ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

教えて!まりあの暮らしと天気!

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気象予報士の森本まりあです。
朝晩を中心に気温が下がり、過ごしやすい日が増えてきましたね。
週前半はカラッとした秋晴れでしたが、
きょうは秋雨前線の影響でスッキリしない天気となっています。

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秋雨前線はしばらく停滞を続けるということで、週末にかけては秋の長雨となりそうです。
今回はこの秋雨をテーマに書いていこうと思います。
まずは天気図から見ていきましょう。

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こちらは、けさの実況天気図で、日本の南に長くのびているのが秋雨前線です。
9月半ばになると夏の太平洋高気圧は次第に勢力を弱め、
北からは秋の冷涼な空気が流れ込むようになってきます。
この夏と秋の空気の境目に出来るのが秋雨前線で、季節の変わり目に現れるものです。

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この時季に降る秋の雨ですが、様々な名前がついています。
ちょうど今週あたり、秋の長雨の季節に入ることを「秋入梅(あきついり)」と言ったり、
秋の長雨を「秋霖(しゅうりん)」と言ったりします。

その他にも秋の雨で空気が冷たくなることを「秋湿り」と言ったり、
秋の美しい月を隠してしまう雨ということで「月の雨」と表現したりすることもあります。

この先は週末にかけて雨が続くということで、まさに「秋霖」となりそうです。

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週間予報を見ると、20日(日)のはじめ頃にかけて雨が降る予想となっていて、
17日(木)~18日(金)は降り方が強まる可能性があります。

また、この雨と共に気温も下がる予想で、日中も秋を感じられる涼しさとなるでしょう。
最高気温は18日(金)以降25℃前後となっていて、9月下旬~10月並みの予想です。
また朝晩は17℃前後と肌寒く感じるくらいになりそうです。
羽織り物を用意したり、長袖を準備したりしておくなど、服装選びにお気をつけください。

そして、きょう午前3時には台風11号が発生しました。
この先は秋雨前線+台風による大雨にも注意が必要です。

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日本付近に前線が停滞している時期に台風が発生すると、
台風からの湿った空気が前線を刺激して雨が強まることがあります。

台風11号に関しては今後ベトナム方面へと進むため日本に影響をもたらすことはなさそうですが、
いまは台風シーズンということで、今後の台風発生にも十分注意が必要です。

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気象予報士の森本まりあです。
段々と朝晩の気温が下がってきて、季節は少しずつ秋に向かっています。

先週「暮らしと天気」のコーナーで、門司区にある白野江植物公園に行ってきました。
今回は、そちらで見つけた秋の草花をご紹介します。

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公園内に入って早速見つけたのは、紫色のヤブランです。
花が麦の穂のように咲いているのが特徴です。

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一方で、同じヤブランでも花が広がるように咲くものがあります。
こちらは「打上げ花火」という名前で、白野江植物公園で見つかった新品種です。
8月の関門海峡花火大会の頃に咲き始め、形が打ち上げ花火に似ていることが名前の由来です。

また、秋の草花と言えば忘れてはいけないのが秋の七草です。
この時季は園内で3種類の草花を見ることができました。

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【キキョウ】

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【オミナエシ】

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【ススキ】

今年はオミナエシの色付きが特に良いそうで、鮮やかな黄色が目を引きます。
また、ススキは穂をつけ始めたばかりで、見ごろを迎えるのは10月から11月頃ということでした。

秋の七草には、このほかにもナデシコやフジバカマ、クズやハギがあります。
ナデシコは見ごろを過ぎていますが、その他の草花はこれから見ることが出来るそうです。

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そして、園内にちらほらと姿を見せていたのがヒガンバナです。
赤い花のイメージがありますが、白野江植物公園では9月中旬から下旬に、
およそ3万球のシロヒガンバナを見ることができます。
私も去年見ましたが、一面に咲くシロヒガンバナはとても幻想的でした。

今年は気温が高く、雨もかなり降っているということで、
花全体の開花時期が早まっている傾向にあるそうです。
また、秋の七草は一斉に咲くわけではなく、夏から秋にかけて順番に咲いていきます。
公園を管理している方は、ぜひ移り変わる花々と景色を楽しんで欲しいと話していました。

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さて、天気の方も、少しずつ秋の気配を感じられるようになりそうです。
最高気温が30℃を超える真夏日は少なくなり、この先は熱帯夜もないでしょう。
朝晩の気温は22℃前後と涼しく感じられそうです。
また、天気も周期的に変わり、この先は一雨ごとに季節が秋へと進んでいきそうです。

ぜひ草花や空模様の変化から、季節の移り変わりを感じてみてください。

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気象予報士の森本まりあです。
昨日は糸島市や太宰府市で38.5℃、福岡市でも38℃と記録的な暑さとなりました。
この暑さと現在発生している台風8号は関連しています。

