演出・NHK高知放送局 ディレクター堀内 裕介
ドラマ「カゲロウの羽」監督の堀内です。
ついに、この日がやってきました。
「カゲロウの羽」の放送。ここまで本当に長い道のりでした。
ドラマ制作を企画したのが今から1年前。震災直後で、多くの人たちが傷つき、嘆き悲しみました。高知県にいる私は、直接被害を受けたわけではありません。まして被災地に行ったこともありません。だから、「がんばって」「がんばろう」という言葉を軽々しく言うことは、私にはできませんでした。
何か自分にできることはないのか、悶々とする中で、ある考えに至りました。このような時だからこそ、観た人の胸が温かくなるような、“やさしいドラマ”を創りたい。
豊かな自然が残った高知県の清流・仁淀川を舞台にすれば、人の心を癒す「再生の物語」がきっとできる。そう信じて、ずっと走りっぱなしの日々でした。
ドラマ「カゲロウの羽」は、脚本家の大山淳子さんや主演のあらいすみれさんをはじめ、俳優、スタッフ、そして地元のみなさんの想いが、ぎゅっと詰まった48分に仕上がりました。
仁淀川を舞台に紡がれるドラマの世界に、少しでも共感していただけたら幸いです。
高知発の地域ドラマ、ぜひご覧下さい!
さらに。
先日行われた「カゲロウの羽」の試写会には、仁淀川流域ご出身の人気漫画家・村岡マサヒロさんが来てくださり、「カゲロウの羽」を見た感想を寄せてくれました!こちらもぜひ見てくださいね!
村岡マサヒロの月イチ通信「仁淀川えい!」(NHK高知放送局ウェブサイト内)
| 2012年 | 3月16日(金) | 【総合】 | 20:00 ~ 20:48 | <四国4県> |
|---|---|---|---|---|
| 3月18日(日) | 【総合】 | 13:05 ~ 13:53 | <再・四国4県> | |
| 3月25日(日) | 【BSプレミアム】 | 12:00 ~ 12:48 | <全国放送> |
NHK高知放送局 広報担当佐々木 夢以
こんにちは、広報担当の佐々木です。
いよいよ「カゲロウの羽」放送日が迫ってまいりました…
四国のみなさん、今週金曜日(16日)の午後8:00から、総合テレビですよ!
四国以外にお住まいの方は、25日まで、あとちょっとだけお待ちくださいね。
さて、去る11日(日)にドラマのロケ地にもなった、いの町で「完成披露試写会」を行いました。
撮影にご協力いただいた方々などに、ひと足先に「カゲロウの羽」をご覧いただいたこのイベント。なんとドラマが完成したのは8日(木)で、まさに出来立てほやほやの全編を、世界で初めて!お披露目しました♪
気になるのはホールいっぱいのお客様の反応。
そうですね、何と言いますか…私としては、すばり「手ごたえあり!」という感じ!
泣いて笑って、みなさんから想像以上の大きな反応をいただきました。本当ですよ!
と言っても広報担当の私の自慢ではブログ読者のみなさんも半信半疑だと思いますので、ぜひ放送をご覧いただきたいです。
ひとりでも多くの方が泣き笑いの48分を過ごしていただけることを、心から願っています。
余談ですが試写会中、ドラマの制作スタッフの数人もぽろぽろと涙を流していたんですよねぇ…。私も少し、もらい泣きしてしまいました。
大切に作り上げた作品が誰かのもとに初めて届いた瞬間。感無量でした。
実はこの試写会のあと、主演のあらいすみれさんと演出の堀内ディレクターのトークショーも開催しました!
ステージに登場したあらいさんも、直前まで目をうるうるさせていたお1人。
私が言うのもあれですが…と前置きしたうえで、「とてもいいドラマに仕上がっていました!」と顔をほころばせていらっしゃいました。
そこからトークは、撮影中にあらいさんが堀内ディレクターから受けた数々のいじめ(愛のムチ?)のエピソードや、土佐弁にまつわる苦労話、ロケの合間にこっそり楽しんだ高知の食について…などなど、様々なマル秘話に展開。
マル秘なので、残念ながらここではお伝えできません…!笑
会場に来て下さったみなさんは、ここで耳にしたエピソードを踏まえて、ちょっとコアな視点で物語を楽しんでくださいね。
ちなみに完成披露試写会の開催日は、東日本大震災から1年を迎えた3月11日。
会場では多くのみなさんに、被災された方々へのメッセージを寄せていただきました。
ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
必ず、東北地方へと届けさせていただきます。
NHK大阪放送局 音響デザイン井上 直美
初めまして。NHK大阪放送局・音響デザインの井上です。
今回この「カゲロウの羽」の音響効果を担当しています。
先日、無事MA作業が終わりました!

MAというのは、収録・編集が終わって一つながりになった映像に、
セリフや効果音、音楽などの音を合わせていく作業なのですが、
ドラマ制作の行程でいうと、長い長~い道のりの、最後の峠越えのような作業です。
ゴールはあと少し…!
さてさて、我らNHK音響デザイナーは、ロケにも参加します。
台本を読んで、ドラマに必要な“音”をピックアップしていくのですが…
今回の目玉は何と言っても“カワガラスの声”!!
NHKの誇るサウンドアーカイブにも、カワガラスの鳴き声は数が少なく、
飛行時の鳴き声と言ったら皆無…
しかしこのドラマでは、この“カワガラスの鳴き声”が必要そう。
なんてったって、ヒロイン小夜子の象徴ではありませんか。
そこで今回、その“幻のカワガラスの声”を求めて、音ロケに行ってきました!

日本野鳥の会会員のHさんのアドバイスを頂き、
寒ーい1月の川べり、夜明け前から待つこと30分…
やっと目の前にカワガラスが…!(涙)

どんな鳴き声が録れたかと言うと…?
結果は、ドラマを見てのお楽しみ!!です。
皆さん、ドラマのどこでカワガラスが鳴いているか、チェックしてみて下さいね~
思わぬところに登場しているかも知れませんよ???
