ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

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気象予報士の森本まりあです。
段々と朝晩の気温が下がってきて、季節は少しずつ秋に向かっています。

先週「暮らしと天気」のコーナーで、門司区にある白野江植物公園に行ってきました。
今回は、そちらで見つけた秋の草花をご紹介します。

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公園内に入って早速見つけたのは、紫色のヤブランです。
花が麦の穂のように咲いているのが特徴です。

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一方で、同じヤブランでも花が広がるように咲くものがあります。
こちらは「打上げ花火」という名前で、白野江植物公園で見つかった新品種です。
8月の関門海峡花火大会の頃に咲き始め、形が打ち上げ花火に似ていることが名前の由来です。

また、秋の草花と言えば忘れてはいけないのが秋の七草です。
この時季は園内で3種類の草花を見ることができました。

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【キキョウ】

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【オミナエシ】

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【ススキ】

今年はオミナエシの色付きが特に良いそうで、鮮やかな黄色が目を引きます。
また、ススキは穂をつけ始めたばかりで、見ごろを迎えるのは10月から11月頃ということでした。

秋の七草には、このほかにもナデシコやフジバカマ、クズやハギがあります。
ナデシコは見ごろを過ぎていますが、その他の草花はこれから見ることが出来るそうです。

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そして、園内にちらほらと姿を見せていたのがヒガンバナです。
赤い花のイメージがありますが、白野江植物公園では9月中旬から下旬に、
およそ3万球のシロヒガンバナを見ることができます。
私も去年見ましたが、一面に咲くシロヒガンバナはとても幻想的でした。

今年は気温が高く、雨もかなり降っているということで、
花全体の開花時期が早まっている傾向にあるそうです。
また、秋の七草は一斉に咲くわけではなく、夏から秋にかけて順番に咲いていきます。
公園を管理している方は、ぜひ移り変わる花々と景色を楽しんで欲しいと話していました。

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さて、天気の方も、少しずつ秋の気配を感じられるようになりそうです。
最高気温が30℃を超える真夏日は少なくなり、この先は熱帯夜もないでしょう。
朝晩の気温は22℃前後と涼しく感じられそうです。
また、天気も周期的に変わり、この先は一雨ごとに季節が秋へと進んでいきそうです。

ぜひ草花や空模様の変化から、季節の移り変わりを感じてみてください。