甲府局アナウンサー日記

大学進学のために、この学ランを脱いで山梨を出たのが12年前。 20170725.jpg また、山梨から旅立つことになりました。

このたび、北九州放送局に転勤することになりました。
4年間、故郷での取材では、さまざまな方にお世話になりました。

伝統の祭りの中継もありました。
この学ランを着て、母校をはじめ、県内の文化部をたずね歩きました。
作業着を着て、県内の防災力をあげようとする取り組みを取材しました。
山梨の風土を愛する人たちにも会えました。
全国を驚かすような特産品を作っている人がいました。
憧れの方にインタビューする機会も得ました。
とても全てを書ききれませんが、どれも思い出深い現場です。

今だから正直に書きますが...
12年前に胸にあったのは、「ああやっと山梨を出られる!」という気持ち。
“文化がない”とか、“活気がない”とか、今の若者に取材しても同じような気持ちが返ってきましたが、当時の私も、そういうイメージを故郷に抱いていたんですね。

でも、県内各地で取材して出会ったのは、たしかに人が減って寂しくなっていく故郷の姿ではありつつも、それに反抗したり、山梨での生活を少しでも楽しくしようとしたりする人たち。

自分の同年代や、少し上の世代の方々を取材すると、「故郷を愛せるようになった」というような言葉が聞かれ、そのたびに私も、故郷への思いが深くなっていきました。

山梨は、これからますます面白くなりそうですね!
防災も、各地域、自治会で、力強く旗振り役になる人が増えています。

私自身は、故郷を元気にするとか、地域の役に立つことが、放送という自分の仕事を通じて、多少なりとも出来たのかは分かりませんが、「学ラン着てやってるね」「作業着で、防災のこと教えてくれてるね!」と各地で声をかけていただきました。
故郷が、自分をもう一度育ててくれたなぁ、今、そんな気がしているのです。

12年前とはまったく違って、故郷を離れるのが寂しいですが、学ランを、再び脱ぎます。

・・まぁ、次の局でも、着るかも分かりませんが。キライじゃないので。(笑)

それはさておき、山梨から旅立ちます。
故郷で育てていただいた廣瀬、これからもしっかりとがんばっていきたいと思います。
本当にありがとうございました!

 

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