NHK高校講座

コミュニケーション英語T

Eテレ 毎週 月曜日 午後2:40〜3:00
※この番組は、前年度の再放送です。

コミュニケーション英語T

Eテレ 毎週 月曜日 午後2:40〜3:00
※この番組は、前年度の再放送です。

今回の学習

第32回 Let’s Try! 4

世界のためにできることを発表しよう

  • 英語監修:文教大学教授 阿野 幸一
学習ポイント学習ポイント

世界のためにできることを発表しよう

世界のためにできることを発表しよう
  • 斎藤さん
  • たかしさん

未来のある日。場所はHOTEL TRENDY。
頭を抱えて思いつめた様子のオーナー(トレンディエンジェル・斎藤司)に気がついた執事のたかしさん。

オーナー「オレは今まで何をしてきたんだ!」
たかし「…あれ?思ったよりも増毛効果があらわれませんでしたか?」
オーナー「そんなことはどうでもいいんだよ!オレはもっと世界レベルのことで悩んでいるんだ!」
たかし「世界レベル!?どういうことですか?」
オーナー「ホテル王になるには、もっと世界との結びつきを深めないとダメなんだよ。それなのに、オレときたら、何もしてこなかった!」
たかし「そんなに落ち込まないで。これからやればいいじゃないですか!」
オーナー「まだ間に合うかな?」
たかし「大丈夫です。簡単にできますよ。」
オーナー「そう?」
たかし「ボクだって、世界との結びつきを深めるために、毎日していることがあるんですから!」
オーナー「何してるの?教えて、教えて!」
たかし「世界をよりよく知るために、世界中の料理を食べてますね。今朝はアメリカンなハンバーガーを食べたんで…おいしかったですね〜やっぱり。」
オーナー「(手をボキボキ鳴らして)言いたいことはそれだけかな、たかしくん?」
たかし「えっ…どうしたんですか。。。」
オーナー「人が真面目に悩んでいるのに、そんな答えはないだろ!!!おまえみたいなやつ、こうしてやるよ!」

オーナーは、たかしさんと頭をこすりあわせて、たかしさんを過去へと送り込みました。

ご先祖様の宿「鳥縁屋」
  • お客様を出迎え
  • 健の浮かない様子に気づいた結衣

オーナーの健(狩野見恭兵)と幼なじみの木村結衣ちゃん(犬塚しおり)がお客様を出迎えています。

健「Is this your first time visiting Japan?
客「Yes, I've always wanted to come here, and finally my dream has come true.
結衣「That's nice. I hope you have a great time.
客「Thanks. By the way, you both speak very good English.
健&結衣「Thank you.

お客様を案内した後、健と結衣が廊下を歩いています。
健の浮かない様子に気づいた結衣が声をかけます。

結衣「どうかしたの?」
健「う〜ん…ボクたち2人とも英語がうまくなったと思うんだ。」
結衣「まあ、ちょっとはね。」
健「でも、何か足りない気がするんだ。」
結衣「英語力が足りない、とかじゃなくて?」
健「そうじゃなくて…」

2人が会話をしていると、突然、客間のほうから音楽が聞こえてきました。

  • サキさんとJason
  • 健と結衣

客室では、健の祖母・サキさん(服部妙子)がJasonと一緒に『上を向いて歩こう』を三味線とギターでセッションしています。

結衣「サキさん、スゴイ!」
健「You guys are great!
Jason「Thank you!
健「That was amazing! How did you do that?
結衣「Yeah, how did you communicate with her? She doesn't speak English.
Jason「We just need a passion for playing music. (サキさんに向かって) Right, Saki-san?
結衣「(サキさんに向かって)音楽をしたいという気持ちさえあれば、コミュニケーションできるよねって。」
サキ「(Jasonに向かって)Yes!
健「…わかった!!!」
結衣「わかったって…さっき言ってたこと?」
健「うん。ボクらは英語をお客様との会話の中だけでしか使ってこなかったけど、英語を使えば、もっとできることがあるんだ!」
結衣「できること?」
健「うん。Jasonとサキさんが音楽で心を通わせたみたいに、ボクらも、世界のいろいろな人たちともっと交流を深めることができるんだ!」
結衣「たしかに!英語が話せれば世界中の人たちと会話できるってことだもんね。」
健「(Jasonに向かって)Just like you and Saki used music to communicate with each other, we want to use English to communicate with people around the world.
Jason「That sounds great. So how are you going to communicate with people around the world? I mean, what exactly are you going to do?
健「Well... だから何をするかって言われても、まだ…」
結衣「…」

