高校講座HOME >> 数学I >> 第29回 三角比の相互関係(1)

今回の学習内容

第29回 図形と計量

三角比の相互関係 (1)

講師:神長 幾子
第26回から第40回までは,第4章「図形と計量」です。

直接には測定できない辺の長さや角の大きさを求めることは,紀元前の昔から
天文学,航海術,土地の測量などの分野で必要とされ,研究され続けてきました。
記号が目新しいので,はじめのうちは戸惑いもあるかもしれませんが,
角の大きさなどを用いた図形の考え方を学んでいくと,
三角比がいろいろな場面で活用されていることが納得できると思います。
今日のテーマ

学習ポイント

 タンジェントとサイン、コサインの関係
タンジェントとサイン,コサインの関係

次に,三角比の3つの値の間に成り立つ関係を見ていきます。

すると,2つの関係式を導き出すことができます。


まず,1つ目です。

直角三角形ABCで,斜辺以外の辺を,斜辺を用いて表すことを考えてみましょう。

サインとコサインの定義を変形してみると,

2辺の長さa,bを斜辺とsinA,cosAを使って表すことができます。

    a=csinA  b=ccosA

      ここで, tanA = a/b なので,次の式が成り立ちます。

        tanA=sinA/cosA

          そして,2つ目です。

          上の直角三角形ABCに三平方の定理を用いると, 次の関係式が成り立つことがわかります。

          三平方の定理 a2 + b2 = c2 に,

          a = c × sinA と, b = c × cosA を代入すると,

            sin2A+cos2A=1

              以上の2つの関係式を使うと,

              1つの三角比がわかると他の2つの値がわかるということがわかります。





              番組では,次の問題が出てきます。

              三角比の相互関係と,その公式を確認しましょう。

                例1 例2

                  例題1

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