ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
もうすぐ師走、寒さも増してきましたね。体調を崩されていませんでしょうか?

今年は例年より早く、インフルエンザの流行シーズンに入っています。
こちらは、北九州市の1医療機関辺りのインフルエンザ患者数をまとめたグラフです。

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北九州市では今シーズン、9月最初の週から流行開始の目安とされる「1」を超えている状況です。
緑色のグラフで表している昨シーズンと比べると、2か月ほど早い流行シーズン入りとなります。

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この影響で、28日現在、4つの小中学校と1つの幼稚園で学級閉鎖となっています。

最新の調査では、流行の目安となる「1」を下回っているものの、
引き続き流行シーズンに入っているということで、今後、患者数は増えていきそうです。

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インフルエンザの流行には、一般的に「空気の乾燥」が関係していると言われています。
これは、乾燥によって、喉や鼻の粘膜機能が低下してくることが理由です。
冬にかけて空気はより乾燥していきますから、一層注意が必要となりそうです。

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この先の天気と湿度の予想を見ていきますと、
29日(金)には晴れ間が戻って最小湿度は40%まで下がる見通しです。
また、12月1日(日)に雨が降った後は、寒気が流れ込んできます。
来週前半は、日中も10℃を少し超えるくらいの寒さで、晴れて空気の乾燥も一層進みそうです。

注意が必要なインフルエンザ、その対策を見ていきましょう。

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まずは、流行前のワクチン接種です。
すでに流行期には入っていますが、さらに患者数が増えていくのはこれからの時期です。
早めの予防接種を心掛けるとよさそうです。

そして、外出後の手洗いうがいやアルコール消毒を心掛けることも大切です。
また、人混みを避けたり、人混みに入る際には、
ある程度飛沫感染を防ぐことができる不織布製のマスクを着用したりすると良いでしょう。
さらに、適切な湿度の保持とありますが、目安は50~60%です。

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加湿器を使って湿度を保ったり、簡単な方法であれば、
濡れたタオルや洗濯物を部屋に干したりすることでも多少湿度を上げることができます。
また、オフィスなどではマスクを着用することも、喉を潤すのに有効かと思います。

冬の時期、暖房を使うと空気の乾燥も進みます。
可能であれば湿度計などを使って、こまめに湿度を確認してあげると良さそうです。

また、万が一インフルエンザに罹ってしまった場合は、
無理して学校や職場に行くことはせず、安静に過ごすようにしてください。

来週は寒さと乾燥が一層進みそうです。体調管理には十分お気をつけください。