ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
2020年初ブログです。今年もお天気の話題をたくさんお届けしますので、どうぞよろしくお願い致します!

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(気象解説で使っているモニターと鏡もちハレピョン。)

さて、今は1月上旬ですが、
1/7(火)~8(水)の未明にかけては、冬とは思えないような記録的な暖かさとなりました。

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北九州市八幡西区では、7日(火)に19℃を観測、1月の観測史上最高となりました。
そして、8日(水)の日中は西風で寒くなったものの、最高気温としては未明に18.1℃を観測しています。

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その他の各地も、記録的な暖かさとなりました。
添田町や行橋では20℃以上、北九州空港は18.7℃と、いずれも1月の観測史上最も高い気温です。

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これだけ気温が上がった理由は、急速に発達した低気圧にあります。
7日(火)~8日(水)にかけて日本付近を通過し、この低気圧に向かって強い南風が吹き込みました。
八幡西区でも瞬間的に20メートル近い南風が吹きました。

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一方、前線が通過した8日(水)の日中は、西風へと変わり、グッと寒くなりました。

例年ですと、この時期は冬型の気圧配置が続くことが多いですが、
今冬は暖冬の影響で、冬型が長続きしないのが特徴です。
日本付近を次々と低気圧が通過していて、天気は周期的に変わっています。

この先も、冬らしくない天気は続く見通しですが、暦の上では今が一番寒さの厳しい頃にあたります。

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6日(月)は二十四節気の一つ小寒で、この日が寒の入りでした。
今月20日には、一年でも最も寒さが厳しくなる大寒を迎えます。
寒の入りから、立春前日の節分までが、寒中、あるいは寒の内となります。

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寒中見舞いを出すのは、文字通りこの寒中の期間です。
また、寒稽古を行うのもこの時期です。
厳しい寒さの中、武道などの稽古に励み、技術だけでなく精神を強くしようという意味合いがあるとされています。

他にも寒九の雨という言葉があるのをご存知でしょうか?
寒に入って9日目に降る雨の事で、寒九の雨は豊作の兆しとされています。

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寒の入りから9日目の14日(火)は、今のところ、雨が降る可能性があります。恵みの雨となるかもしれません。
そして、気温は来週初めにかけて、12~13℃くらいの日が続く予想です。
平年と比べると2~3℃高く、3月並みとなるでしょう。
来週中ごろは、一旦この時期らしい寒さとなりますが、この寒さも一時的なものとなりそうです。

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この先の気温の傾向を見ていきますと、1月下旬にかけて、平年より高い状態が続くでしょう。
そして、2月~3月にかけても、平年並みか平年より高くなる予想が出ています。
この先も暖冬傾向が続き、春の訪れも早くなるかもしれません。