ふるさと探訪は北九州の歴史遺産、自然遺産を紹介するミニ番組です。
各地域の宝、文化にスポットを当てて地域文化の更なる発展を応援します。また貴重なふるさとの宝をNHKの映像記録として保存し、未来へと繋げていきます。

番組タイトルロゴは
福岡県立青豊高校書道部の皆さんにご協力頂きました。
ご協力感謝いたします。

平成21年9月

ふるさと一覧タイトル
北九州地区
部埼灯台 北九州市門司区
部埼灯台
北九州市門司区関門海峡東口を臨む小高い丘に立つ石造りの大型灯台です。
『灯台の父』と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により1872年に建設されました。
灯台最上部で輝くレンズはフランス製であり、現在も昔と変わらぬ輝きを放っています。

灯台直下の海岸には松明を掲げた人物像が建立されています。
この人物は江戸時代後期の巡礼僧で名を『清虚(せいきょ)』といいます。
巡礼途中に【念仏埼】と呼ばれ海難が絶えない関門海域の状況を憂い、それ以降亡くなるまでこの地で焚き火を絶やさなかった人物です。
清虚は托鉢で得た浄財の内、一食分を残して他すべてを薪代に当てたそうです。

清虚の遺志は現在に受け継がれ、15秒に一度放つ閃光によって関門海域を照らし続けています。
フランス製のレンズ

フランス製のレンズ

海岸に立つ清虚像

海岸に立つ清虚像

制作者からひとこと
今回、門司海上保安部と第七管区海上保安本部の協力のもと撮影しました。
約140年前に作られた灯台は古さを感じさせず今も輝き続けています。
付近には清虚が火をたき、生活していた跡地に記念碑が建立されていました。
そこから見える景色は過去の清虚が眺めた頃と変わらぬ賑やかさで多くの船が往来しています。

また今回のロケでは夕暮れに撮影を行いましたが、部埼灯台は東向きに建っているため日の出も絶好の撮影チャンスではないかと感じました。

■所在地■
北九州市門司区大字白野江

地図はこちらからご覧になれます(リンク先:動画で見るニッポン「みちしる」)
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