この、“トレンディー”でない展望にショックを受けつつ、たかしさんは未来へと戻っていきました。
自分の手で頭をこすって。。。

世界と英語でつながるためには?(未来のホテル!HOTEL TRENDY)
  • ホテルトレンディ
  • トレンディエンジェル

今回も、過去から連れてこられた健と結衣。

Joann「Hi, Ken. Hi, Yui. Are you ready to study English?
オーナー「どうした?元気がないな。何かあったのか?」
たかし「悩んでないで、話してみたら?」
健「英語を使って、もっと世界の人と交流を深めたいんですけど、具体的にどうしたらいいかわからなくて…」
Joann「あ〜そっかぁ。You want to communicate with more people around the world in English. 健は、世界中のもっとたくさんの人と英語でつながりたいのね。」
オーナー「まさに、English Communication 1!」
たかし「いや、それ、番組名だから!」

  • 健
  • Joann

健「もっと英語を生かせる方法があればいいなと思うんですけど、アイデアが…」
Joann「じゃあみんなで考えてみようよ!健はどんなことがしてみたいの?」
健「I want to make foreign friends.
Joann「海外の人たちと友だちになりたいんだね。じゃあ健、友だちができたら、どんなことができると思う?」
健「By doing this, I can broaden my point of view. 海外の国の友達を作ることで、視野が広がると思います。そうすれば・・・ボクと海外の国々との絆を深めることができると思うんですよね。」
Joann「そういうときは、こう言えばいいんだよ! I think this will deepen the relationship between me and other countries.

  • 結衣
  • 斎藤さん

Joann「じゃあ、結衣ちゃんはどう?」
結衣「I want to host foreign tourists. 私は海外の人たちをホストファミリーとして受け入れたいです。 By doing this, I can give them an opportunity to experience Japanese culture.
Joann「結衣ちゃんは、ホストファミリーとして海外の人たちを受け入れることで、日本文化を体験してもらいたいのね。」
結衣「I think this will deepen the relationship between me and other countries.
たかし「そういえば、オーナーも同じようなことを“世界レベル”で悩んでましたよね?」
オーナー「だから、俺も考えたぞ。」
たかし「真面目に考えたんですか?」
オーナー「もちろんだよ。世界にアピールするには、やっぱり映像配信だな。 I want to make videos in English. By doing this, I can amuse English speaker and become famous all over the world!
たかし「人を楽しませて、世界中で有名になれる?…結局自分のことじゃないですか!」
オーナー「あたりまえだよ!誰だと思ってるんだ。斎藤さんです☆」
たかし「…です?」

Today’s Mission!「海外インターン生のホストファミリーを体験」
  • たかしさんとJoann
  • いってきます!

たかし「さっき、結衣が『海外の人たちのホストファミリーになりたい』って言ってたよね?そこで!健と結衣には、実際に日本に来ている海外インターン生のホスト体験をしてもらいます!」
健「え〜マジですか?」
Joann「海外インターン生に日本文化を紹介するのよ。そしたら健、 You will make foreign friends, and you can broaden your point of view.
オーナー「よし、健と結衣!行ってこいよ!がんばってな。」
健&結衣「はい、行ってきます!」

