ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
もう6月、あじさいの季節ですね。私の家の近くに咲いているあじさいも、綺麗に色づき始めました。
皆さんは今年あじさいを見ましたか?

さて、今回の「暮らしと天気」では、スタジオを飛び出し、
県内有数のあじさいの名所、若松区の高塔山公園を訪ねてきました!

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最初に目に入ったのは、大振りで丸みを帯びた「西洋アジサイ」です。
私が写真を撮った場所は、日当たりが良く色づきが進んでいましたが、全体的にみると3分から4分咲きだそう。

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ただ、高塔山公園に咲いているあじさいは、一般的な「西洋アジサイ」だけではありません。
全部で150種類、合わせて7万株あまりのあじさいが植えられていますから、今が満開という花もあります。
上の写真ではご紹介しきれないほど、たくさんの種類のあじさいが咲き誇っていました。

そこで、今が満開となっている「山アジサイ」をいくつかご紹介します。
まずはこちらの「紅」という品種。咲き始めは白い色ですが、日に当たると花びらが赤く色づいていきます。

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真っ赤に染まった姿がこちら!

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とても鮮やかで綺麗ですよね。大きさは7~8センチほどで、とても小ぶりなあじさいです。

続いてはこちら、「舞妓」です。

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舞妓さんのかんざしの飾りに似ているので、その名がついたと言われています。
こちらも5センチから8センチほどと小さく、とても可愛らしいあじさいです。

最後はこちら、「黄冠」です。

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青い花と黄色の葉っぱのコントラストがとても美しいあじさいです。

こうした山アジサイ30種類、およそ1000株が、今ちょうど見頃を迎えています。
今年は気温が高かった影響で、例年より早い開花となっているそうです。

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気象台が発表している九州各地のあじさいの開花日を見てみましょう。
宮崎では、まだ開花の発表がありませんが、
その他、鹿児島を除いては、いずれも平年より早い開花となっています。
実は、気象台はあじさいの花のある部分を見て、開花の判断を行っているんです。

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それが、花の中心あたりに咲いている「真花(しんか)」です。
そのうちの一つに赤丸を付けてみました。気象台では、この真花が2~3輪咲くと開花を発表します。
一見すると花のように見える部分は、「装飾花」と呼ばれるもので、
花びらではなく「がく」の部分にあたります。

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今年は、この小さな「真花」を探しながら、あじさいを楽しんでみてください。