今回は今から1500年以上さかのぼる北魏時代に刻された「牛橛造像記」を臨書する。これは世界遺産にも登録されている龍門石窟の古陽洞内に刻された書。刀で彫られた点画は直線的で角張っており(方筆)、独特の気迫が感じられる。この切れ味のある筆使いを、実際に文字を刻すことによって感覚をつかみ、臨書する。また、刻された書を拓本に採ることによって書が広く時代を超えて学ばれてきたことを知る。
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