  • セナさん
  • 挨拶のはぐ

トルコから企業の研修でやってきたインターン生、セナ・ナズ・チェビさん(21歳)と待ち合わせをした健と結衣。

結衣「Hello.
Sena「Hi, how are you?
結衣「My name is Yui.
Sena「I'm Sena.(結衣にハグ)」
健「I'm Ken.(ハグされそうになり)オレも!?」
Sena「We do like this in Turkey. We kiss both cheeks and we hug. (トルコではあいさつのとき、キスしてハグします。)」
健「(英語で)日本の朝のあいさつは「おはよう」と言うだけ。」
Sena「おはよう。」

結衣「(英語で)いつ日本に来たんですか?」
Sena「Last week today. (先週です。)」
健&結「(英語で)先週!?」
Sena「Yes, It's been a week. (ちょうど1週間前。)」
健「めっちゃ最近じゃん。」

  • 靴は揃えて
  • 畳の部屋

セナさんに1日体験してもらうのは、日本家屋での日常生活です。

まずは、靴の脱ぎ方を教えてあげましょう。
健「(英語で)待って待って。日本では、靴の向きをこう揃えるんです。」
Sena「OK, so when you are leaving your foot will be easier. (出かけるときに靴が履きやすいわね。)」
健「Yes.
Sena「OK!

続いて案内したのは畳の部屋。
結衣「(英語で)待って。日本では、畳の部屋ではスリッパは履かないの。」
スリッパをそのまま脱いだSenaでしたが…
Sena「Should I change it? This way? Again? (これもさっきみたいに向きを変えるの?)」
その通りです!

  • いただきます
  • お椀は持って

次は日本食を楽しんでもらいましょう!
Sena「What is this? (これは何ですか?)」
健「Miso soup. (みそ汁。)」
Sena「Which fish is this? (この魚は何ですか?)」
健「(英語で)サンマです。」
Sena「It's cute. It looks delicious. (ステキ。おいしそうね。)」
健「(英語で)食べる前には…“いただきます”」
3人「いただきます。」

ご飯の食べ方は…?
健「(英語で)お茶わんは持って食べるんです。」
結衣「(英語で)左手でこうやって持つの。」
健「(英語で)どうしてそんなにお箸が上手なんですか?」
Sena「We do have a chinese restaurant in Turkey. They also serve Japanese food like Sushi. (トルコに中華料理店があって、そこで日本食も出しているんです。)」

  • サンマはむずかしい?
  • おそば

では、サンマを食べてみましょう!
Sena「It's difficult. (むずかしいわ。)」
お箸をナイフとフォークのように使い始めたSenaさん。
健「(英語で)お箸はそんなふうに使ってはダメです。」
Sena「OK.
焼き魚はハードルが高かったみたいで…
Sena「I will eat yours. (そっちの(健がほぐしたサンマ)を食べようかしら。)」

Senaさん、そばにも初挑戦!
健「(英語で)日本では、音を立ててもいいんです。」
Sena「It's amazing! I'll do that. I can not but I'll try. (びっくり!私も試しにやってみよっと。)」
挑戦してみたSenaさんでしたが…
Sena「Nothing has happened. (全然できなかった。)」

  • 和菓子
  • セナさんと健、結衣

最後はお茶会です。
結衣「(英語で)日本人にとって季節は大切で、秋には…」
健「(英語で)お菓子をくりの形にしたりするんです。」
Sena「We have the seasons like all four seasons, but we don't change our food like according to seasons. (トルコにも四季はあるけど、季節に合わせて食べ物を変えたりしない。)」
健「(英語で)トルコでも、この伝統を取り入れてください。」
Sena「I will. It's really nice tradition. (そうするわ。ステキな伝統ですね。)」

健「(英語で)トルコに行ってみたいです。」
Sena「Visit me. Of course, I would like to host you. (ぜひ来て。私がホストをします。)」

