過去のお悩み&きわめびと
もう1人で悩まない!"チーム家族"で向き合う がん
きわめびと池山晴人さんのワンポイント
3つの“はなす”で、がんと向き合おう!
もしも、あなたの家族が、がんと診断されたら、どうすればいいか悩んでしまいますよね。
「患者本人に、家族はどう声をかければいいのか?」
「治療法の情報は、どのように手に入れればいいのか?」
「1人で抱えがちな悩みを、誰に相談すればいいのか?」
そうした様々な悩みが一気に押し寄せます。
医療の進歩で、今はがんと共に生きる時代。だからこそ、大切なのが、診断初期の対応です。いざという時に必要以上に慌てないですむ極意を伝授します。
きわめびとは、大阪国際がんセンターで、社会福祉士・精神保健福祉士として、長年、がんの患者や家族の悩みを聞いて一緒に考え、解決に導いている、池山晴人(いけやま・はると)さん。
きわめびとが教えてくれる極意は、3つの“はなす”です。
<思いを“話す”~気持ちが伝わる接し方>
がんと診断された直後は、本人も家族も混乱してしまいます。お互いに相手を思いながらも、その気持ちが行き違ってしまうことも。この時期は、家族の会話にも配慮が必要です。
【適切でない会話の例】
▼「頑張って」:すでに努力をしていると感じている本人を、傷つけてしまうことがあります。
▼「治る」:本格的に治療を始める前に、安易に楽観的な言葉を伝えてしまうと、信頼が損なわれる場合もあります。
▼「過去に原因を探る」:過去を蒸し返しても、後悔が深くなるばかりです。
【理想的な会話の例】
▼「一緒に」:様々なアンケートで、本人が言われて、いちばん嬉しかった言葉です。「一緒に頑張ろう」という言葉に安心感をもてます。
▼「私はこう思う」:家族は自分の気持ちを押し殺してしまいがち。「私」がこう思うという気持ちを素直に話せば、本人に伝わりやすくなります。
<調べて“離す”~情報を冷静に判断する>
インターネットには、がんに関する様々な情報があふれ、なかには科学的根拠が確かでないものもあります。
こうした膨大な情報は、一歩離れたところから冷静に見つめ、正しい情報かどうかを見極めましょう。
【注意が必要な情報】
▼「商品・広告」:効果や安全性が明らかでないものがあります。使用については主治医と相談しましょう。
▼「『治った!』といった体験談」:がんは同じ種類でも症状や状況は千差万別。安易に飛びつかないようにしましょう。
▼「保険診療ではない治療法」:現在、「手術・薬物療法・放射線治療」の3つの治療(「標準治療」と呼ばれる)には科学的な効果と安全性が認められ、保険が適用されます。しかし、それ以外の治療は、個人によって違いがあり、また自由診療のために治療費がかさむ場合もあります。
特に、最近は「免疫療法」が話題を集めていますが、保険が適用されるものと、そうでないものがあるので、治療の選択については、主治医に相談しましょう。
正しい情報を得るために役に立つのは、国立がん研究センターが運営する「がん情報サービス」のホームページです。科学的根拠のある情報が提供されているので、インターネットの検索サイトで、「がん情報サービス」と検索してみましょう。

<悩みを“放す”~1人で悩まず、信頼できる支援機関や仲間に相談~>
悩みを信頼できる支援機関に相談することで、1人で抱えこまないようにしましょう。
番組では、2つの組織を紹介しました。
「がん相談支援センター」:全国に400か所以上設置されています。誰でも無料で、匿名で相談ができます。
治療や仕事、予防のことなど、あらゆる悩みに対して、専門機関と連携して解決を目指します。
「交流会」:患者同士や家族同士など、さまざまな交流会があります。
当事者同士だから打ち明けられる悩みを共有したり、情報交換することができます。
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もう染めなくても大丈夫!グレイヘアで輝こう
きわめびと 朝倉真弓さんのワンポイント
グレイヘアを完成させるには、「ズボラ期」と「まだら期」を乗り切ろう!
