くう ねる あそぶ こども応援宣言

いつ、どこで起きるか予想ができない自然災害。
登下校中や、公園で遊んでいるとき、習い事の行き帰りなど、子どもが「一人」でいるときに災害が起きる可能性がないとは言えません。
もしも、子どもが一人でいるときに災害にあったら、どうすればいいのか?
防災士の柳原志保さんに、アドバイスを伺いました。

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◇学校への通学路で被災したら?


家から学校に向かう「通学路」は、学校から指定されていることが多いと思います。
まずは、親も子どもといっしょに通学路を歩き、どんな危険があるか事前に確認し、どう対処すればいいか
子どもと一緒に話すことが大切です。

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(よくある心配なポイントと対応)
①高層マンション:地震が起きたら窓が割れて落ちたり、ベランダから落下物があったりする可能性
→建物から離れる。逆にそのマンションの中や軒下に入った方が安全な場合も。
    近くに建物があれば避難する。

②狭い道: 古い建物は倒れやすい。 →道路の真ん中に寄る。
(昭和56年に建築基準法が改正。耐震基準が厳しくなる以前の建物は倒れやすい可能性があるので注意する。)

③電柱と電線: 地震が起きたら電柱が倒れたり、電線が切れたりする可能性がある。→近づかない。

④自動販売機: ほとんどが地面に固定されているが、重量は800キロもある。→近づかない。

どの場合も、その瞬間にその場にいて、動けない場合は「ダンゴムシのポーズ」で身体を丸め、手で頭と首を覆います。こうすると、頭や首は勿論、手首の内側の太い血管も守れます。ランドセルやかばんで頭を守るのもいいです。「地震が来たら、ダンゴムシ!」と覚えましょう。

 

003_20190308.jpg(柳原さんからのアドバイス)
●迂回路を子どもと確認すること
災害が起きると、通れなくなってしまう道もあるかもしれません。
通常の通学路以外の迂回路を考え、時々親子で確認するためにいっしょに歩きましょう。

●学校へ行く?家に戻る?悩まないために
地震が起きた時「そのまま学校へ向かうのか?」それとも「家に帰るのか?」
どの地点を基準に考えればいいか、あらかじめ決めておくと子どもも行動しやすくなります。



◇「習い事に行っているときに被災したら?」


塾やサッカー教室など、習い事によって災害時の対応は異なります。
保護者とどうやって連絡を取るのか?子どもは待機させてくれるのか?など災害時の対応について、それぞれの習い事に事前に確認しておくのが大切です。

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●「パーソナルカード」を子どもに持たせる

もしも出かけた先で避難するなどして、子どもと離ればなれになった場合を想定し、名前・家族・連絡先・持病などを記した「パーソナルカード」をケースに入れ、子どものカバンに入れておきます。
家族の写真や、「お父さん、お母さんは必ず迎えにいくよ!」というメッセージも書いておくと、いざというとき
子どもが安心できるかもしれません。500円玉など少しお金を入れておくのも役立ちます。

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★非常時は大人でもどうしていいか分からないものです。
災害が来る前に、親子で学校や習い事までの道のりをいっしょに歩きながら、危険な場所を確認し、どこに避難すればいいのか、どうやって連絡をとるのか、など話してみましょう。
親子のコミュニケーションもかねて、時々でもいいので繰り返し確認、練習しておくことをオススメします。


3月16日(土)夜9時放送 「くうねるあそぶ子ども応援宣言×ウワサの保護者会」コラボスペシャル
~災害 そのとき子どもは~

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