こんにちは。記者の大窪です。子どもは、10歳・5歳・3歳の男児。あわあわと子育て中です。
“孤育て”ひとりで悩まないで」というサイトで、子育ての不安や課題について記事を書いています。


【どうつきあう?子どもとマスク】
保育園や学校がはじまり、「マスクを着けさせるかどうか」悩むことありますよね。私も10歳の長男が暑い中、マスクを着けて真っ赤な顔で帰宅することがあります。「暑いときは取ってもいいのよ」、そう伝えても「けど、みな着けてるしさ。取るのも面倒だし」そんな答えが。3歳と5歳の2人はマスクを嫌がり、すぐに外してしまいます。
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【専門家からのアドバイスは】

そこで、子どもとマスクの付き合い方について、国の感染症対策にも関わっている沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩医師に聞いてみました。
takayama.JPG(高山医師)
「子どもは、いろんなものを触るのが仕事のようなものですから、とりわけ、子どもの手は汚染されている可能性が高いと言えます。ですがマスクの着け心地などが気になって、顔を頻繁に触るようになると感染のリスクを高めてしまう可能性もあります。着けるかどうかは、その子の成長に応じて決めればよく、まめな手洗いなど基本的な対策を優先してほしいですね」

○熱中症も心配です。

(高山医師)
「マスクを着けっぱなしにしては体温調節がうまくできなくなり、熱中症になってしまうこともあります。外では必ずしも着用する必要はありません。暑い中のマスクは体調にも影響があるので気をつけて欲しいです」

○マスクについてどんなことを教えればいいのでしょうか。

(高山医師)
「気になって触るようなことをしない、マスクで遊ばない、他の人に触れさせない、外したあと、置きっぱなしにしない、色々ありますがこうしたこと守れるのは、お子さんによりますが、小学生になってからではないかなと思います。『みんながつけているから、あなたもつけなさい』と教えるのでは、感染対策の本来の目的を見失っています。一律に着用を求めるのではなく、発達段階や持病などを考えて着けるかどうかを決め、使い方も教えていけばいいのです」


【見守りながら】
先日、インターネット上で「登校中の小学生が男性から『マスクを着けなさい!』と、どなられておびえていた」という内容のツイートが話題になっていました。

子どもの成長も性格もさまざまですし、気候も日々移り変わっていきます。

みんなが一緒にマスクをつけるのではなく、ひとりひとりの成長を見守りながら、着用を考える、そんな思いが広まっていけばいいなと思っています。