ある調査では、「白髪は染める」という人が7割にも。しかし、面倒だし、お金がかかる、と悩みはいっぱい。そこで、今、ありのままの髪を生かす「グレイヘア」が注目を集めています。
ただ、 グレイヘアを完成させるには、時間がかかります。白髪が生えそろうまで、最低でも1年の「白髪育て」の時期を過ごさなければなりません。白髪が少し生えた状態の前半期は、白髪染めをしない、ただの「ズボラな人」とみられたり、後半期の、髪の毛に白・黒、さらに染めていた名残の茶色が入り交じる「まだら」の時期は、帽子で隠すことができず、ヘアスタイルに悩んでしまいます。
きわめびとは、グレイヘアの実践者、ライターの朝倉真弓(あさくら・まゆみ)さん。自らグレイヘアになるまでの過程をウェブや著書で発信し、その試行錯誤とオシャレ術を伝えています。今回は、朝倉さんに、グレイヘアを完成するまでのノウハウとその魅力について教えてもらいました。
「ズボラ期は ごまかせ!」
白髪を伸ばし始めると、まもなく、白髪染めをしない「ズボラな人」と思われてしまう「ズボラ期」に突入します。
この時期は、カチューシャ、ヘアターバン、スカーフ、帽子など、白髪の長さに応じてアイテムを選び、オシャレを楽しみながら、白髪を隠しましょう。
「まだら期は “手入れ感”」
半年ほどたつと、白髪が伸びて、白・黒、さらに染めていた名残の茶色が入り交じる「まだら期」に突入します。
この時期は、もう白髪は隠せないので、わざと伸ばしていることをアピールする、“手入れ感”をあえて出し、オシャレを演出しましょう。
<オススメ①~グロスワックスで髪をふわっと!>
グロスワックスは、束感とツヤ感が出やすく、“手入れ感”が簡単に演出できます。
<オススメ②~ヘアアクセサリーを効果的に使おう!>
さらに、ヘアアクセサリーをつければ“手入れ感”がアップします。
オススメのものは…
・色:髪の色(白・黒・茶)になじむ色
・形:大きめのタイプ
・素材:キラキラしたタイプ
ありのままの髪をいかす「グレイヘア」。上手に育てていけば、大人の魅力が引き出され、新しい自分が発見できるかもしれませんね。
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アンコール放送 顔の下半分で決まる! "老け顔"解消トレーニング
きわめびと 是枝伸子さんのワンポイント
顔の下半分を引き上げて、若々しい顔を取り戻そう!
「顔が老けるのは年のせい」と思っていませんか?実は、年齢だけでなく、顔が老けて見えるのは、顔下半分が下がって間延びしてしまうことが原因なのです。このことを教えてくれたのが、今回のきわめびと、歯科医師の是枝伸子(これえだ・のぶこ)さん。日々、歯の治療を行い、口元の悩みの相談を受けるなかで、顔の下半分にこだわった独自のトレーニング法を考案。この“老け顔”解消トレーニングをつづければ、年とともに衰えた顔の筋肉が鍛えられ、顔の下半分が引き上がり、若々しい顔が取り戻せるのです。(※個人差があります)
若々しい顔の比率は、眉頭から鼻の下までの長さを1としたときに、鼻の下からあごまでの下半分の長さが、0.85~0.95。
一方、“老け顔”は、下半分の長さが、1.1から1.2と間延びしています。“老け顔”解消トレーニングは、この顔の下半分の比率を下げる運動なのです 。
■衰えた顔の筋肉を鍛えて、顔の下半分を引き上げよう!
