ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

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気象予報士の森本まりあです。
セミの元気な声が聞こえるようになりましたね。
最近はじめてクマゼミを見つけて、綺麗な透明の羽に見とれてしまいました。

ちなみに、福岡管区気象台ではミンミンゼミとヒグラシの初鳴きを観測しています。
既に夏の便りも届いていて、梅雨明けが待ち遠しいです。
今回は梅雨明けの時季も含め、この先の天気傾向についてお伝えしていきます。

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まずは梅雨明けの状況ですが、今日までに梅雨明けしているのは沖縄と奄美のみです。
沖縄は6月12日で平年より11日早い梅雨明け、
奄美では7月20日で平年より21日遅く、1951年の統計開始以来最も遅い梅雨明けとなりました。

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その他の梅雨明けしていない地域は、平年日を載せています。
平年日は、九州や四国で7月14日~19日頃、中国・近畿・東海・関東甲信は21日頃です。

例年だと、ちょうど今の時季に梅雨明けラッシュとなるのですが、
今年はなかなか梅雨明けが見通せない状況が続いています。

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天気図を見ると、日本付近には今日も梅雨前線が停滞している状況です。
前線を北へと押し上げてくれる太平洋高気圧の張り出しが弱く、
少なくとも週末にかけては前線が停滞を続けるでしょう。

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また、上空に寒気を伴った低気圧が近づく、24日(金)~25日(土)頃は雨が強まるおそれも出ています。
梅雨前線の活動が活発になる影響で、発達した雨雲が九州に掛かる見込みです。

気象庁が発表している早期注意情報では、
24日(金)~25日(土)にかけて、九州の広い範囲で、
警報級の大雨となる可能性が示されていて、再びの大雨に警戒が必要です。
まだ少し先の予測でブレもありますから、こまめに最新情報を確認するようにしてください。

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その後も、来週前半にかけては雨が降りやすくなりそうですが、
来週後半には段々と晴れる日が増えてくる見込みです。

7月30日以降は晴れマークも増えてきて、8月にかけて太平洋高気圧が勢力を強めるでしょう。
この頃には梅雨明けの発表もありそうです。

最近蒸し暑い日が増えてきましたが、梅雨明けと共に暑さはさらに厳しくなってきます。
今のうちに体を暑さに慣らしておくなど、猛暑に備えましょう。