NHK高校講座

コミュニケーション英語T

Eテレ 毎週 月曜日 午後2:40〜3:00
※この番組は、前年度の再放送です。

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今回の学習

第37回 Let’s Try! 5

地域のためにできることを発表しよう

  • 英語監修:文教大学教授 阿野 幸一
学習ポイント学習ポイント

地域のためにできることを発表しよう

地域のためにできることを発表しよう
  • たかしさんとJoann
  • オーナーは機嫌が悪い

未来のある日。場所はHOTEL TRENDY。
外の清掃から戻ってきた執事のたかしさんとコンシェルジュのJoann。

たかし「大きいゴミが取れたね〜!」
Joann「たくさんね〜!町がきれいになるって本当に気持ちいいね!」
たかし「やっぱり、Joannと一緒だと掃除も楽しいからさ〜!」
Joann「楽しかったよね!」
しかし、横でずっとイライラしている様子のオーナー(トレンディエンジェル・斎藤司)。
オーナー「おい!おまえたち!!この忙しいときに、どこをほっつき歩いていたんだよ!!!」
たかし「いやいや!地域の清掃活動に参加してたんですよ!」
オーナー「そんな時間があったらな、仕事しろ!仕事を!!」
たかし「ヒドイ…」
オーナー「おまえみたいな下心満載のやつは、こうしてやる!」

オーナーは、たかしさんと頭をこすりあわせて、たかしさんを過去へと送り込みました

ご先祖様の宿「鳥縁屋」
  • サキさん掃除中
  • 話し合い

健の祖母のサキさん(服部妙子)が男性と楽しそうに庭掃除をしている様子を、遠目に見ていた健の幼なじみの結衣(犬塚しおり)と宿泊客のJason。
Jason「Does he work here?
結衣「I don't think so.
Jason「Maybe he is Saki's boyfriend.
結衣「Boyfriend?!

事務所に戻ってきて、オーナーの健(狩野見恭兵)、結衣、サキさん、Jasonが話をしています。
結衣「え〜、サキさんのボーイフレンドじゃなかったんだ〜。」
サキ「そんなわけないでしょ。」
健「(結衣に向かって)4丁目の文房具屋の高木さんだよ。結衣、知らなかったっけ?」
サキ「最近、奥様が亡くなられて、ご夫婦でやってらした文房具屋さんも閉店したそうなの。このあいだスーパーで会って、私がここの庭の掃除が大変だっていう話をしたら、今は暇だから、手伝わせてくれって頼まれちゃったのよ。」
健「(Jasonに向かって) Recently he closed his stationery shop because his wife died. He has a lot of free time now, so he wants to help Saki and he wants to clean our yard.
Jason「I see. He wants to get out of the house and do something instead of being alone at home.
結衣「(サキさんに向かって)家に1人でいるよりは、外に出て何かをしていたいんだろうねって。」
サキ「そうね。最近、この地域でも1人で家にいるお年寄りが増えたみたい。私は旅館を手伝ってるし、みんなとこうして話ができるからいいけれど、1人暮らしのお年寄りは他の人とふれあう機会が少ないでしょう?だから、ますます孤独になっちゃうわよね…。」
結衣「そんな問題があるんだね。」
健「この町の住人として、そういう問題に対して何ができるか考えるべきだね。(Jasonに向かって) Maybe we can do something for elderly people in this town.
Jason「Yeah, that's great. So what can we do?
しかし、名案が浮かばない一同…。

  • 健と結衣、サキ
  • アメリカから来た夫婦

健、結衣、サキさんが、Lucas & Olivia夫妻と話をしています。
Lucas「We are going to see a dance show.
結衣「(サキさんに向かって)ダンスショーを見に行くんだって。」
Lucas「You know, we love to dance too.
Olivia「Yes. We go to dance parties with friends on weekends. It's really fun!
結衣「(サキさんに向かって)週末に、お友達とダンスパーティーで踊るのが、すごく楽しいんだって。」
サキ「アメリカのお年寄りって活動的ね。」
健「…これいけるかも!」

  • ダンスパーティ
  • 人が来ない

健、結衣、Jasonがダンスパーティーを企画しました。
鳥縁屋の入り口には『鳥縁屋主宰 ダンスパーティー会場』と書かれた看板が立っていますが…

結衣「人、来ないね…」
健「いいアイデアだと思ったんだけどな…。(Jasonに向かって) I thought it was a good idea to have a dance party for elderly people at Torienya.
Jason「You've told a lot of people about this event, right?
健「イベントの告知? Yes. I've posted information on SNS.
Jason「SNS? You mean social media? Elderly people do not use social media that much!
健「あ、そっか!お年寄りはそんなにSNSを使ってないか。。。」