<モダイオラスほぐし>

口角の横に、顔の筋肉が集まる「モダイオラス(口角結節)」と呼ばれる場所があります。
口の中に指を入れ、モダイオラスをつかんでほぐしてあげると、凝り固まった顔の筋肉が動きやすくなり、顔をひきあげる筋肉もその本来の力を取り戻すのです。
1回30秒ほど。1日2回が目安。強くしすぎないように注意しましょう。
<あ・い・う運動>

顔の筋肉をほぐしたら、「あ・い・う運動」で顔の筋肉を鍛えましょう。
頬に添えた指をバーベルに見立てて、顔の筋肉で持ち上げます。「あ」「い」「う」それぞれの運動を1日10回、1か月ほど続ければ、顔の下半分が引き上がり、若々しい顔の比率に近づきます。(※個人差はあります)
「あ運動」
目尻の下に指を添え、添えた指を頬で持ち上げるように、「あ~」と言いながら、筋肉を引き上げましょう。(口角のあたりからこめかみに向かう「大頬骨筋(だいきょうこつきん)」を意識して、上の前歯が8本以上見えるように。眉間にしわが寄らないように気をつけましょう。)
「い運動」
黒目の下に指を添え、頬の真ん中を引き上げるように「い~」と言いながら、上唇を上げましょう。(上唇のあたりからこめかみに伸びる「小頬骨筋(しょうきょうこつきん)」を意識して、上の前歯が6本以上見えるように。眉間にしわが寄らないように気をつけましょう。)
「う運動」
人差し指を小鼻の脇に添え、小鼻の横を縦に伸びる「上唇挙筋(じょうしんきょきん)」を意識して、「う~」と言いながら、上下の唇を前に突き出し、添えた指を頬で持ち上げましょう。(眉間にしわがよらないように気をつけましょう。)
■首のしわ解消には、首・胸の筋肉を鍛えよう!
「斜角筋伸ばし」
首の斜め前にある「斜角筋(しゃかくきん)」を縦に伸ばす運動。
1)いすに腰掛けて、片方の腕を曲げ、手の甲を腰につけます。
このとき、肩を上げないように注意。
2)曲げた腕と反対の方向に首を斜めに傾けて前後させ、痛気持ちいいところで3秒ストップ。
左右それぞれ10回。大きな円を描くようにして首を動かすと、より効果的。
「小胸筋伸ばし」
胸のあたりにある「小胸筋(しょうきょうきん)」を伸ばす運動。
1)いすに腰掛け、ひじを90度に曲げて、軽く手を握ります。
2)ひじをゆっくり真後ろに引き、両腕をゆっくり広げて3秒キープ。
3)肩に力が入らないように注意して、小胸筋を伸ばします。
呼吸は止めずに、自然なままで。これを10回行いましょう。
“老け顔”に悩むあなた。それは、年のせいばかりではありません。筋肉を動かして、若々しい顔を取り戻しましょう!
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アンコール放送 人生を豊かに過ごす! 定年準備のススメ
きわめびと 楠木新さんのワンポイント
定年後を豊かに生きるには、「もう1人の自分」を見つける!
超高齢化社会。サラリーマンのゴールだった“定年”は、人生の“通過点”へと変わりつつあります。60歳で定年し、平均寿命まで生きた場合、定年後の自由時間は「8万時間」にもなり、それまで働いていた時間より長くなります。突如もたらされた膨大な“人生のボーナスタイム”に、途方に暮れる人も少なくありません。
今回のきわめびとは、『定年後』『定年準備』などの本がベストセラーになっている楠木新(くすのき・あらた)さん。楠木さんは、定年退職した人たちの実態を数多く取材。定年後どうすれば豊かに過ごすことができるか、その処方箋を伝えています。
<定年後を豊かに生きるヒント>
楠木さんが教えてくれる定年後を豊かに過ごす極意は、「“もう1人の自分”を見つける」こと!そのためのヒントは、次の3つ。
ヒント①「子ども時代の自分を呼び戻す」
子どもの頃、好きだったことに、チャレンジしてみましょう。
ヒント②「お金がもらえる趣味をめざす」
お金がもらえる趣味を見つけられれば、やりがいにつながります。
ヒント③「挫折・不遇体験は役立つことも」
挫折や病気など、マイナスと思える体験は、人生を見つめなおすチャンスにもなり、新たなステップにつながることがあります。
長生き時代、人生を豊かに過ごすために、自分を見つめ直し、定年後の準備を始めましょう!
早すぎることはありません!
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知識がなくても大丈夫!美術館を10倍楽しむ方法
きわめびと 藤田令伊さんのワンポイント
美術鑑賞に正解はない!自分なりの楽しみ方で美術館を楽しもう!
