甲府局アナウンサー日記

アナウンサーの髙橋美鈴です。
6月の終わりに甲府の住民になって半年が過ぎました。
ありがたいことに「まだ半年しか経っていないんだ」と思うぐらい密度の濃い日々を送らせていただいています。

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富士登山には挑戦できませんでしたが、大菩薩峠には家族で登ってきました。
この稜線の絶景は本当にすがすがしい。自分の足で山に登り、どこまでも続く山なみを見る...ほかにも登りやすくて(しかも眺めがいい)山があるようなので、できるだけたくさんの景色を子供たちに見せてあげたいと思いました。

楽しみにしていた「新しい出会い」もたくさんありました。
秋には「ラジオ深夜便のつどい」で俳優の柳生博さんと対談。夏と秋に八ヶ岳を訪ね、柳生さんが手入れをしてきた里山の中で打ち合わせができたことも印象に残っています。
自然に対するロマンと信念あふれるお話、80歳をこえてなおエネルギッシュなその姿に番組スタッフともどもおおいに刺激を受けました。
「ラジオ深夜便」では甲府で新婚時代を送った文豪・太宰治の作品「新樹の言葉」も朗読しました。 甲府に転勤が決まった時にアナウンサーの先輩が教えてくれた名文「シルクハットを倒(さか)さまにして、その帽子の底に、小さい小さい旗を立てた、それが甲府だ」が出てくる短編です。
取材で訪れた県立文学館では、私と同じ北海道室蘭市出身の芥川賞作家八木義徳さんも山梨ゆかりの作家であることを知りました。
お隣の県立美術館でミレーの名画とともに、大好きなコローの絵に出会ったことも嬉しい驚きでした。
秋にはワインツーリズムワイン県をめぐる動きにも触れることができました。ブドウ畑をながめ、ワイナリーをたずねたことで山梨とお近づきになれた気がしています。

そして、最新の出会いは山梨ゆかりのロックバンド、フジファブリック
多くの曲を手掛け、ボーカルとしても活躍した富士吉田市出身の志村正彦さんが29歳で亡くなって今月で10年。甲府放送局ではテレビのドキュメンタリーとラジオ番組を制作・放送しました。
ヤマナシクエスト」でナレーションを担当し、「かいラジ」では制作に関わったこともあり、12月はフジファブリックの曲を繰り返し聞きました。
志村さんの曲に支えられてきたという多くの皆さんの声に触れ、その歌詞や歌声が胸に迫りました。

「ヤマナシクエスト」は全国の皆さんからのリクエストにお応えして
来月BS1「にっぽん ぐるり」で全国放送されます。
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2020年1月24日(金)午前0時~0時45分 *1月23日(木)深夜
また、NHK甲府放送局のHPの中に特設サイトもあります。ぜひご覧ください。
>> 若者のすべて フジファブリック 志村正彦

朝晩冷えてくるとともに、遠くの山並みがくっきり見えるようになり、冬がきたことを実感します。(お天気カメラを見ながら、日々表情を変える山の表情に見とれてしまうこともしばしば...)
皆さまお元気でよいお年をお迎えください。

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