2019年03月16日 (土)

イザというとき困らない!親の介護の始め方

きわめびと 結城康博さんのワンポイント

親が元気なときに、親子で介護について話し合おう!


18171-kaigo-kurumaisu.jpgいざという時困らないために、今から、介護についての情報をもっておくことが大切です。それによって、受けられる介護サービスや、介護の負担(生活、労力、費用など)などが大きく変わります。

18171-kiwamebito-ecs.jpgそこで今回は、介護の現場を知り尽くしたきわめびと、淑徳大学教授の結城康博(ゆうき・やすひろ)さんに、介護を始める前に、知っておきたい情報を教えてもらいました。


◆とにかく「要介護認定」を受けてみる!

「要介護認定」とは、介護保険を利用した介護サービスを受けるために必要な手続きです。

要介護認定を受けて「要介護度」が判定されれば、家に手すりをつけたり、ヘルパーさんを頼むなどの介護サービスを受けることができ、1割の自己負担額で利用できます。(収入などによって割合は変わります)
要介護認定を受ける手順は、下記の表にある流れです。(※画像をクリックすると、大きく見ることができます)

 18171-nagare.jpg1)申請:お住まいの市町村に「要介護認定」を申請。

     申請に必要なものは、「申請書・介護保険証・印鑑・マイナンバー」。

     介護が必要な本人に変わって、家族が代行することもできる。

 

2)調査・判定:

●認定調査員が、自宅を訪れ、介護の対象となる本人が、どれくらい介助が必要かを調べる。

このとき大切なことが、その時、子も立ち会うこと。そうすると、調査の時だけでなく、ふだんの親の様子を伝えられる。

●主治医の意見書:医師が、介護が必要な本人の健康状態を調べ、市町村に報告する。

このとき大切なことが、元気なときから、「かかりつけ医」を決めておくこと。そうすることで、ふだんの健康状態を正確に把握し、報告することができる。

 

3)認定:判定の結果、要介護度が決められる。

●非該当:介護保険を利用した介護サービスは受けられない。

●要支援・要介護:7つの段階があり、その段階に応じて、介助の内容や補助の金額が変わる。

 

<ポイント>親の体調や生活に不安を感じたら、まず、とにかく「要介護認定」を受けてみましょう。

 

◆頼りになる「地域包括支援センター」について

市町村には、介護の相談や支援を無料で受けられる「地域包括支援センター」があります。

そこには、介護に精通した専門スタッフが常駐し、さまざまな事案に対応してくれます。

相談は、無料。

全国に5,000か所あるので、親の住まいの近くにあるセンターのある場所を調べておきましょう。

 

◆親子に合った「ケアプラン」を見つけよう

18171-pran.jpg「ケアプラン」とは、どの介護サービスを、いつ、どれだけ利用するか、計画すること。要支援・要介護と認定された人は、専門スタッフがケアプランを一緒に立ててくれます。

介護サービスの自己負担の金額は、たとえば、下記のようになります。これは、要介護4、自己負担額1割のケースで、1回あたりの金額です。(要介護度や収入によって変わるので注意)

18171-kingku.jpg体調や環境が変われば、ケアの内容もかわります。
ケアマネージャーとよく話し合って、介護される親も介護する子も、無理なく過ごせるプランにしましょう。

きわめびとの結城さんは、イザというときに困らないためには、「親が元気なときから、親子で介護について話し合うことが大切」と言います。ふだんから、親子のコミュニケーションを深めましょう。

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:09:30


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