体内環境は肝臓や腎臓以外に,神経系によっても調節されている。体内環境の変化を脳の一部である視床下部が感知し,各器官に対して脳からの反応の指令が自律神経系を通して伝えられる。自律神経系には,活発に活動する時にはたらく交感神経と,休息時にはたらく副交感神経がある。わたしたちが緊張すると,心臓がドキドキし呼吸が速くなるのはなぜだろうか。今回の学習では,交感神経と副交感神経が各器官に拮抗的にはたらくことを知り,自律神経系が体内環境を一定に保つ役割について理解を深めてほしい。
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