この、ちょっと“トレンディー”でない状況にショックを受けて、たかしさんは未来へと戻っていきました。
自分の手で頭をこすって。。。

お年寄りに適した告知方法は?(未来のホテル!HOTEL TRENDY)
  • 健と結衣
  • Joann

過去から連れてこられた健と結衣。
健「さて、始めますか。」
結衣「そうだね。」
オーナー「…キミたち、いくらタイムスリップに慣れたからって、そんなにシレッと入ってきちゃ困るよ!」
Joann「健、未来に連れてこられた理由、わかってるよね?」
健「せっかくダンスパーティーを企画したのに…告知の方法を間違えちゃいました!」
結衣「SNSじゃお年寄りに伝わらないって気づかなかったね。」
Joann「じゃあ結衣ちゃん、どんな方法で告知をしていたらうまくいっていたと思う?」
結衣「ちらしを作って配るとか。」
オーナー「え?ちらしずし?」
たかし「いや、それじゃ“すしパーティー”になっちゃうから!」
オーナー「そっか…」
Joann「英語で『ちらし』は flyer 、『配る』は hand out って言うので、例えば We can hand out flyers. って言えばいいんだよ!じゃあ健、他にもアイデアある?」
健「ポスターを作って商店街じゅうに貼るのもいいんじゃないですか?」
Joann「それもいいアイデアだね!じゃあ、英語ではどう言うかな?」
健「We can make posters and post them all over the shopping street.
Joann「That's right!

  • たかしさんとJoann
  • オーナー

たかし「じゃあ調子が出てきたところで、もう一つ考えてみよう。ダンスパーティーもよかったけど、お年寄りが楽しめるイベント、他にアイデアある?」
健「Karaoke Party」
Joann「OK〜この場合、名前ではないから小文字で karaoke party って書くんだよ。結衣ちゃんは何かアイデアある?」
結衣「lunch party
Joann「お〜!これは何をするパーティー?」
結衣「お食事会。おしゃべりしながら一緒にごはんを食べる!」
たかし「いいね!」
Joann「ごはんはみんなで食べたほうがおいしいもんね!オーナーのアイデアは?」
オーナー「brain exerciseですね!」
Joann「どういう意味ですか?」
オーナー「脳の体操ですよね。だからこうやって(自分の頭をもんで)みんなで毛を増やそうというキャンペーン!」
Joann「えー!全然効果ないですね〜。」 

英語でイキイキ
  • 英会話同好会
  • 英語で歌おう同好会

高齢者向けの同好会活動が盛んな、横浜市内の老人福祉センターにおじゃましました。
数ある同好会の中に“英会話同好会”もあります。
月に2回、英語が大好きだというお年寄りが集まって、楽しくおしゃべりをしています。

他にも、“英語で歌おう同好会”という、英語の歌を楽しむ同好会もあります。
講師はプロのミュージシャンという、本格的な同好会です。

好きなことを心から楽しむことが長生きのヒケツかもしれませんね☆

Today’s Mission!「地域のために何ができる?」
  • たかしさんとJoann
  • オーナー、健、結衣

日本のたくさんの地域が抱えている課題を4つ用意しました。
・the poor manners of people
・air pollution
・a shortage of public transportation
・graffiti on the walls

この中から1つを選んで、どんな課題なのか、そしてその課題を解決するためのアイデアを英語で発表してみましょう!
以下を参考に、カッコの中に入る英語を考えてみてくださいね。
I think a problem in my town is (       ).
We should (       ) for a bright future of our town.

  • 健
  • 結衣

最初は健!
健「the poor manners of people の “poor” ってどんな意味ですか?」
Joann「これは“とぼしい”って意味ね。」
健「じゃあ、マナーが悪いってことですか?」
たかし「そのとおり!」
Joann「この課題を例文に当てはめて言ってみて。」
健「I think a problem in my town is the poor manners of people.
たかし「マナーが悪い人をなくすには、どんな解決策があるかな?」
健「We should think of new manners for all people for a bright future of our town.
Joann「いいね!ただ、“マナーを考える”よりも“ルールを考える”ことが必要だよね。だから、 manners ではなく rules と言うといいね。あと、“この町のみんな”って言いたいから、 all people ではなく all the people と“the”が必要になります。」
健「なるほど〜。 We should think of new rules for all the people for a bright future of our town.
Joann「Perfect!」

次は結衣ちゃんです。
結衣「graffiti on the walls の“graffiti” ってどんな意味ですか?」
Joann「これは“落書き”って意味だよ。じゃあ、この課題を英語で言ってみて!」
結衣「I think a problem in my town is graffiti on the walls.
たかし「その落書きをなくすには、どんな解決策があるかな?」
結衣「We should clean our town for a bright future of our town.
Joann「これはどういう意味?」
結衣「町をきれいにすれば、落書きもしにくくなるんじゃないかな、っていう考えです。」
たかし「あ〜、そういうことか!」
Joann「いいね〜!結衣ちゃんが言った英文には“our town”が2回入っていたの。1回言っているから、2回目は言わなくて大丈夫だよ。だから、We should clean our town for a bright future. でいいよ!」

  • オーナー
  • 息を止める?