芸術の秋!「ムンク」や「フェルメール」など、全国で話題の美術展が開かれています。でも、興味はあっても、敷居が高いのが、美術館。そこで、「知識がない」と苦手意識がある人でも、美術を楽しめる鑑賞術をお伝えします。
その極意を伝授してくれるのが、きわめびと、アートライターの藤田令伊(ふじた・れい)さん。藤田さんは、美術鑑賞を指南する数々の本を執筆。知識がない人でも美術館を楽しめる方法を伝えています。
極意①「ざっくりの後じっくり」
美術館で展示されている作品を、1つ1つ丁寧に見るのは疲れてしまいますよね。そこで、まずは美術館をざっくり一回りして、気になる作品を選びましょう。作品が見つかれば、絵に描かれた状況を自分の言葉で説明してみたり、3分間じっくり見てみると、細かい部分の気づきがあり、絵の見方がより深くなります。
極意②「なりきりで妄想を膨らまそう!」
コピーライターになったつもりで作品に自分でタイトルをつけたり、作品に描かれた登場人物のセリフを自由に想像してみると、自分なりの絵の楽しみ方ができます。
こうした簡単にできる極意を実践すれば、美術を十分楽しめて、美術館がお気に入りの場所になりますよ!
さあ、美術館に足を運んでみませんか?
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見えない敵をやっつけろ!ダニ撃退大作戦
きわめびと 有吉 立さんのワンポイント
“見えない敵”でも、正しい対策をすれば効果的に撃退できる!
アレルギー性鼻炎や気管支ぜんそくなど、さまざまなアレルギー性疾患の原因になる「ダニ」。食べ物の中で繁殖すると、重篤なアレルギー反応を引き起こし、命に危険を及ぼす場合もあるので注意が必要です。しかし、駆除しようと思っても、小さくて見えない相手だけに、どうしたら駆除できるのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回のきわめびとは、害虫駆除用品メーカーで1億匹のダニを飼育し、研究している有吉 立(ありよし・りつ)さん。有吉さんは、“見えない敵”でも相手をよく知り、正しい対策をすれば効果的に撃退できると言います。
有吉さんにダニ撃退法を教えてもらいました。
<生きているダニの弱点は “熱”>
生きているダニの弱点は、ずばり“熱”。50℃なら20分から30分、60℃なら数秒で、ダニは死にます。
衣類・シーツ・枕カバーなどは、家庭用の乾燥機。自宅に乾燥機がない場合や毛布・タオルケットなど大きめのものは、コインランドリー。ふとんの場合は、ふとん乾燥機。ただ、ふとん乾燥機は、乾燥マットからはみ出たところにダニが逃げこむので、ふとんの隅々まで熱を加えましょう。熱をかけにくいカーペット・ソファー・畳などは殺虫剤を使って撃退しましょう。
<死んだダニやふんは“週1で”>

ダニの死骸やふんは、吸い込むとアレルギーの原因になります。ダニは、卵の期間がおよそ1週間あり、卵からかえるとすぐにふんを出します。そのふんを取り除くために、週1回の洗濯や掃除が効果的です。ふとんなどの寝具は、エサとなるフケやアカが付きやすく、ダニが繁殖しやすいため特に念入りに掃除しましょう。ふとんに掃除機をかける場合は、ふとん専用のヘッドを使い、1平方メートルあたり20秒を目安にゆっくりと隅々まで吸い取りましょう。
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あなたも地域も幸せになれる!ふるさと納税活用術
きわめびと 前野 彩さんのワンポイント
ふるさと納税を地域や社会に役立て、心豊かに!
