわかり、簡単に見つけられると思ったのですが、そこからが大変でした。埋め立てられ、すっかり様変わりしていたのです。ようやくたどり着いた「姫が浦」。海の向こうに、雲仙が雄大な姿を現しました。