心臓発作で亡くなる人は、年間3万5千人といわれています。突然心臓がけいれんする「心室細動」は、心臓発作の原因の中で最も大きな割合を占めていますが、初動の3分以内に電気ショックを与えることで7割という高い確率で救命が可能です。国は、2004年7月に、この電気ショックを与える「除細動器(AED)」を、一般市民でも使えるように制度を変更し、空港や駅などの施設で設置が進んでいます。しかし、法制度は整ったものの、市民の認知度は依然低く、実際に使いこなせる人が育っていないのが現状です。
NHK神戸放送局は、こうした状況を受け、AED普及に向けたキャンペーンに取り組みます。
最近は、街でAEDが設置されている施設をよく見かけるようになり、AEDの存在は、一般の人にも浸透してきました。しかし、実際にどのように使えばいいのか、知識をもつ人はまだ少ないというのが現実です。今回は、より多くの人がAEDを使えるようにと、講習会などへの参加を呼びかけるシリーズです。
西宮市にある会社では、2年前AEDを設置してから、会社として、社員が講習を受ける機会を設けてきました。そして去年、実際に、一人の男性社員が勤務中に突然倒れ、心停止となりました。その時、講習を受けて知識をもつ同僚たちがAEDなど適切な救命活動をおこない、男性社員の命は救われ、現在以前のように元気に働いています。
このエピソードを短く映像で紹介しています。是非ご覧ください。
NHK神戸放送局「AEDキャンペーン」に賛同していただいた菰野応急手当普及員の会様(三重県)から、会員の方による救命事例と、会の活動についてレポートを寄せていただきました。
NHK神戸放送局「AEDキャンペーン」に賛同していただいたマンション管理組合の方から、AEDの設置と講習会の模様についてレポートを寄せていただきました。
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