美術品のケアを専門とするコンサヴァター。
この匠シリーズが立ち上がったときから、ぜひ紹介したいと考えていた世界です。
兵庫県立美術館の相澤さんは20年以上この仕事を続けてこられた方ですが、今でも作品に向きあうときは歴史的資産を扱う重圧を強く感じるといいます。
“自分はただ未来につなぐだけ”という相澤さんの言葉には、作者と作品の意図を何よりも重視し、将来のためにもっとも良い状態で残していきたいというコンサヴァターの信念が込められています。
映像を見ていただき、相澤さんの格好良さとこの仕事の魅力を感じて頂けたら幸いです。