ふるさと探訪は北九州の歴史遺産、自然遺産を紹介するミニ番組です。
各地域の宝、文化にスポットを当てて地域文化の更なる発展を応援します。また貴重なふるさとの宝をNHKの映像記録として保存し、未来へと繋げていきます。

番組タイトルロゴは
福岡県立青豊高校書道部の皆さんにご協力頂きました。
ご協力感謝いたします。

平成21年9月

ふるさと一覧タイトル
田川・行橋地区
思永館 京都郡みやこ町
思永館外観
「思永館」は現在の育徳館高校(旧豊津高校)の前身、旧制豊津中学校の講堂として明治35(1902)年に建築されました。福岡県内に現存する最古の学校建築であり、育徳館中学・高校の敷地内にあります。
正式名称は「旧福岡県立豊津中学校 講堂 思永館」で、県の文化財に指定されており、現在も良好な保存状態でのこされています。

中央正面のステージ柱にはイオニア式の建築様式(古代ギリシャ建築の列柱様式)を取り入れた、当時としては貴重な木造洋風建築物です。
かつては講堂や剣道場として使われていましたが、現在は管弦楽の部活動や発表会、集会などで利用されています。
老朽化のため一度は解体の話もありましたが、同窓会の熱意によって修理を施し現在に至っています。

建築されてからいく度かの移設や移築を余儀なくされましたが、柱や土台もしっかり残っており、伝統を感じさせる重みある建築物です。
中央正面のステージ柱

中央正面のステージ柱

室内

室内

制作者からひとこと
この「思永館」は校舎の改築によって何度か引っ越しをしていますが、昭和44(1969)年に建物をそのままの状態で水平移設していることに特に驚きました。管弦楽の部活動の様子を実際に聴かせていただきましたが、部屋の隅々まで響き渡るような美しい音色で、目と耳で癒やされる素敵な空間でした。

■ロケ地■
京都郡みやこ町豊津
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