高校講座HOME >> 情報A >> 第4回 情報整理はコンピュータで
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ここでは、表計算ソフトの応用編を学習していこう。
複雑な計算が必要な、恐竜の体重測定に挑戦!35分の1模型を使って計算する。
使用するのは、発掘された恐竜の骨を元に、まだ生きていたころの姿を復元した模型。
この実験には、アルキメデスの原理を利用した。
空気中の重さから、水中の重さを引くと、その物体の体積を知ることができる。
<アルキメデスの原理>
空気中の重さ−水中の重さ=体積
まずは、空気中での模型の重さをばねばかりで量る。
このイグアノドンの重さは500g。
続いて、水の中で重さを量ると、220gだった。
アルキメデスの原理に従って計算すると、恐竜模型の体積は280㎤となった。
続いて、模型の体積から実際の体積を求める。
模型は実際の恐竜の35分の1なので、長さ、高さ、幅をそれぞれ35倍にする。
280㎤に35×35×35=42,875をかけると、恐竜の体積は12,005,000㎤となる。


恐竜の体積12,005,000㎤から恐竜の体重を出していこう。
同じ大きさのものでも、ものによって重さは異なる。単位体積あたりの重さを示すのが密度。
恐竜の体積から、重さを求めるには、ワニの平均密度0.91g/㎤を使う。
現在生きている生き物の中で、恐竜に近いと考えられているワニの平均密度で計算する。
恐竜の体積×ワニの平均密度=恐竜の体重
恐竜(イグアノドン)の体重は、10,924,550g。およそ11トンと導き出すことができた。


複雑な計算だったので、ティラノザウルスでもう一度計算してみよう!
ティラノザウルスの模型の重さは520g。水中での重さは190g。模型の体積は330㎤。
この模型を35倍(35×35×35=42,875)するので、330㎤×42,875=14,148,750㎤となった。
さらに、ワニの平均密度0.91をかけて、12,875,363gとなった。これが恐竜の体重。
しかし、グラムでは分かりにくいので、これを100万で割るので、
ティラノザウルスの体重は、およそ13トンという答えを導くことができた。


恐竜の体重を求めるには、さまざまな計算があって複雑だということが分かった。
次に、表計算ソフトを使って、恐竜の体重を導いてみよう!
イグアノドンの他に、パラサウロロフス、トリケラトプス、ステゴサウルスの体重を計算する。
表計算ソフトの一番左に恐竜の名前を入力。
次に、空気中の重さ、その右には水中の重さを入力。
空気中の重さ−水中の重さ=模型の体積の数式を入れる。
B3の数値からC3の数値を引く場合、D3にB3-C3と入力すると、280と答えが出た。
次に、模型の体積から恐竜の体積を求めるので、35×35×35=42,875をかける。
掛け算をする場合は、*(アスタリスク)>という記号を使う。
D3に42,875をかけるので、E3にD3*42875と入力すると、12005000となった。
次に、恐竜の体積にワニの密度をかけて、恐竜の体重を求める。
E3に0,91をかけるので、F3にE3*0,91と入力すると、10924550と答えが出た。
最後に、グラムのままでは分かりにくいので、roundという関数で単位を変える。
G3に、=round(F3/1000000,2)と入力して、単位をトンに変える。
さらに、小数点2桁まで表示した。
答えは10.92トン。
他の3つの恐竜模型も同じように計算して、導き出すことができた。
表計算ソフトを使えば、複雑な計算も簡単に一括で行うことができる。


求めた恐竜の体重を、グラフにして見やすくしよう。
グラフを作成するためには、挿入メニューからグラフを選択。
表示にしたがって設定すると、簡単に分かりやすいグラフを作成することができる。
これが完成した表。
色やグラフがあるので見やすくなっている。
表計算ソフトは、複雑な手順も自動的に処理ができる。
また、表をもとにグラフを簡単に作れるといった利点があることが分かった。
コンピュータを使うと、さまざまな情報整理ができる。
ぜひ、使えるように頑張ってみよう!