ふるさと納税とは、都市部と地方の税収の格差を是正し、地方を活性化させようという制度で、始まってから10年になります。ここ数年、寄付額は伸びつづけ、昨年度(平成29年度・総務省統計)は、3650億円を突破しました。しかし、行き過ぎた自治体の返礼品競争に、国が規制強化の検討を発表し、議論になっています。
今回は、ふるさと納税の「納得がいく活用法」について、きわめびと、ファイナンシャル・プランナーの前野 彩(まえの・あや)さんに教えてもらいました。前野さんによれば、ふるさと納税は、豪華な返礼品をもらえるという楽しみ方だけはなく、様々な活用法があるといいます。
1)“隠れた宝”を発掘して、地域を応援する
2)現地に足を運び、地域の魅力を体験する
3)社会貢献ができる
その中で、最近では、3つめの「社会貢献」が注目されています。返礼品を受け取らず、特定の目的をもった事業に対して寄付をする「プロジェクト型」「クラウド・ファンド型」と呼ばれる、ふるさと納税です。寄付を社会に役立てたり、税金の使い道を自ら選ぶことができる点が支持されているのです。
◆「被災地支援」
2年前の熊本地震のとき、熊本市は、ふるさと納税で寄付を募るファンドを立ち上げました。すると、2億1000万円を超える寄付が集まり、熊本城の復旧や被災者の生活支援に活用されています。
◆「子どもたちを支援するプロジェクト」
北海道・夕張市では、夕張高校を支援するプロジェクトを立ち上げ、寄付を募りました。すると、目標額を超え、2,300万円の寄付が集まりました。寄付金は、夕張高校の部活動の支援や公営の塾の設置などに活用されています。
豪華な返礼品をもらうだけではなく、地域や社会に少しでも役立つことができれば、心が豊かになりますよね。
ふるさと納税を上手く活用して、自分も地域も幸せになれる「つながり」を育てていきましょう!
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ガミガミにさようなら!親も子もハッピーになる子育て術
きわめびと 親野 智可等さんのワンポイント
叱るより、「ほめの達人」をめざそう!
子育てをしていると、ついガミガミ叱ってしまうことってありますよね?小・中学生の保護者にたずねた調査によると、実に、8割以上が叱りすぎたことを後悔しているとされます。保護者の本音は「できれば、ガミガミ叱りたくない!」なんですね。
そんな保護者の悩みを解消すべく、小学校教師歴23年の教育評論家・親野 智可等(おやの・ちから)さんが、叱らずに、ほめることで、子どもも保護者もハッピーに過ごせる子育て術を伝授してくれました。
極意①「叱るより、ほめの先制攻撃」
叱ってばかりでは、子どもは心を閉ざしてしまい、逆に言うことを聞きません。そのことで、さらにまたガミガミ叱ってしまうという悪循環にはまってしまいます。そこで、まず先に「ほめる」ことで、子どものやる気を出させて、自主性を引き出すのです。
「ほめ」のテクニックは次の3つ。
●部分でほめる
小さいことでもいいから良いところを見つけて、大いにほめてあげましょう。良いところを見つけようとする意識が大事です。
●チームでほめる
祖父母や学校の先生などと一緒に、同じことをみんなでほめてあげると、子どもにとって大きな自信につながります。
●時間でほめる
ほめてあげようと思っても、忙しいとつい忘れがちになります。例えば、携帯電話のアラームを活用して、決まった時間が来たら良いところを探してほめてあげましょう。つまり、一日ひとつは、子どものいいところを見つけて、ほめる。その習慣づけをすることが大事です。
極意②「“見える化”で叱りをなくす」
子どもがやるべきことを見えるようにしておくと、子どもが自主的にやるようになり、叱ることが少なくなります。
たとえば、ある家庭では、画像のホワイトボードに、子どものやることを書いたマグネットを貼っています。それができたら、子ども自身が裏返します。裏には、「OK」「よくできました」「やったね」と“できましたメッセージ”を子ども自ら書いています。こうした仕掛けだけでも、子どもたちは達成感を感じ、次のやる気につながります。実際に、この家庭では、叱る回数がぐっと減ったそうです。
その他にも、子どもが帰宅したらランドセルの中身を段ボール箱に全部だして、やるべきことを“見える化”する方法も効果的!やるべきことを「見える化」することは、叱らなくてもよい状態を作ることにつながるのです。
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健康・美ボディーを手に入れよう!たるみ解消エクササイズ
きわめびと 中村格子さんのワンポイント
たるみ解消には「抗重力筋」を鍛えよう!
