にっぽん縦断 こころ旅

旅のルート

285日目~「東京」

286日目東京都稲城市

放送日:12月11日

江口和子さん( 果織さん)のこころの風景

稲城村大丸630の引き揚げ寮2棟

手紙を読む

お手紙の江口和子さんは、生後10カ月の頃、満州大連から家族で引き揚げ、東京稲城の大丸630にあった引き揚げ寮で生活を始めました。小学校1年まで暮らしたこの場所が、幸せにいちばん近い場所だったそうです。江口さんは平成22年に癌がみつかり、治療を続けながら「こころ旅」を見てくれていました。体調が悪い中、引き揚げ寮の思い出をお手紙にしようと何度も書き直していたそうですが、完成させられないまま今年の秋、67歳で亡くなりました。お手紙は、そのことを知った娘の果織さんが母親の文章をまとめたものでした。
二子玉川から約15km、正平さんはチャリオと稲城市大丸630を目指します。

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