ふるさと探訪は北九州の歴史遺産、自然遺産を紹介するミニ番組です。
各地域の宝、文化にスポットを当てて地域文化の更なる発展を応援します。また貴重なふるさとの宝をNHKの映像記録として保存し、未来へと繋げていきます。

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福岡県立青豊高校書道部の皆さんにご協力頂きました。
ご協力感謝いたします。

平成21年9月

ふるさと一覧タイトル
飯塚・嘉麻地区
長谷観音 鞍手郡
長谷観音
鞍手町の静かな山里にある長谷寺。ご本尊の木造十一面観音立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりつぞう)は長谷観音と呼ばれ人々の信仰を集めています。

平安時代の作品で、クスノキ材一本で彫られているそうです。高さは約185cmあります。文化財、工芸品としても非常に価値が高く、国の重要文化財にも指定されています。普段、拝観することはできませんが、毎月17日、18日のご開帳で拝観することもできます。

ご住職によると、お寺を開山した万貨上人がこの観音像を奈良から背負ってきたというえ伝説もあるそうです。

頭上を囲む顔のうち、正面3つに慈悲を表す静寂面、右側面3つは励ましの表情、左側3つは憤怒の表情、最背面の見えない部分に大笑面1つが配置されています。その上の頭の頂きでは阿弥陀如来が悟りの表情で静かに見守っています。

ご住職が、十一面の顔は「人を育てる母の表情」だと説いてくださいました。

一つ一つの表情を拝むことで自分を見つめ直し、本来の自分を取り戻して帰る方もいらっしゃるそうです。
お顔

お顔

十一面表情

十一面表情

制作者からひとこと
見る人をひきつける美しさがありました。力強くもあり、女性が持つような優しさや気品も感じられます。一つ一つのお顔を見つめているうちに、日頃自分がどんな顔をしているのか?人への思いやりや、目標に対しての努力やプロセスを考えさせられました。

■所在地■
福岡県鞍手郡鞍手町大字長谷552

地図はこちらからご覧になれます(リンク先:動画で見るニッポン「みちしる」)
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