最後にオーナーです。
オーナー「air pollution これだな!」
Joann「air pollution ってどういう意味だかわかります?」
オーナー「大気汚染だろ!」
たかし「正解!この解決策を英語で(発表を)お願いします。」
オーナー「Stop breathing!
Joann「えぇっ!?息を止めるの?そんなの無理だって!」
たかし「そんなの解決にならないですよ!」

JoannのSmall Talk with Big Names
  • 澤さん
  • 澤さんとJoann

ゲストは、元サッカー女子日本代表、澤穂希さん。
15歳で女子日本代表に選出された澤さん。
2011年FIFA女子ワールドカップでは、キャプテンとして「なでしこジャパン」を優勝に導き、FIFAの最優秀選手賞を受賞した、日本女子サッカー界のレジェンドです。
澤さんは1999年から4年間、そして2009年の合計5シーズン、アメリカのサッカーリーグに所属していました。

Joann「海外でプレーしようと思ったきっかけは何でしたか?」
澤「日本代表の選手に選ばれてから、海外のチームとたくさん対戦する機会があって、特にアメリカ代表とやったときは日本が10何対0とかで負けて。この差は何だろうと思ったので。そういうことで海外にすごく興味を持って、海外に行きたいと考えるきっかけになりましたね。」
Joann「サッカーに対する考えの違いや異文化を感じるところはありましたか?」
澤「もちろんプレースタイルとかは違ったりしますけど、(それよりも)アメリカ人の選手たちは、練習中に考えの違うチームメートと本気でぶつかりあうというか…自分の思っていることをバシバシ伝える。日本ではガチでバチバチっていうのはなかなか見ることがなかったので、そこは違うなって思いました。」
Joann「実際に澤さんもそのような経験はありますか?」
澤「日本は(ボールを)パスでつないでゴールに入れるっていうスタイルですけど、アメリカではキック力があったりするから、ディフェンスのラインからポーンと蹴って、前のフォワードの人がポーンみたいな。でもそれがつまんなくて、自分がやりたいサッカーじゃなかったから。“何でつながないの?”みたいなフラストレーションがありましたね。」

さらに、練習後の行動にも違いを感じたという澤さん。
澤「練習時間が終わったらサッと切り上げて帰るんですよ。日本の選手って、練習が終わってからもずっと残って練習していて。オンとオフの切り替えがアメリカ人は上手だなと思いました。そういうのを見ていたので、日本に帰ってきてからは、練習は練習、どうせまた明日チームメートに会うから、オフのときは基本あまりチームメートと遊ぶことはなかったですね。」

次回は、澤さんの人生を変えた言葉について聞きます。
お楽しみに☆

阿野先生のワンポイントLesson☆
  • yardとgarden
  • 鳥縁屋の庭は広い

夜も更けたHOTEL TRENDYでは大人の時間が流れています。
オーナー「地域の課題を見つけて解決するって、ホントやりがいがありますね。」
たかし「どの口が言っているんですか!」
先生「さて、きょうの『鳥縁屋』の中で、健は庭のことを yard って言っていました。庭のことを表す英語は他にもあるんですが、知っていますか?」
たかし「庭といえば garden ですよね。」
オーナー「たしかに『○○ガーデン』って花屋さんの名前とかにもよく使われますよね。」
先生「そうですね。では yard garden って、どんな使い分けをするか、わかりますか?」
オーナー「yard って聞くと gardenよりは広いイメージですね。」
先生「お!斎藤さん、ピンときましたね!」
オーナー「はい、髪の毛がピンと立ったもんで…」
たかし「いや、ヘニャっとなってるわ!」
先生「はい。家の庭のことをアメリカでは yard 、イギリスでは garden と言うことが多いんです。」
たかし「アメリカとイギリスの違いってことですか?」
先生「その違いがひとつあります。それから、アメリカでは yard の一部分を garden と言うことがあります。『花を植えているところ』を flower garden 、『野菜を栽培しているところ』を vegetable garden と言ったりします。そして、鳥縁屋の庭は広いですよね。だから全体を指して yard を使っているんです。」
たかし「なるほどね!」
オーナー「そうか。我が家の庭は yard どころじゃない(広さがある)から、 yaaard (絶叫)ってことですね!」
先生「長さとか声の大きさとか、そういう問題じゃないですよね。。。」
オーナー「いや、見てもらったらわかるけど、ウチの庭、“ yaaaaaard ”なんですよ。」
たかし「…関係ないですよ。。。」

それでは次回もお楽しみに!

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