ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

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気象予報士の森本まりあです。
連日強い日差しが照り付け、猛暑が続いています。
みなさまは夏バテなどしていませんか?

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今回は続く猛暑と、夕立や虹といった盛夏の天気についてです。
さっそく暑さから見ていきましょう。

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先週から筑豊・京築エリアで35℃を超える猛暑日が続いています。
行橋でも猛烈な暑さとなっていて、昨日までの1週間の気温を振り返ると、
15日(土)には37.3℃と観測史上5番目に高い気温を観測、その後も体温並みの暑さが続いています。

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また、八幡でも平年を上回る暑さが続いていて、14日(金)には36.4℃を観測しました。
この暑さはいつまで続くのか、この先の予想も見ていきましょう。

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35℃前後の猛暑は、21日(金)までとなりそうです。
22日(土)~23日(日)は天気が崩れる影響で、暑さは多少しのぎやすくなりますが、
その後はほぼ横ばいということで、平年を上回る厳しい残暑が続くでしょう。

また、最低気温も25℃以上の熱帯夜が続きます。
日中はもちろん、夜間の熱中症にも十分お気をつけください。

さて、ここ数日は猛暑に要警戒でしたが、
この先は湿った空気が流れ込む影響で、天気の急変にも注意が必要となりそうです。
夏の空の特徴も見ていきましょう。

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夏によくみられる雲と言えば、こうしたモクモクとした積雲です。
この積雲は発達すると積乱雲となります。

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積乱雲は入道雲や雷雲とも言い、急な雨や雷雨をもたらします。
雲は「1つ、2つ」と数えることも出来ますが、
このように大きな積乱雲の場合は「座」を使って数えます。

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この「座」という数え方は、もともと座っている仏様を数える時に使う言葉で、
大きな積乱雲を大仏様に見立てたことから、この数え方を使うようになったとされています。
また、この大きな雲は天気の急な変化をもたらします。

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積乱雲の下では、ザッと降る雨のほかに、落雷や突風、あるいはひょうが降ることもあります。

積乱雲は下から見ると黒い雲ですから、真っ黒な雲が近づいてきたり、
雷の音が聞こえてきたり、急に冷たい風が吹いたりしてきた時に注意が必要です。
こういった場合には、近くの頑丈な建物などに移動をするようにしてください。

また、このような現象は局所的に起こることが多く、夕立は数十分で止むことがほとんどです。
雨が止んだ後は虹を見るチャンスです。

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虹は8月に最も多く見ることができ、夏の季語にもなっています。
空気中の水滴の中で、光が反射・屈折することででき、
太陽高度が高い夏の時季は、朝か夕方がチャンスです。
雨の後は、ぜひ太陽の反対側の空を見上げてみてください。