ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2019年07月04日 (木)

雨に関する情報の見方

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
梅雨前線が九州付近に停滞を続け、九州では記録的な大雨となっている所があります。
断続的に激しい雨が降り、総雨量は1000ミリを越えた所もあります。

気象情報では、雨の降り方をお伝えする際に、
「非常に激しい雨」や「激しい雨」といった言葉を使いますが、これらには定義があります。

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こちらは雨の強さと用語、そして人の受けるイメージをまとめたものです。
特に注意をして欲しいのは、「激しい雨」より強い降り方の時です。
「非常に激しい雨」は滝のように降る雨、
「猛烈な雨」は息苦しくなるような圧迫感や恐怖を感じる雨になります。
それぞれどんな状況になる恐れがあるのか見ていきましょう。

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まず1時間に30ミリ以上の「激しい雨」の降る時は、道路が川のようになったり、
高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる、
ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなったりします。

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さらに、「非常に激しい雨」や「猛烈な雨」が降ると、
水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が非常に悪くなります。
こうなってくると、車の運転は危険な状況です。
また、こういった「激しい雨」などが降り続くと、
土砂災害などが起こりやすくなるので警戒が必要です。

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続いて「雨の予報」を詳しく確認できる方法をご紹介します。
パソコンやスマートフォンから気象庁の「降水短時間予報」を見ると、
15時間先までの詳しい降水予想を見ることができます。

スマートフォンから見る方法をご紹介します。(※画面の情報は7月4日のものです。)

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①まずは気象庁のホームページを開いてください。
 そして、1番上の「天気」のタブを開きます。
②天気予報やアメダス、気象レーダー、そして天気図が出てきます。
 3番目にある雨雲レーダーの下に「今後の雨」という項目があるので、そちらを選びます。

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③地図と雨雲の様子が出てきます。下にある「再生」ボタンを押すと、
 15時間先までの雨の予想が見られます。
④こちらの画面は地図を拡大することができ、
 ④の例では「北九州市」を中心に持ってきています。
 お住いの地域の周辺の雨の様子を詳しく知ることができ、
 15時間先までの予想が見られれば、夜に大雨が予想される場合でも、
 明るいうちに避難をすることができます。

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⑤さらに、画面左上にある、「三」のマーク、三本線のタグを開いていただくと、
 現在の「土砂災害」や「浸水害」、「洪水」の危険度を示したマップを開くことができます。
⑥例えば「土砂災害」のタブを開くと、土砂災害の危険度の高い地域が、
 黄色や赤色など色付きの表示で見られます。
 画面は7月4日10時20分現在のものです。

こういった情報は、避難の判断をする助けとなりますから、ぜひ活用できるようになさってください。
そして、避難を判断するうえでは、自治体などからの情報が5段階の警戒レベルに分けられました。
5段階の警戒レベルについては、以前ブログでご紹介していますので、
もしよろしければ、そちらもご確認下さい。
https://www.nhk.or.jp/kitakyushu-blog/700/369187.html