《こころ旅クラシック》は､132日目｡
北海道別海町の野付半島｡
成川円さんが､5歳の息子さんと走った日の記憶でした｡

｢おれが走って､供養になるのか｣
カメラが見つめるのは､大きなハムスターのようにペダルを漕ぐ正平さん｡
｢なんにもない。ただ､霧が迎えてくれる｣
野の花を摘む正平さんは､多くを語りませんでした｡

荒涼とした､とうちゃこ｡
お馬さんと出会った正平さん｡
ふと､絵本｢きりのなかのハリネズミ｣が浮かびました｡
若くして息子さんを失った作家の柳田邦男さんが､生きていくためのチカラを与えられた絵本だったと聞きます｡

放送当時のメッセージ欄では､円さんの親友さんからの投稿が｡
｢一生､立ち直ることができない｣と感じていた円さんが､この放送を見て､前を向くチカラを得た､と伝えてくれていました｡
番組の｢想定｣を越えて､こころ旅が走り出した､記念すべき旅だったような気がしました｡

成川さん　お元気でお過ごしでしょうか。
私は今年の春の旅の月曜日版で、4年前に亡くなった息子の事を書いた手紙を読んでいただいた者です。
私は10年前に、この回の放送を涙をぽろぽろ流しながら見ておりました。一生懸命力いっぱいに自転車をこぐ幼い息子さんの姿が見えたからです。その時の私は、まさか自分が大切な宝物をなくしてしまう事など考えてもいませんでした。今も哀しみと寂しさは薄れる事などなく深くなるばかりです。でも今回この放送を見て火野さんの優しさや心遣いにふれ少し心が温かくなりました。
自転車の後ろに括り付けられた野花、道端に咲いている白い大きな蝦夷ニュウ、野付半島の真っ直ぐ伸びた道。それら全てが北海道という私にとっても大切な思い出の風景です。
私はこれからも、息子が見たであろう風景を見る旅を続けたいと思います。

　いつでも、『こころ旅』のほのぼの感あふれる想い出お手紙は、そこの風景やチームこころ旅の醸し出す雰囲気と相まって、より心を温かくしてくれます。ましてや、哀しさ溢れる想い出お手紙は、正平さんの何気ない優しい言葉によって、より一層心にしみじみ伝わってくるのです。
　野付半島も、そんな回でした。
　そして…今度こそは、一回もうっかり回答漏れがないように、完走するべく、心に“釘を”刺しときま〜す！！

野付半島。正平さんが、チームこころ旅の皆さんが走り抜いた先に、きっとあの頃の5才の頑張り屋のボクが満面の笑みで待っていてくれたと思います。合掌

成川さんの五歳のお坊っちゃんが、あの長い道を一生懸命ペダルをこいでいる様子が、目に浮かびました
『どうだ！着いたよ！』と、誇らしげにポーズをとっている姿も想像できます(*^^*)
『供養になるかわからんけど･･･』と、正平さんが、言われての出発
途中に正平さんが、摘まれた一輪二輪の花と、沿道からのファンの方の応援を受け、きついきつい道中を耐え抜いてのとうちゃこ～お坊っちゃんへの充分のご供養になった事と胸が一杯になりました(ToT)

昨夜のクラシック版拝見しました。成川さんの御心中察するに、小生も辛いです。息子さんのご冥福をお祈りいたします。正平さんの花を手向けられた想いが息子さんに届いているのではと思います。幻想的周りの風景が一層悲しみを誘いました。

いよいよ新学期の始まり！
今日のクラシックはさしずめ始業式ですね♪
蔵出しでウオーミングアップして、新学期のこころ旅に万全で臨みます！

野付半島程、最果てで荒涼とした半島ない。
若くしてお亡くなりになった内容のものは、１２年目のこころ旅にはたくさんありました。
こうゆう内容、いつ見ても辛いです。

２０２２年９月２６日放送のクラシック
１３２日目「野付半島・尾岱沼」観たよ。
何回観ても印象深いです。