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今回は台風8号についてと、暑さはいつまで続くのか見ていきたいと思います。
まずは台風の情報です。

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台風8号は、26日(水)現在、非常に強い勢力に発達し、北上を続けています。
台風の北上に伴って風が強まり、波の高い状態が続いています。

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台風が発達している原因は、平年より高い海面水温にあります。
上図は台風の進路と日本付近の水温を表していて、
オレンジ色で塗ってある部分が27℃以上、そして赤色は30℃以上のエリアです。

台風が発達、あるいは勢力を維持する目安となる海面水温は27℃以上とされていますが、
台風はこれまで30℃以上の海域を進んでいて、明日にかけても27℃以上のエリアを進む見通しです。
これは平年と比べて2℃前後高い温度で、この影響で台風は発達を続けています。

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正午までに観測されている最大瞬間風速は、
鹿児島県で17.5メートルなどとなっていて、
北九州市周辺でも15メートル近い風が吹いています。

この影響で波の高くなっている所もあり、強風や高波に十分注意が必要です。
風や波のピークは今日となりますが、明日27日(木)も影響の残る所があるでしょう。

そして、もう1つ注意が必要なのが暑さです。
昨日糸島市や太宰府市、福岡市で38℃を超えたのは、台風に吹き込む東風が山地を越え、
フェーン現象が発生したからです。

北九州市周辺でも厳しい残暑が続いていて、
気象台はおととい「長期間の高温に関する気象情報」を発表しました。

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高温が続いている8月4日~23日にかけて、
最高気温の平均は、添田町と飯塚市で34.4℃、行橋市や八幡西区でも34℃近くとなっています。
平年差は2℃前後高くなっていて、この状態は今後2週間程度続く見込みです。

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16日先までの気温の予想を見ていくと、
35℃前後の猛暑は9月初めにかけて続く予想で、その後も32℃くらいと真夏日が続くでしょう。
そして、最低気温もかなり高く熱帯夜が続く見込みです。
引き続き、熱中症には十分注意をしてお過ごしください。

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昨日発表された3か月予報によると、高温傾向は10月にかけても続く見通しです。
気温が平年並みに戻るのは11月となるでしょう。

天気は周期的に変わりますが、
10月は秋雨前線などの影響で、平年に比べて晴れの日が少なくなりそうです。
そして、台風シーズンは10月頃にかけて続きます。

この先も、続く残暑や台風の情報にお気をつけください。

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気象予報士の森本まりあです。
連日強い日差しが照り付け、猛暑が続いています。
みなさまは夏バテなどしていませんか?

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今回は続く猛暑と、夕立や虹といった盛夏の天気についてです。
さっそく暑さから見ていきましょう。

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先週から筑豊・京築エリアで35℃を超える猛暑日が続いています。
行橋でも猛烈な暑さとなっていて、昨日までの1週間の気温を振り返ると、
15日(土)には37.3℃と観測史上5番目に高い気温を観測、その後も体温並みの暑さが続いています。

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また、八幡でも平年を上回る暑さが続いていて、14日(金)には36.4℃を観測しました。
この暑さはいつまで続くのか、この先の予想も見ていきましょう。

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35℃前後の猛暑は、21日(金)までとなりそうです。
22日(土)~23日(日)は天気が崩れる影響で、暑さは多少しのぎやすくなりますが、
その後はほぼ横ばいということで、平年を上回る厳しい残暑が続くでしょう。

また、最低気温も25℃以上の熱帯夜が続きます。
日中はもちろん、夜間の熱中症にも十分お気をつけください。

さて、ここ数日は猛暑に要警戒でしたが、
この先は湿った空気が流れ込む影響で、天気の急変にも注意が必要となりそうです。
夏の空の特徴も見ていきましょう。

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夏によくみられる雲と言えば、こうしたモクモクとした積雲です。
この積雲は発達すると積乱雲となります。

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積乱雲は入道雲や雷雲とも言い、急な雨や雷雨をもたらします。
雲は「1つ、2つ」と数えることも出来ますが、
このように大きな積乱雲の場合は「座」を使って数えます。

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この「座」という数え方は、もともと座っている仏様を数える時に使う言葉で、
大きな積乱雲を大仏様に見立てたことから、この数え方を使うようになったとされています。
また、この大きな雲は天気の急な変化をもたらします。

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積乱雲の下では、ザッと降る雨のほかに、落雷や突風、あるいはひょうが降ることもあります。

積乱雲は下から見ると黒い雲ですから、真っ黒な雲が近づいてきたり、
雷の音が聞こえてきたり、急に冷たい風が吹いたりしてきた時に注意が必要です。
こういった場合には、近くの頑丈な建物などに移動をするようにしてください。

