ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

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気象予報士の森本まりあです。
長い梅雨に青空が恋しくなる日々です。
梅雨明けはいつ?と悩み続けていましたが、早ければ明日にも発表がありそうです。嬉しい!

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今回はこれまでの雨と気温を振り返るとともに、
この先やってくる夏の暑さについて見ていきたいと思います。

まずは、これまでの雨の状況から見ていきましょう。
今日も不安定な空模様が続き、雨の降っている所があります。
今年は梅雨の期間が長いということで雨量もかなり多くなりました。

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こちらは、梅雨入りした6月11日からの八幡西区の雨量をまとめたものです。
何度か大雨のピークがあり、そのうち令和2年7月豪雨の際、
八幡西区では特に7月6日~7日にかけて雨量が多くなりました。
この2日間で降った雨は約250ミリと、平年の7月1か月分の8割以上となりました。

その後も断続的に雨が強まり、昨日までの総雨量は908.5ミリと、
平年の同じ時期の約1.8倍となっています。

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その一方で、気温は平年を下回った日が多くなりました。
上のグラフは、同じ期間の八幡西区の気温を振り返ったものです。

緑のラインは平年の気温を表していて、6月は暑い日も多くなりましたが、
7月は青色の表示で平年を下回る日が続いています。
今年の7月で昨日までに真夏日となったのは、まだ4日間しかありません。

例年に比べて涼しい日が多い印象ですが、梅雨明け後は一転して暑くなる見込みです。
向こう一週間の天気と気温を見ていきましょう。

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この先はずらりと晴れマークが並んでいて、強い日差しが照り付けそうです。
夕立のようなにわか雨の可能性は残りますが、基本的には晴天傾向が続くでしょう。
ということで、早ければあすにも梅雨明けの発表がありそうです。
また、気温は連日33℃前後まで上がる予想となっています。

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九州北部には高温に関する気象情報が発表されていて、
7月30日以降は、最高気温が35℃以上の猛暑日になる所もあるでしょう。

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さらに、1か月予報から8月中旬にかけての気温傾向も見ていくと、
8月8日~21日は平年並みか高い予想となっていて、一層暑さが厳しくなりそうです。

これから1年で最も暑い時期となってきますから、熱中症に十分注意をしてください。
また急に暑くなる梅雨明け直後は、毎年熱中症が多く発生する傾向にあります。

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熱中症対策のポイントを改めて確認しておきましょう。

まずは、こまめな水分・塩分補給です。喉が渇いていなくても、1日あたり1.2Lを目安にこまめに水を飲み、
汗をかいたときには塩分も忘れず取るようにしてください。
また、通気性や吸水性の良い涼しい服装を選んだり、帽子や日傘などで直射日光を避けることも有効です。
そして、室内での熱中症対策も重要となってきます。

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部屋の温度は28℃以下が目安、暑い日は無理せずエアコンを使用してください。
その際は部屋の換気が必要となりますので、窓を開けたり扇風機や換気扇を併用するなどして、
部屋の空気を入れ換えると良さそうです。
それから、家で過ごす場合でも、こまめな水分補給は忘れないでください。

今年はマスクの着用により、熱中症のリスクが一層高まるおそれがあります。
人との距離が十分に取れる際には適宜マスクを外すなど、
体調管理には十分注意をしてお過ごしください。