くう ねる あそぶ こども応援宣言

2月3日放送の特集「楽しい!つらい?学校給食」には、小学生から80代の方々まで2,900件を超えるご意見や体験談をいただきました。たくさんの声をお寄せいただき、ありがとうございました。
「楽しい給食」についてのエピソードやご意見とともに、多く寄せられたのが「つらい給食」の体験談や悩みの声。その内、8割近くを占めたのが「完食がつらい」という声でした。皆さんから頂いた反響の一部をご紹介します。


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■「楽しい給食」についての体験談やご意見

給食も給食当番もだいすきです。教室ではなく栄養士の先生がとくべつしつに給食を用意してお話してくれる日が、とくにだいすきです。(東京都・10代)

僕の中学校では、全校が300人程度ですが給食がほぼ全く残りません。残っても全校で一人前未満です。時々選べるデザートの時や、メニューを授業で考える時、リクエスト給食の時、汁物の中にクラスで1個だけ星型の人参が入っている時もありますね!(岡山県・10代中学生)

小中学校ともに給食の時間が、一番楽しく大好きでした!調理師さんがメニューの希望を聞いてくれたり、作り方について教えてくれたことも楽しい思い出です。「食べることは生きる基本」に納得。(東京都・20代)

小学校に行く時の楽しみだった給食。毎日お昼の時間が楽しみで勉強も頑張ってました。また食べたいなぁ!

給食調理員従事者です。給食を食べる事だけでなく、給食がどのように作られるかなどの過程も知って、楽しく食べてもらえたらなと思うこともあります。空っぽになった容器を見るとやはり嬉しくなります!(北海道。20代男性)

 

 

■「つらい給食」についての体験談やご意見

うちの息子は本来は食のいい子。しかし残食ゼロにこだわる厳しい担任。今まさに親子共々悩んでいます。本来楽しくリラックスできる時間なのになぜか給食だけがたべられない。今は保健の先生に親子で助けられながら過ごしています。学校が好きな息子に早く戻って欲しい。(静岡県・40代女性)

私は給食センターで働いています。帰ってくる食器に「嘔吐しました」とあり、知り合いの保護者に聞くと、無理やり食べさせる先生もいるそうです。完食よりも、食べて美味しい!楽しい!って思うことの方が食育の第一歩だと思うので、吐くまで食べさせるのは悲しくなります。知り合いの子はそれが苦痛で不登校になりました。給食が楽しい時間になって欲しいです!(岡山県・30代女性)


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うちの子の学年は、クラス対抗で「残食ゼロ競争」をしていて、ポイントが貯まるとお楽しみ会ができるそうです。うちの子は少食ですが、残すと皆なに迷惑がかかるからと無理して食べたら嘔吐してしまい、更に給食が苦手になってしまいました。このままでは給食が原因で不登校になってしまわないかとヒヤヒヤしています。もっと楽しく給食を食べられるといいのに…。(愛知県・40代)

 

小学生の子どもがいます。給食を残したいとき、先生の許可を得て、更に給食室の人に残してごめんなさいと謝らなくてはいけない決まりだそうです。食事の量は個人差があり、体調などで食べることがツライときもあるとおもいます。食べ物の大切さを教えるのは大事なことだと思いますが、食べることを強いるのはどうかな?とおもいます。(滋賀県・40代女性)

学校の給食が楽しくなかった。先生が完食を1年間させると決めたので、具合の悪い時や苦手な食べ物があるときは特に学校に行くのがイヤだった。食べるまで教室の後ろで地べたに正座させられて食べてる人もいた。泣きながら食べている人もいた。先生や喜んでいたが自己満足だと思う。地獄の1年間でした。(沖縄県・10代)



■改善に向けた実践例や提案についても、様々なご意見が寄せられました。

小学校2年生を担任しています。私も以前は、「給食は残さない」と子どもたちに指導していましたが、ある日保護者から「給食が嫌で登校を渋る」といった相談がありました。そこで「いただきます」をしたあとに自分で減らすようにしたところ、その子は登校を渋ることがなくなりました。減らした分は増やしたい子が食べるので残食はほとんどありません。こういう方法もあると思います。(鹿児島県・40代男性)

小学1年生の息子は野菜が大嫌いです。でも、少しずつですが野菜を食べれるようになりました。周りのお友だちが『頑張れ』と応援してくれたり、担任と栄養士の先生が【達成出来る目標】を一緒に考えてくれて、毎日小さなチャレンジをしています。『今日は3口食べれたよ』と報告してくる息子が頼もしいです。(千葉県・30代女性)

学校給食をセンター方式の施設で作ってる調理員です。夏休み中の子供たちが食べる事に心配せずに済むよう、希望者に提供できる体制があってもいいのではと思います。(愛知県・40代女性)

貧困格差が広がる中、中学校給食のあまりにひどい実態がある。もっと、子ども達の食文化を通した豊かな教育を育む場だと捉え直す時代にきているのではないでしょうか。各学校に栄養教諭の配属もその前提になるのではないでしょうか。(兵庫県・70代女性)



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皆さんからいただいたご意見や体験談は、「給食」という枠組みを超えて、学校や教育のあり方や、子どもとの向き合い方などを深く考えさせられる内容ばかりです。子どもたちの「くう ねる あそぶ(学ぶ)」をどのように守っていくと良いのか、これからも皆さんとともに考えていきたいと思います。

「くうねるあそぶ こども応援宣言」制作スタッフより