Eテレ 毎週 月曜日 午後2:10〜2:30
※この番組は、昨年度の再放送です。
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第1回 第1章 数と式


この番組のMCは松本あゆ美さん。
そして今回みなさんと一緒に学習するのは、学び隊の多堀玲央くん、山崎紗彩さん、加藤幹夫くん、奥井亜実さん、小味山紗英さんの5人です!
番組では、問題を解いて答えを出すだけでなく、「数学的な考え方や見方」について考えたり見つけたり説明したりしていきます。


1年間みなさんに数学をわかりやすく教えてくれるのは湯浅弘一先生(ゆあさま)です!
(1)A4の紙をA3に拡大コピーする
(2)やさしくされたらだんだん好きになる
(3)5+3=8
(4)イギリスはEU加盟国ではない
(5)学び隊の中には背が高い人が何人かいる
今回は、この5つを数学的に考えてみましょう!


A3の面積はA4の面積の2倍です。
しかし、縦の長さが2倍、横の長さが2倍になっているわけではありません。
A4とA3紙の縦と横の長さの比に注目すると、どちらも白銀比(1:√2)になっています。
白銀比は人間がもっとも美しいと感じる比率のひとつと言われていて、いろいろなデザインに使われています。
私たちが普段使っている紙の多くも白銀比でできています。


A4の紙もA3の紙も縦と横の比が 1:√2なので、2つの長方形は相似です。
さらにA3の面積はA4の面積の2倍なので、上の左図のようにA3の縦の長さとA4の横の長さは同じとなっています。
つまり、A4をA3に拡大する倍率は√2倍。
およそ1.41倍となるので、倍率は141%となります。


これは、“やさしくされた分だけ好きになっていく”という意味なので比例(1次関数)の関係です。
“あるものに対して何か条件を付けるとこうなる!”という原因と結果のような関係を関数といいます。
中学校で学んだ1次関数はy=ax+bの式で表され、yがxの1次式で表されました。
グラフは直線になります。
さて、数学1では2次関数について学んでいきます。
2次関数はy=ax2+bx+cの式で表され、yがxの2次式で表されます。
グラフは放物線とよばれる曲線となります。


上の左図はマイナスの2次関数のグラフです。
キャッチボールをしたときのボールの軌跡もこのような放物線を描きます。
無意識かもしれませんが、投げる人は2人の中間地点の付近でボールが一番高くなるように投げ、受け取る人はどの辺に落ちてくるのか予想して受け取っています。
つまり、体は2次関数を理解しているということです。
数学1では、2次関数をグラフで表すことで変化のようすをわかりやすく説明していきます。


あゆ美さんはデートのプランに悩んでいます。
やりたいことは以下の4つです。
☆映画を見る
☆アイスクリーム屋に行く
☆本屋に行く
☆ボーリングをする
4つの場所にどの順番で行くかを考えると、実は24通りのデートプランがあります。
まず、最初に行く場所は4つの中から1つ選びます。
2番目に行く場所は残りの3つから1つ選びます。
3番目に行く場所は残りの2つから1つ選びます。
そして最後に、残った1つに行くということです。
すべてのパターンを図にすると、上の右図のように24通りあることが確認できますね!
これは数学で学ぶ順列を知っていると、4×3×2×1=24(通り)と答えが簡単にわかります。


正しいか正しくないかを判断できる文や式であるかを考えるのも数学です。
5+3=8は正しいですが、5+3=8は正しくないですね。
このように、正しいか正しくないかを判断できる文や式のことを命題といいます。


(4)イギリスはEU加盟国ではない
イギリスはEU加盟国ですから、この文章は正しくありません。
正しくないと判断できるので、この文章は命題です。
(5)学び隊の中には背が高い人が何人かいる
“背が高い”という表現はあいまいで、答えをはっきりと出せません。
つまり、これは命題ではありません。


(x−a)(x−b)(x−c)…(x−z)
この計算式の答えはどうなるでしょうか。
みなさんわかりますか〜?
計算式の途中に(x−x)があるので、答えは0です!!


数学は毎日少しずつ繰り返して復習することで必ずできるようになります。
1年間楽しく学んでいきましょう!
次回もお楽しみに〜☆
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