NHK高校講座

コミュニケーション英語T

Eテレ 毎週 月曜日 午後2:40〜3:00
※この番組は、2017年度の新作です。

コミュニケーション英語T

Eテレ 毎週 月曜日 午後2:40〜3:00
※この番組は、2017年度の新作です。

今回の学習

第10回 Let’s try! 1

日本文化を紹介しよう

  • 英語監修:文教大学教授 阿野 幸一
学習ポイント学習ポイント

日本文化を紹介しよう

  • 斎藤司さん
  • たかしさん

未来のある日。場所はHOTEL TRENDY。
先祖代々伝わる鳥の置物をなでまわすオーナー(トレンディエンジェル・斎藤司)。
オーナー「最近は古いものに興味が出てきました。一流は一流を知るということですね〜。」
そこに登場したのは執事のたかしさん(トレンディエンジェル)。
たかし「オーナー!今度、客室に日本風のものを飾ろうと思っているんですよ。例えば(紙で折られた人形を取り出して)これ!」
オーナー「ジャパニーズ ペーパー 人形!」
たかし「いや、Japanese paper dollですよ!」
オーナー「JPDだな!」
たかし「略すな!…あとこれ。日本手ぬぐい!」
オーナー「ジャパニーズ ハンド ゴシゴシ!じゃないですか。」
たかし「いやいや、Japanese hand towelです。もっと日本文化について知ってもらわないと!」
オーナー「そうだな。我々もご先祖様も英語をもっと磨いていかなきゃな!」
オーナーは、たかしさんの頭を日本手ぬぐいでこすり、執事のたかしさんを過去へと送り込みました。

  • we reserved a nonsmoking room.
  • 茶こぼし

お客様の部屋にやってきた支配人の山下健くん(狩野見恭兵)。
健「How can I help you?
Mike「Well, we reserved a nonsmoking room.
健「Yes. This is a nonsmoking room.
Mike「Really? But there’s an ashtray in this room.
健「Ashtray? 灰皿?」
Jamie「(茶こぼしを差し出して)This.
健「あー!No. This is not an ashtray. You put used tea leaves in it.
Jamie「Oh, it’s for tea leaves.
Mike「OK. Sorry, we thought it was an ashtray.
健「No problem.

  • I need to move this. OK?
  • Mike

床の間にお客様がスーツケースを置いていることに気がついた健。
健「I need to move this. OK?
Mike「(困惑しつつ)Um… OK...
健は床の間に置いてあるスーツケースを畳の上に移し、部屋を出ます。
健「Please enjoy your stay.
MikeとJamieは困惑の表情で健を見送りました。

  • 事務所で休憩中
  • サキさん

事務所で健と、幼なじみの木村結衣ちゃん(犬塚しおり)、祖母・山下サキさん(服部妙子)が休憩しています。
結衣「(茶こぼしを手にとって)茶こぼしって言うんだ。。。確かに灰皿に似てるね。」
健「ぼくもばあちゃんに教わるまで、何に使うのか知らなかった。」
サキ「ところで健。お客様に荷物を移動した理由はちゃんとお伝えしたの?」
健「理由?いや、伝えてないけど…」
サキ「海外のお客様は“床の間”のことは知らないでしょ。理由もわからずに荷物だけ動かされたら驚くわよ。」
健「そっか…そこまで考えてなかったな。」
サキ「お客様が日本での滞在をより楽しめるように、日本の文化をお伝えするのも“おもてなし”の一つじゃない?」
結衣「“床の間”の意味を知ったら、お客様も次からは同じことしなくなるしね。」
健「確かに。でも“床の間”って英語でどうやって説明すればいいかな…」