また、このような現象は局所的に起こることが多く、夕立は数十分で止むことがほとんどです。
雨が止んだ後は虹を見るチャンスです。

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虹は8月に最も多く見ることができ、夏の季語にもなっています。
空気中の水滴の中で、光が反射・屈折することででき、
太陽高度が高い夏の時季は、朝か夕方がチャンスです。
雨の後は、ぜひ太陽の反対側の空を見上げてみてください。

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気象予報士の森本まりあです。
梅雨明け後は夏の日差しが照り付けて、猛暑が続いていますね。
また、8月に入ってからは台風も続けて発生しています。

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今回は、そんな台風についてと、続く猛暑がテーマです。
まずは、現在発生している台風4号の情報から見ていきましょう。

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3日(月)に沖縄の先島諸島に接近した台風4号ですが、
きのう4日(火)に中国大陸に上陸した後、進路を東寄りに変えています。

大回りのコースを通っているのは、日本付近で高気圧が勢力を強めているからで、
この影響で九州では猛暑が続いています。

台風は、あす6日(木)に温帯低気圧に変わる予想ですが、
低気圧に変わった後は北海道方面に進み、北日本では荒れた天気となるおそれがあります。
九州付近も湿った空気の影響で、曇りや雨の天気となるでしょう。

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これからは、台風シーズンに入っていきます。
平年の月別台風発生数を見ていくと、8月は最も多い約6個となっています。
さらに、接近数は3~4個、上陸数は約1個です。
九州北部も8月~9月に台風が接近することが多く、注意が必要です。

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また、今年は台風の発生状況が特徴的な年となっています。
平年ですと、7月は台風が3~4個ほど発生しますが、
今年は統計開始以来、初めて台風の発生がゼロの年となりました。

ただ、8月になるとフィリピン近海の対流活動が活発になり、台風が続けて発生しています。
今後も台風の発生は増える可能性があるでしょう。
そして、もう1つ気を付けたいのが暑さになります。

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こちらは北九州市消防局がまとめた、梅雨明け前後の熱中症の救急搬送者数です。

人数は速報値になりますが、梅雨明け前の3日間は7人だったのに対し、
梅雨明け後は37人と大幅に増加していることが分かります。
また、高齢者の熱中症も増えているということで、今まで以上に警戒が必要です。

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環境省によると、高齢の方が熱中症になりやすいのは、
暑さを感じにくくなったり、のどの渇きを感じにくくなるからとされています。
部屋に温度計を置いて、室温が28℃を超えないよう心掛けたり、
1日1.2Lを目安に、時間を決めてこまめに水分をとるなど、対策をなさってください。

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また、小さなお子さんやペットの熱中症も気にかけてあげる必要があります。
晴れている時は、地面に近いほど気温が高くなります。

通常気温は1.5mの高さで測っていますが、その気温が32℃の場合、
50㎝の高さでは35℃、さらに地面に近い5㎝では36℃以上となります。
大人が暑いと感じるときは、お子さんやペットはさらに高温にあるということですから、
より気を配ってあげることが大切です。

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週間予報を見ると、7日(金)~8日(土)にかけて曇りや雨で猛暑も和らぎそうですが、
その後は再び夏空と暑さが戻る見通しです。内陸部を中心に35℃以上の猛暑日となるでしょう。

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また、気象台からは高温に関する早期天候情報も出ています。
九州北部は9日(日)頃から、平年+1.6℃以上とかなりの高温になることが予想されています。
熱中症や農作物の管理なども注意が必要です。
連日の暑さで疲れがたまっている頃かと思いますが、この先も体調に気を付けてお過ごしください。

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気象予報士の森本まりあです。
長い梅雨に青空が恋しくなる日々です。
梅雨明けはいつ?と悩み続けていましたが、早ければ明日にも発表がありそうです。嬉しい!

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今回はこれまでの雨と気温を振り返るとともに、
この先やってくる夏の暑さについて見ていきたいと思います。

まずは、これまでの雨の状況から見ていきましょう。
今日も不安定な空模様が続き、雨の降っている所があります。
今年は梅雨の期間が長いということで雨量もかなり多くなりました。

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こちらは、梅雨入りした6月11日からの八幡西区の雨量をまとめたものです。
何度か大雨のピークがあり、そのうち令和2年7月豪雨の際、
八幡西区では特に7月6日~7日にかけて雨量が多くなりました。
この2日間で降った雨は約250ミリと、平年の7月1か月分の8割以上となりました。

