”いのち”を守る「防災力」。
私たちの暮らす街は、阪神・淡路大震災で「防災力」を高めてきました。
しかし、3月の東日本大震災で事態は大きく変わりました。
「大津波」、「マグニチュード9」、「広範囲な液状化」、「長周期地震動」。
阪神・淡路大震災では経験しなかった新たな事態が起き、今、再び「防災力」の見直しが迫られています。
NHK神戸放送局は、シリーズ「検証 ”いのち”を守る防災力」と題して、見直しが進められる「防災力」についてシリーズでお伝えしていきます。
※このコーナーは終了いたしました。
空港は、交通施設としてだけではなく、東日本大震災を受けて災害時の「防災拠点」としての機能も求められるようになっています。津波の対策に加えて、新たに必要となった「防災拠点」としての備えは十分なのか。神戸空港で検証しました。
阪神・淡路大震災では、医療の対応の遅れから500人の”救えるはずの命”が失われたといわれています。その教訓から整備されたのが、DMAT=災害派遣医療チームです。
液状化は、阪神・淡路大震災で、神戸市などの沿岸部を中心に一帯が水浸しになるなど被害が広がりましたが、東日本大震災でも、広い範囲に甚大な被害をもたらしました。
東日本大震災を受けて、兵庫県は、想定する津波の高さを2倍に引き上げ、新たに津波被害の「警戒区域」を設けました。その結果、県の最南端にある淡路島では、10メートルを超える大津波が到達する可能性があることがわかりました。
阪神・淡路大震災で、150万人が暮らす神戸市では津波の被害はなく、東南海・南海地震で想定している津波は、最大でも2.5メートルです。今のままで備えは十分なのか。見直しへの動きを取材しました。