NHK高校講座

簿記

Eテレ 夏・冬期特別講座放送
※この番組は、前年度の再放送です。

  • 高校講座HOME
  • >> 簿記
  • >> 第6回 簿記の基礎 決算前にチェック! 〜試算表と精算表〜

簿記

Eテレ 夏・冬期特別講座放送
※この番組は、前年度の再放送です。

今回の学習

第6回 簿記の基礎

決算前にチェック! 〜試算表と精算表〜

  • 簿記監修:城西大学経営学部客員教授 粕谷 和生
学習ポイント学習ポイント

決算前にチェック!〜試算表と精算表〜

決算前にチェック!〜試算表と精算表〜
  • さかっちと莉奈ちゃんと祥伍くん
  • 一緒に簿記を学ぼう!

今日も絶好調!オーナー店長のさかっち(酒井瞳さん)。
そして、アルバイト従業員の莉奈ちゃん(松田莉奈さん)と祥伍くん(石井祥伍くん)。
今回も、3人と一緒に簿記を学んでいきましょう☆

なぜ試算表をつくるの?
  • わたび〜
  • 転記に間違いがないかチェックをするためのものが試算表

公認会計士でお笑い芸人のわたび〜さん。
今回はなぜかアフロヘアでの登場です。
美容院に行く前にかつらで試してみたんだとか。
…何事も事前にチェックすることは大事ですよね☆

簿記においても、事前にチェックすることは大切です。
前回、仕訳から転記をするということを学びました。
この転記に間違いがないかチェックをするためのものが試算表です。
試算表は、総勘定元帳のすべての勘定から合計金額や残高を吸い上げて作った表です。
仕訳では借方と貸方の金額は一致するんでしたよね。
ということは、そこから作った総勘定元帳が正しければ、試算表でも借方と貸方の金額は一致するのです。
これを貸借平均の原理といいます。
試算表には、合計試算表・残高試算表・合計残高試算表の3種類があります。
試算表(どれか1つでも大丈夫!)を作ることで、転記に漏れがないかどうかがチェックできます。
すべてのミスを発見できるわけではないことに注意してくださいね☆

簿記マスター演習!〜試算表を作ろう〜
  • 現金勘定
  • 500円を合計試算表にある現金の借方に記入

最初に合計試算表を作ってみましょう☆
合計試算表は各勘定口座の借方合計と貸方合計を集めて作ります。

上の左図のような現金勘定の場合、
借方の300円と200円を合計した500円を合計試算表にある現金の借方に記入します。
同じように、貸方の100円と300円を合計した400円を合計試算表にある現金の貸方に記入しましょう。

  • 各勘定ごとに計算しましょう
  • 各勘定ごとに計算しましょう

各勘定について先ほどのように計算していくと、合計試算表ができあがります。
みなさんも挑戦してみましょう☆

  • 合計試算表(上側)
  • 合計試算表(下側)

合計試算表の借方の合計金額と貸方の合計金額は必ず一致します。
一致しなければ、どこかでミスをしています。
必ず一致していることを確認しましょう☆

  • 「残高」とは各勘定の借方合計と貸方合計の差額
  • 残高がある方に記入

次に残高試算表を作ってみましょう。
残高試算表は各勘定口座の残高を集めて作ります
この「残高」とは各勘定の借方合計と貸方合計の差額のことです。
上の左図のような現金勘定の場合、
借方合計が500円、貸方合計が400円なので、差額100円を残高試算表に記入します。
残高がある方に記入するので、この場合には借方に記入することになります。

  • 借方残高
  • 貸方残高

貸方合計よりも借方の合計金額の方が大きい場合、残高は借方側にあるので、借方残高といいます。
逆に
借方合計よりも貸方の合計金額の方が大きい場合、残高は貸方側にあるので、貸方残高といいます。

  • 残高試算表(上半分)
  • 残高試算表(下半分)

先ほどの各勘定を見ながら残高試算表を完成させてみてください!
残高試算表の借方の合計金額と貸方の合計金額も必ず一致します。
一致しなければ、どこかでミスをしています。
必ず一致していることを確認しましょう☆

  • 合計残高試算表

そして合計残高試算表は、合計試算表と残高試算表の2つをまとめたものです。

実践!簿記ing〜精算表を作ろう〜
  • 精算表を作ろう
  • 残高試算表を精算表に書き写す

残高試算表から損益計算書と貸借対照表を瞬時に作ることができる優れものが精算表です。
精算表は決算のあらましを前もって知りたいときなどに作られます。

それでは実際に作成してみましょう!
(手順1)残高試算表を精算表に書き写す
このとき借方合計と貸方合計の金額が一致していることを確かめましょう!

  • 資産・負債・資本は貸借対照表、収益・費用は損益計算書
  • 各勘定の残高を損益計算書と貸借対照表それぞれにスライド!

(手順2)各勘定の残高を損益計算書と貸借対照表それぞれにスライド!
勘定科目のうち、現金、売掛金、商品、備品資産です。
また、買掛金と借入金負債資本金資本商品売買益収益給料と支払利息費用となります。
資産・負債・資本貸借対照表収益・費用損益計算書に記入しましょう。

  • 借方合計と貸方合計の金額は必ず一致
  • 借方合計と貸方合計の金額は必ず一致

(手順3)損益計算書の当期純利益を計算
損益計算書の借方・貸方それぞれの合計金額を計算して、その差額を当期純利益の行に記入します。
そして、借方・貸方の合計を計算しましょう。
借方合計と貸方合計の金額は必ず一致します。

(手順4)貸借対照表の当期純利益を計算
貸借対照表の借方・貸方それぞれの合計金額を計算して、その差額を当期純利益の行に記入します。
そして、借方・貸方の合計を計算しましょう。
こちらも借方合計と貸方合計の金額は必ず一致します。

  • 損益計算書と貸借対照表の当期純利益の金額が同じ
  • 損益計算書と貸借対照表の当期純利益の金額が同じ

(手順5)最終確認
最後に、損益計算書と貸借対照表の当期純利益の金額が同じであることを確認してください。

  • 次回もお楽しみに〜!

借方・貸方の合計金額が一致したときの快感!
みなさんも簿記の楽しさがわかってきましたか〜?
しっかり復習しておいてくださいね!

それでは次回もお楽しみに〜☆

科目トップへ

制作・著作/NHK (Japan Broadcasting Corp.) このページに掲載の文章・写真および
動画の無断転載を禁じます。このページは受信料で制作しています。
NHKにおける個人情報保護について | NHK著作権保護 | NHKインターネットサービス利用規約