ふるさと探訪は北九州の歴史遺産、自然遺産を紹介するミニ番組です。
各地域の宝、文化にスポットを当てて地域文化の更なる発展を応援します。また貴重なふるさとの宝をNHKの映像記録として保存し、未来へと繋げていきます。

番組タイトルロゴは
福岡県立青豊高校書道部の皆さんにご協力頂きました。
ご協力感謝いたします。

平成21年9月

ふるさと一覧タイトル
飯塚・嘉麻地区
王塚古墳 嘉穂郡
王塚古墳
6世紀に造られた前方後円墳で、国の特別史跡に指定されています。

古墳の大きさや技巧を凝らした石室のつくりなどから、当時九州北部を代表する豪族が埋葬されたと推測されます。色彩豊かな文様や壁画が描かれていることから日本を代表する装飾古墳と言われています。
描かれている壁画は馬や刀など武具や生活を表すもののほか、三角、円を重ねた幾何学的文様があります。描かれている文様には「まじない」の意味合いもあると学芸員の方から伺いました。
日本の装飾古墳で確認されている色は6色(赤・黄・緑・青・黒・白)あるそうですが、王塚古墳ではそのうち青を除く5色が使われていて国内最多です。昭和9年まで未発掘だったため、鏡や、まが玉などの装飾品、馬具や武具、土器が多数出土しています。埋木(石炭)で作った玉などもあり、土地がらも伺えます。

石室内は毎年4月、10月に一般公開される日があり見学することも可能です。また、隣接する王塚装飾古墳館では王塚古墳をはじめ古墳時代の人々の暮らしや歴史に親しむことができます。
古墳内石室

古墳内石室

王塚装飾古墳館

王塚装飾古墳館

制作者からひとこと
10月の一般公開の日に合わせて取材させていただきました。
古墳の全景を撮影するためにバケットクレーン車を使用しています。壁画を永く保存するため、石室内の湿度や光を管理されており、ガラス越しの撮影となりました。
そのため、一眼レフデジタルカメラと明るく撮れるレンズを使用しました。

山々に囲まれた自然、遠賀川水系の流れからもこの土地の豊かさや当時の人々の暮らしぶりを想像することができました。
地域の人たちが中心となり古墳の保存活動と歴史や文化を継承する活動が行われています。

■所在地■
福岡県嘉穂郡桂川町寿命376番地

地図はこちらからご覧になれます(リンク先:動画で見るニッポン「みちしる」)
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