新兵庫史を歩く 山あいの古道に沿って〜神戸市北区〜

新兵庫史を歩く 山あいの古道に沿って〜神戸市北区〜

県内の名所・旧跡・歴史を視聴者とともに訪ねてその土地の美しい自然、風土に触れながら郷土の歴史や伝統文化のすばらしさを紹介する 「新兵庫史を歩く」。
第16回の舞台は、神戸市北区です。六甲山系と丹生山系の間に位置する丹生山田地域は、古くから丹生神社、六條八幡宮などの寺社を中心とした文化を育んできました。茅葺家屋が今も多く残る田園風景の中を歩き、歴史をたどります。

実施
平成20年11月9日(日)
放送日
<本放送>
平成20年12月5日(金)午後8:00〜午前8:43(総合テレビ・兵庫県内向け)
<再放送>
再放送:平成21年3月9日(月)午前0:25〜午前1:08(総合テレビ・関西地域向け)
※8日、日曜日の深夜の放送です。
※京都以外の地域で放送します。

新兵庫史を歩く 山あいの古道に沿って〜神戸市北区〜 パンフレット ※こちらから地図をダウンロードできます。(PDF)

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コースのポイント

寿福寺(じゅふくじ)

寿福寺(じゅふくじ)

天平6(743)年に行基によって開かれたと伝えられる高野山真言宗の古寺。18世紀後期に建てられた茅葺(かやぶき)の庫裏(くり)が市登録有形文化財になっている。また、本尊の木造薬師如来立像は県の重要文化財に指定されている。

天彦根神社・下谷上農村舞台(あまつひこねじんじゃ・しもたにがみのうそんかぶきぶたい)

天彦根神社・下谷上農村舞台(あまつひこねじんじゃ・しもたにがみのうそんかぶきぶたい)

天彦根神社は下谷上の村社で、毎年1月第2日曜日に弓引き神事が行われる。境内にある歌舞伎舞台は、天保11(1840)年再建との記録がある国の重要有形民俗文化財。回り舞台などの舞台機構の精巧さは他に類をみない。特に、花道の一部が反転して橋が出てくる仕掛けは全国唯一のもの。

栗花落の井(つゆのい)

栗花落の井(つゆのい)

丹生山田に住む郡司・山田左衛門尉真勝は、右大臣の娘・白瀧姫への恋に苦しんでいた。彼の人柄に感心した淳仁天皇は、姫を真勝のもとに嫁がせた。姫の没後、真勝が弁財天の社を建て供養すると、井戸が湧き出した。毎年栗の花が落ちる頃に水が湧くので、真勝は「栗花落」と改姓したという。

新兵衛石(しんべえいし)

新兵衛石(しんべえいし)

1770年頃、領内巡見中の下総古河藩主・土井大炊頭の前に、石の陰から庄屋の子、村上新兵衛が突然とび出して、村の実情を訴えた。直訴は大罪であるが、大炊頭は少年の勇気をたたえ、罪を問わず、年貢の軽減も聞きとどけた。村人はこの石を「新兵衛石」と呼び、少年の勇気の記念とした。

無動寺(むどうじ)

無動寺(むどうじ)

聖徳太子の創建と伝えられる古刹。本尊の大日如来座像は高さ278.5cmの檜一木造。その他、平安初期から藤原期の特徴を示す釈迦如来座像、阿弥陀如来座像、十一面観世音菩薩立像、不動明王座像と併せた5体の仏像と、境内の若王子神社本殿が国重要文化財に指定されている。

六條八幡宮(ろくじょうはちまんぐう)

六條八幡宮(ろくじょうはちまんぐう)

丹生山田の総鎮守社。平安中期の創建と伝えられ、本殿は貞享5(1688)年再建。源為義が京都六条の左女牛八幡宮を分霊合祀したためこの名がついた。文正元(1466)年建立の三重塔は、境内にあった神宮寺である円融寺の塔で、国の重要文化財。毎年10月には流鏑馬神事が行われる。

七社神社(しちしゃじんじゃ)

七社神社(しちしゃじんじゃ)

もとは丹生山にあったと伝えられる。石の大鳥居は元禄16(1703)年のもので、石造の鳥居としては地域で最も歴史がある。また、社殿は室町期の建築様式を残す、山田地区で最大のもの。左右に天満神社、天一神社を従える。毎年10月の流鏑馬神事は、こちらで行われた後に六條八幡宮に移動する。

丹生神社宝物殿(たんじょうじんじゃほうもつでん)

丹生神社宝物殿(たんじょうじんじゃほうもつでん)

丹生山にある丹生神社と、552年創建と伝えられる明要寺(廃仏毀釈により廃寺)の宝物が収められている。福原京に遷都した平清盛も参詣したといわれ、平安末期には幾多の伽藍を構えていた明要寺の偉容を伝える「明要寺全図」や、豊臣秀吉・小野道風の書などが納められている。

箱木千年家(はこぎせんねんや)

箱木千年家(はこぎせんねんや)

大同元(806)年建築という記録があることから「千年家」と呼ばれるが、室町時代中期に建設されたと考えられる。入母屋造りの平屋建てで、国の重要文化財。部屋が畳割りではなく板敷き、柱間が一定でない、前後の部屋境に板壁が入るなどの特徴がある。呑吐ダム建設に伴い現在の場所に移築された。

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