  • 掛軸の説明
  • 困る健

健、結衣、サキが客間にある床の間の前でMike、Jamieと話をしています。
床の間には、ゆりの生け花と掛け軸が飾ってあります。
健「This space is called tokonoma. Tokonoma is very important in a traditional Japanese room. It’s a special place. We display works of art.
Mike「Oh, I see, it’s a special place to display things.
Jamie「Now I understand why you moved our stuff. We weren’t supposed to put it there.
結衣「(サキに向かって)“床の間”は、特別な所なんだねって。荷物を移動した理由、分かってくれたみたい。」
Mike「(掛け軸を見ながら)This painting is really cool.
健「Thank you. It’s called kakejiku.
Mike「Kakejiku. Tell me more about kakejiku. What are the important elements of kakejiku?
健「えーっと…(結衣に助けを求める目線を送る)」
結衣「(無理!という表情で首をふり)…。」
この“トレンディー”でない対応にショックを受けつつ、たかしさんは未来へと戻っていきました。
自分の手で頭をこすって。。。

日本文化を紹介しよう(未来のホテル!HOTEL TRENDY)
  • 健と結衣
  • Joannさん、何か間違ってた?

たかしさんは未来へ戻るときに、やっぱり健と結衣も連れてきてしまいました。
オーナー「しかし、2人とも、きょうは(いつもとは)違った面でイケてなかったよね〜。」
健「えっ、なんで?Joannさん、何か間違ってた?」
Joann「そうね。Joannが見たところでは、英語は間違ってなかったよ。」

  • 結衣
  • 健とMike

それでは、どこがイケてなかったのか、先ほどの鳥縁屋での会話を思い出してみましょう。
床の間の説明を聞いたMikeは「Tell me more about kakejiku.」と言いました。
しかし、それに対して、健と結衣は何も答えられませんでした。
これは“トレンディー”な対応ではありません。。。

  • 斎藤さん
  • Joann

たかし「自分たちの対応を見て、どう思いましたか?」
健「自分たちの旅館のことなのに、掛け軸のことを説明できなかったのはかっこ悪かったかも…」
結衣「英語で日本の良さをもっと伝えられたらいいなと思った。」
オーナー「せっかく外国のお客様をお迎えしているんだから。オレだって知ってるぞ!和室はジャパニーズ ルームだろ?」
Joann「ん〜Japanese-style roomね!じゃあ、掛け軸は(何て言う)?」
オーナー「掛けるだから…フックスティック?」
Joann「あ〜残念!英語ではhanging scrollって言うんだよ。掛ける巻物っていう意味。」
オーナー「それだ!それだ!それそれそれ…」
結衣「hanging scroll…意味は伝わるけど、それが何のためにあるのかを説明できたらもっといいと思うけど…」
Joann「それには文化的な背景も知らなきゃいけないし、それを英語で何て言うかも考えなきゃいけないよね。」
オーナー「じゃあ、今回は2人(健と結衣)で調べてみたらいいんじゃないか?」
たかし「オーナー!ぼくたちも何かやりましょうよ!日本の魅力を伝える何かを!!」
Joann「じゃあ、ホテルに展示する日本文化を紹介するポスターを一緒に作らない?」
オーナー「いいね!じゃあ、それがきょうのミッションだ!」

Today’s Mission! Part1「日本文化を紹介するポスターを作ろう」
  • 浅草でインタビュー
  • 浅草でインタビュー

健と結衣が浅草で外国人観光客に「日本の好きなもの」についてインタビューをしました☆
その結果、
着物、折り紙、茶道、ビデオゲーム、マンガ、アニメ、古いものとモダンなもの、日本の人々や食べ物、建築、美術史、文化…
などの声を聞くことができました。
実際の2人の奮闘ぶりは、番組でご覧ください!

  • joann
  • トレンディエンジェル

ここで、インタビューをするときに役立つ英語をJoannに教えてもらいましょう!
オーナー「まず“日本は初めてですか?”って何て言うんだ?」
Joann「Is this your first time in Japan? って言えばいいんだよ。それに、日本に来ると初めての体験をたくさんするでしょう?そういうときには Is this your first time 〜? というフレーズが使えるんだよ。」
オーナー「ほぉ〜。」
Joann「例えば、Is this your first time eating natto? とかね。」
たかし「Is this your first time eating umeboshi? とか!」

日本文化の魅力を発見
  • 掛軸
  • 掛軸専門店

健と結衣は掛け軸について知るために、掛け軸の専門店を訪れました。
この店のオーナーの話では、掛け軸は“額”みたいなものと考えてもらえれば、とのこと。
ここで、英語で掛け軸について説明してみます!
This is one kind of traditional Japanese art.
It is a hanging scroll made of silk.
It has a beautiful painting on it.
People change kakejiku according to seasons.

