『べっぴんさん』のジャズの世界 『べっぴんさん』のジャズの世界

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神戸在住ミュージシャンが出演。ジャズのまち・神戸のエッセンス

『べっぴんさん』のジャズの世界

ドラマの舞台である神戸は、「日本のジャズ発祥の地」としても有名です。
歴史をひもとけば、日本初のジャズのプロバンドが発足したのは戦前の大正12年。音楽家の故・井田一郎氏が率いる「井田一郎とラッフィング・スターズ」が、神戸のホテルで開かれたダンスパーティで演奏したのが始まりと言われています。
戦後、神戸のジャズはますます栄えました。踊るための音楽だったジャズが多様化し、「聴く音楽」としても親しまれるように。そしてライブスペースがあるレストランがどんどん誕生し、食事をしながらジャズを楽しむという、新しい神戸スタイルを生みだしました。

『べっぴんさん』のジャズの世界

『べっぴんさん』にも、ファッショナブルな若者たちが踊るナイトクラブ『青い月』や、ライブを聴きながらお酒やコーヒーを楽しめるジャズ喫茶『ヨーソロー』など、多彩なジャズシーンが登場します。
その中に出演する演奏者は、実際に、神戸を拠点に活躍しているミュージシャンのみなさん。ドラマに流れる音色ひとつにも、ジャズのまち・神戸のエッセンスがたっぷり凝縮されています。

林遣都さんの名演にうっとり。熱いパフォーマンス、二郎のドラム

『べっぴんさん』のジャズの世界

すみれの娘・さくらが恋する、河合二郎という男。働きながらプロのドラム演奏者を目指す若者を、林遣都さんが演じています。
なんと、まったくのドラム初心者だったという林さん。ドラム指導の先生のもと、3つの課題曲と2パターンのドラムソロを習得するため、猛特訓が行われました。初回の撮影まで約1か月しかなかったため、費やせるだけの時間をすべてドラムにささげたという林さん。テーピングや湿布の数を増やしながら、「もう一回やらせてください!」を何度もくり返す熱心さに先生も舌を巻いたとか。

『べっぴんさん』のジャズの世界

今回難しかったのは、二郎というキャラクターも反映したプレースタイル。鬼気迫るような若さみなぎるドラムプレーを表現するため、さらにハードルが上がりました。
役作りに熱心な林さんは、実際にジャズクラブにも足を運んだのだとか。そこで目にした、ドラムのチューニングや演奏中のアイコンタクトなど、何気ないしぐさをまねて、“ドラマーのたたずまい”を表現したそうです。
プロの先生方が絶賛するのは、「突き抜けるようなスピード感と潔さ」、そしてシンバルをとらえるときの「力強い眼光」。鋭い流し目にもうっとりする、二郎のドラムプレーにご注目ください!