JoannのSmall Talk with Big Names
  • Joann
  • 奈良橋陽子さん

ゲストは、キャスティングディレクターの奈良橋陽子さん。

Joann「ハリウッドで長年お仕事をされていると思いますが、どんな時にやりがいを一番感じますか?」
奈良橋「やりがいね。新しい才能を見つけると最高にうれしいですね。」
渡辺謙さんや真田広之さんなど、奈良橋さんが見出し、世界でその才能を認められた俳優は数多くいます。
奈良橋さんは、彼らのどこに才能を見出すのでしょうか?
奈良橋「当たり前の言い方をするなら、何か光っているものがあるとか。だけど、光っているということはどういうことかといったらね、その人の生きざまが見えるということ。その人の中の真実みたいなもの。」
Joann「会った時に、それがわかるんですか?」
奈良橋「感じます。写真でわかる。写真でね、“あ、この子だ”って。」
Joann「へぇ!」
奈良橋「それがまずひとつね。それが最優先だと思います。次に本当に大事なのが、今は特にテレビの時代なので、仕事も早いし、英語ですよ。」
Joann「英語?」
奈良橋「英語を話せないとやっていけない。映画のセリフだったら、昔は一生懸命習って、時間をかけてもいいかもしれないけれど、今はテレビだから、演出はそんなに待てないんですよね。 “違う”となったら、調節していくのが早いんですよ。だから、ついていくのに英語ができないと無理。」
Joann「そうなんですね。じゃあ、あっちに行って練習しながらだとちょっと難しいんですね。」
奈良橋「難しい。だから、いろんないい方に出会うじゃないですか。才能持っている方に。もう是非お願いだから英語を習ってください(って言うんです)。」
Joann「才能にあふれているのに、“英語ちょっと苦手なんです”でチャンスがなくなっちゃったらもったいないですもんね。」

次回は、奈良橋さんの生い立ちについて聞きます!

阿野先生のワンポイントLesson☆
  • 阿野先生
  • トレンディエンジェル

夜も更けたHOTEL TRENDYでは大人の時間が流れています。
たかし「きょうは、健くんと結衣ちゃんが、海外からのインターン生をホストファミリーとして受け入れるという体験をしましたね。」
オーナー「なかなか興味深かったですね。」
先生「では逆に、私たちが英語圏に行ってホームステイをするときのために、ちょっと勉強してみましょう。いつも私たちが日本語で言っている『ただいま』や『おかえり』にあたる決まったあいさつは、実は英語にはないんですよ。」
たかし「え!?『ただいま』は、 I'm home. じゃないんですか?」
先生「たしかに英語に I'm home. I'm back. という表現はありますが、これは自分が帰ってきたことを家の中にいる人に伝えるために使う表現なんです。つまり、玄関から見えるところに人がいないので、家の中まで聞こえるように大きめの声で“家に帰ったよ、戻ったよ!”と状況を伝える場合に使うんです。顔を合わせて I'm home. (今帰ってきたよ) とは言わないですよね。」
オーナー「たしかに、言わないですね。」
先生「また、『おかえり』を Welcome back! と言いそうなんですけども、毎日学校とか仕事から帰ってきた家族を、いちいち welcome (歓迎)することはないですよね。つまり、 Welcome back! というのは、旅行などである一定の期間、家を留守にしていた人に対してかける言葉なんですよ。」
たかし「じゃあ、家に帰ったときにあいさつはしないっていうことですか?」
先生「それは、するんですね。日常的なあいさつですから、 Hi, Mom! Hi, Takashi! などのようなあいさつをするのが一般的なんですね。」
オーナー「じゃあ、タイムトラベルから帰ってきたときは、トラベルっていうぐらいだから、Welcome back. でいいんですね。」
先生「はい、そうですね。」
たかし「トラベルじゃなくて、タイムスリップですよ、ツルツル滑るスリップ!」
先生「タイムスリップは和製英語なので、time travelが英語ですかね。」
オーナー「…もういいですよ。」

それでは次回もお楽しみに!

科目トップへ

制作・著作/NHK (Japan Broadcasting Corp.) このページに掲載の文章・写真および
動画の無断転載を禁じます。このページは受信料で制作しています。
NHKにおける個人情報保護について | NHK著作権保護 | NHKインターネットサービス利用規約