  • 書道家の寧月さん
  • 外国人向けの書道教室

この掛け軸専門店に自分の書を持ち込んだ書道家の寧月(ねいげつ)さん。
彼女は外国人向けの書道教室を開いています。

寧月「ひらがなを教えてあげてご自身の名前などを書けるようになると何度も書いて、うれしそうに持ち帰ってらっしゃいます。」
結衣「“書く”ってwritingでいいんですか?」
寧月「writingですね!paintingだと絵を描くという意味になってしまうので。文字を書くという意味でwriting Chinese characterとか。」
健「Chinese character!」
寧月「そうですね。Kanjiと言っても通じることも多いですが、Chinese characterと言って説明しています。」

寧月さんが考える書道の魅力を聞いてみました。
寧月「外国の方は日本の“黒と白”のシンプルな美しさにひかれるんです。」

Today’s Mission! Part2「日本文化を紹介するポスターを作ろう」
  • ポスター作り
  • 斎藤さんと健の作品

取材したことを参考にポスター作りを行いました!
テーマは「traditional Japanese culture」です☆

最初に、オーナーと健に作ったポスターの説明をしてもらいました。
We made a poster about “traditional Japanese-style room and kakejiku.”
These are tatami mats and tokonoma in Japanese-style rooms.
This is kakejiku.
Kakejiku is one kind of traditional Japanese art.
It has a beautiful painting on it.
We can feel seasons in the room by changing kakejiku.
Seasons are very important to Japanese people.

  • Please guess what I’m going to explain.
  • 知己は、友だちって意味

次に、たかしさんと結衣に作ったポスターの説明をしてもらいましょう。
たかし&結衣「Please guess what I’m going to explain. It is one kind of traditional Japanese art. You use a brush and black ink.
Joann「Is it Japanese calligraphy?
たかし&結衣「It has kanji on it. It is difficult to read.
Joann「これってちなみに何て読むの?」
結衣「知己(ちき)だと思います。」
オーナー「知己は、友だちって意味だな。」
Joann「あ〜!じゃあfriendって書いてあるんだね。」
結衣「It’s beautiful... black and white... 調和って言いたいんだけど…」
Joann「調和はSense of harmonyって言うかな。だから、The colors black and white create a sense of harmony.って言ったらどう?」
たかし「Japanese people enjoy it like a painting.

阿野先生のワンポイントLesson☆
  • 阿野先生
  • ショウガない…

夜も更けたHOTEL TRENDYでは大人の時間が流れています。
オーナー「きょうは日本文化を紹介するいろいろな英語が出てきましたね。」
阿野先生「では、ここでもう一つ、日本文化に関わる英語表現を見ていきましょう。刺身!刺身は英語で何て言いますか?」
オーナー「刺身は生の魚だから…raw fishですよね!」
阿野先生「実は、英語でもsashimiでいいんです。raw fishと言うと、日本の刺身のことを知らない人はビックリしてしまうかもしれないです。raw fishは料理(cook)されていない生の魚のイメージでとらえられてしまうかもしれません。」
たかし「釣った魚が(そのままの形で)テロ〜っとある感じですか?」
阿野先生「ちょっと驚いちゃいますよね。刺身はもともと日本料理なのでsashimiと言っていいんです。(ただし)刺身がどんなものかの説明が必要かもしれませんね。そういうときには、sliced raw fish(薄く切られた生の魚)と言えば説明ができますね。」
たかし「そういえば、わさびもwasabiですよね!」
オーナー「確かに…生姜もshogaですもんね!!」
阿野先生「しょうがないですねぇ…生姜はgingerですよ。」
オーナー「…本物の親父ギャグはくるな!」
たかし「阿野先生、スゲーぜ!」

それでは次回もお楽しみに!

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