年をとると、いつの間にか、体のあちこちについてしまう「たるみ」。
太るとつくと思いがちな「たるみ」ですが、実は、その原因は、筋肉の衰えなんです。
だから、痩せている人でも油断は禁物。しかも、そのまま放っておくと、筋肉がますます衰えて、歩く、立つが難しくなり、将来、寝たきりになるリスクも高まるのです。そこで、きわめびと・整形外科医の中村格子(なかむら・かくこ)さんが、「たるみ解消エクササイズ」を伝授!正しい姿勢を維持する「抗重力筋(こうじゅうりょくきん)」に注目し、無理なく、短期間でたるみを解消する方法を教えてくれます。
「抗重力筋」は、文字通り、重力にあらがい、体を支えることで、正しい姿勢を保つ筋肉。これが衰えると、体を支えきれなくなり、姿勢が崩れ、たるみがつきやすくなります。
だから、たるみをなくすには、「抗重力筋」を鍛えるのが一番の近道。「抗重力筋」をダイレクトに効率よく鍛える“きわめびと流エクササイズ”で「おなか」「お尻」「二の腕」の3大たるみを解消しましょう!
【おなかのたるみ解消エクササイズ】
■ツンツン背伸び
おなかと背中にある抗重力筋の「腹斜筋(ふくしゃきん)」「腹横筋(ふくおうきん)」「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」「広背筋(こうはいきん)」に効果!
<やり方>
①かかとをつけて立つ
②おなかを引っ込める
③お尻に力を入れてつま先立ち
④両手を上にあげてツンと背伸び
⑤息を吐きながら上半身を横に倒す
⑥息を吸いながら元に戻す
※左右10回ずつが目安
■太もも・かかとアップ

脚の付け根の「腸腰筋(ちょうようきん)」に効果!
<やり方>
①椅子に浅く座り、背筋を伸ばす
②両手を腰に当て、おなかを引き込む
③太ももから持ち上げるイメージで、かかとを上げる
※10回が目安
【お尻のたるみ解消エクササイズ】
■ツンツン脚そらし
お尻にある「大臀筋(だいでんきん)」に効果!
<やり方>
①まっすぐ立ち、右脚を後ろに1歩引く
②右脚のかかとを上げ、ひざを外に向ける
③おしりの筋肉に力をこめる
④同様に左脚でも行う
※左右10回ずつが目安
【二の腕のたるみ解消エクササイズ】
■後ろ手ツンツン伸ばし
二の腕にある「上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)」に効果!
<やり方>
①両足をそろえて立ち、両手を軽く腰に当てる
②肩甲骨を中央に引き寄せる
③肘を伸ばして、指先を後ろにツンと伸ばす
※10回が目安
■後ろ手ドアノブ回し
後ろ手ツンツン伸ばしの上級者編!同じく「上腕三頭筋」に効果!
<やり方>
「後ろ手ツンツン体操」の肘を伸ばした状態から、ドアノブを回すイメージで腕を肩からねじる
※外回し、内まわしを10回ずつが目安
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人生を豊かに過ごす! 定年準備のススメ
きわめびと 楠木新さんのワンポイント
定年後を豊かに生きるには、「もう1人の自分」を見つける!
超高齢化社会。サラリーマンのゴールだった“定年”は、人生の“通過点”へと変わりつつあります。60歳で定年し、平均寿命まで生きた場合、定年後の自由時間は「8万時間」にもなり、それまで働いていた時間より長くなります。突如もたらされた膨大な“人生のボーナスタイム”に、途方に暮れる人も少なくありません。
今回のきわめびとは、『定年後』『定年準備』などの本がベストセラーになっている楠木新(くすのき・あらた)さん。楠木さんは、定年退職した人たちの実態を数多く取材。定年後どうすれば豊かに過ごすことができるか、その処方箋を伝えています。
<定年後を豊かに生きるヒント>
楠木さんが教えてくれる定年後を豊かに過ごす極意は、「“もう1人の自分”を見つける」こと!そのためのヒントは、次の3つ。
ヒント①「子ども時代の自分を呼び戻す」
子どもの頃、好きだったことに、チャレンジしてみましょう。
ヒント②「お金がもらえる趣味をめざす」
お金がもらえる趣味を見つけられれば、やりがいにつながります。
ヒント③「挫折・不遇体験は役立つことも」
挫折や病気など、マイナスと思える体験は、人生を見つめなおすチャンスにもなり、新たなステップにつながることがあります。
長生き時代、人生を豊かに過ごすために、自分を見つめ直し、定年後の準備を始めましょう!
早すぎることはありません!
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