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NHK神戸放送局と震災

NHK神戸放送局と震災

NHK神戸放送局の会館(以下、会館)は昭和46年(1971年)に神戸市中央区のトアロード沿いに建設されました。
会館には上映会用のシアターやオープンスタジオ、喫茶コーナーなどがあり、多くの視聴者に親しまれてきました。

平成7年1月17日午前5時46分。
会館内に設置されていた“スキップバックレコーダー”は、大きな揺れを感知して録画を開始。揺れのすさまじさを全世界に伝えました。
後に「阪神・淡路大震災」と命名されるこの地震で会館の建物は大きく損傷し、後に全壊と判定されました。

このサイトでは、当時の記録写真を公開しています。
写真はおおむね震災発生直後から1年後までに撮影された写真です。
(PCでは画像をクリックすると大きいサイズのものをご覧いただけます。)

建物被害(外観)

会館の南壁面には縦に大きな亀裂が入った。

会館の南壁面

2階は窓周辺が大きく損傷した。

2階にできた亀裂

建物の北西角は壁が剥がれて膨らんだため、塀を押し出している。

会館を北西角から撮影

正面玄関横の窓ガラスは粉々に

正面玄関横の窓ガラス

会館を南側遠景。窓周辺に亀裂が多くみられる。

会館を南側から撮影

東南角は壁の損傷が大きい。

会館を東南角から撮影

建物被害(内部)

室内は物が散乱し、壁にも亀裂が入った。

2階部分

大きな亀裂の入った室内

2階部分

一部大きく剥がれ落ちた天井

2階部分

2階部分

2階部分

2階 喫茶コーナーとビデオライブラリー付近

3階 左端の柱に設置されているのが、巨大な揺れをとらえたスキップバックレコーダー

階段側面の壁も大きく剥がれ落ちた

2階 階段付近

仮設スタジオ

被災した神戸放送会館に代わり、放送機能は仮設スタジオが担うことになりました。仮設スタジオは会館からほど近い小学校のグラウンドに設けられました。

阪神・淡路大震災後 神戸放送局 建設中の仮設スタジオ
阪神・淡路大震災後 神戸放送局 建設中の仮設スタジオ
阪神・淡路大震災後 神戸放送局 仮設スタジオ全景
阪神・淡路大震災後 神戸放送局 仮設スタジオの入口

仮設のテレビスタジオ

スタジオに併設された取材拠点