ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
きょう7月1日は【半夏生(はんげしょう)】です。
この頃に降る雨は半夏雨と呼ばれ、大雨になることが多いと言われています。
九州では先週から断続的に雨が強まっていて、大雨になったところもありました。
梅雨の末期は豪雨による災害が起こりやすい時季でもあります。

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おととしの西日本豪雨や平成29年の九州北部豪雨、
そして平成24年の九州北部豪雨の、いずれもが7月に発生しています。
梅雨前線の活動が活発になり、記録的大雨となった事例です。

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また、八幡の月別の降水量を見ると、
7月は平年で300ミリ近くと1年で最も多くなっていることが分かります。
今年7月の降水量もほぼ平年並みと予想されていていますから、
例年通り大雨への警戒が必要です。

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この先7月上旬にかけて雨の降りやすい状態が続く見込みで、梅雨前線の活動も活発になりそうです。
あさって3日(金)は、前線の活動の程度によっては大雨となるおそれがあります。
局地的には激しい雨が降るかもしれません。
その【激しい雨】や【非常に激しい雨】が、どのような降り方をするのかイメージできますか?

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気象庁では1時間に降る雨の量によって、用語を使い分けています。
1時間に10~20ミリの雨が降る時【やや強い雨】、20~30ミリは【強い雨】です。
特に気を付けて欲しいのは、30ミリ以上の【激しい雨】より雨量が多くなる時です。
【非常に激しい雨】は滝のように降る雨、
そして【猛烈な雨】は息苦しくなるような圧迫感だったり、恐怖を感じるような雨となってきます。
どのような状況になるおそれがあるか見ていきましょう。

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まず【激しい雨】が降る時は、道路が川のようになったり、
車でスピードを出して運転している時に、ブレーキが効かなくなってしまうおそれがあります。

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さらに、【非常に激しい雨】や【猛烈な雨】が降ると、
水しぶきであたり一面が白っぽくなり、車の運転は危険な状況です。
また、こうした雨が降ると、
土砂災害や河川の増水・氾濫などの災害が起こる危険性も高くなります。

災害が起こるおそれがある場合、
気象台からは早期注意情報など様々な情報が発表されます。
また状況によっては大雨・洪水警報や土砂災害警戒情報なども発表されるようになります。
もしこうした情報が出た場合どうすればよいのか、
避難の行動をまとめたものが5段階の警戒レベルです。

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大切なのはレベル5を待たず、レベル4までに全員が避難するということです。
自宅周辺の危険な場所を確認したり、ハザードマップを見たりして、
いざという時の避難場所などを改めて確認するようにしてください。