その後も断続的に雨が強まり、昨日までの総雨量は908.5ミリと、
平年の同じ時期の約1.8倍となっています。

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その一方で、気温は平年を下回った日が多くなりました。
上のグラフは、同じ期間の八幡西区の気温を振り返ったものです。

緑のラインは平年の気温を表していて、6月は暑い日も多くなりましたが、
7月は青色の表示で平年を下回る日が続いています。
今年の7月で昨日までに真夏日となったのは、まだ4日間しかありません。

例年に比べて涼しい日が多い印象ですが、梅雨明け後は一転して暑くなる見込みです。
向こう一週間の天気と気温を見ていきましょう。

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この先はずらりと晴れマークが並んでいて、強い日差しが照り付けそうです。
夕立のようなにわか雨の可能性は残りますが、基本的には晴天傾向が続くでしょう。
ということで、早ければあすにも梅雨明けの発表がありそうです。
また、気温は連日33℃前後まで上がる予想となっています。

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九州北部には高温に関する気象情報が発表されていて、
7月30日以降は、最高気温が35℃以上の猛暑日になる所もあるでしょう。

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さらに、1か月予報から8月中旬にかけての気温傾向も見ていくと、
8月8日~21日は平年並みか高い予想となっていて、一層暑さが厳しくなりそうです。

これから1年で最も暑い時期となってきますから、熱中症に十分注意をしてください。
また急に暑くなる梅雨明け直後は、毎年熱中症が多く発生する傾向にあります。

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熱中症対策のポイントを改めて確認しておきましょう。

まずは、こまめな水分・塩分補給です。喉が渇いていなくても、1日あたり1.2Lを目安にこまめに水を飲み、
汗をかいたときには塩分も忘れず取るようにしてください。
また、通気性や吸水性の良い涼しい服装を選んだり、帽子や日傘などで直射日光を避けることも有効です。
そして、室内での熱中症対策も重要となってきます。

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部屋の温度は28℃以下が目安、暑い日は無理せずエアコンを使用してください。
その際は部屋の換気が必要となりますので、窓を開けたり扇風機や換気扇を併用するなどして、
部屋の空気を入れ換えると良さそうです。
それから、家で過ごす場合でも、こまめな水分補給は忘れないでください。

今年はマスクの着用により、熱中症のリスクが一層高まるおそれがあります。
人との距離が十分に取れる際には適宜マスクを外すなど、
体調管理には十分注意をしてお過ごしください。

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気象予報士の森本まりあです。
セミの元気な声が聞こえるようになりましたね。
最近はじめてクマゼミを見つけて、綺麗な透明の羽に見とれてしまいました。

ちなみに、福岡管区気象台ではミンミンゼミとヒグラシの初鳴きを観測しています。
既に夏の便りも届いていて、梅雨明けが待ち遠しいです。
今回は梅雨明けの時季も含め、この先の天気傾向についてお伝えしていきます。

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まずは梅雨明けの状況ですが、今日までに梅雨明けしているのは沖縄と奄美のみです。
沖縄は6月12日で平年より11日早い梅雨明け、
奄美では7月20日で平年より21日遅く、1951年の統計開始以来最も遅い梅雨明けとなりました。

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その他の梅雨明けしていない地域は、平年日を載せています。
平年日は、九州や四国で7月14日~19日頃、中国・近畿・東海・関東甲信は21日頃です。

例年だと、ちょうど今の時季に梅雨明けラッシュとなるのですが、
今年はなかなか梅雨明けが見通せない状況が続いています。

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天気図を見ると、日本付近には今日も梅雨前線が停滞している状況です。
前線を北へと押し上げてくれる太平洋高気圧の張り出しが弱く、
少なくとも週末にかけては前線が停滞を続けるでしょう。

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また、上空に寒気を伴った低気圧が近づく、24日(金)~25日(土)頃は雨が強まるおそれも出ています。
梅雨前線の活動が活発になる影響で、発達した雨雲が九州に掛かる見込みです。

気象庁が発表している早期注意情報では、
24日(金)~25日(土)にかけて、九州の広い範囲で、
警報級の大雨となる可能性が示されていて、再びの大雨に警戒が必要です。
まだ少し先の予測でブレもありますから、こまめに最新情報を確認するようにしてください。

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その後も、来週前半にかけては雨が降りやすくなりそうですが、
来週後半には段々と晴れる日が増えてくる見込みです。

7月30日以降は晴れマークも増えてきて、8月にかけて太平洋高気圧が勢力を強めるでしょう。
この頃には梅雨明けの発表もありそうです。

最近蒸し暑い日が増えてきましたが、梅雨明けと共に暑さはさらに厳しくなってきます。
今のうちに体を暑さに慣らしておくなど、猛暑に備えましょう。

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
きょう7月1日は【半夏生(はんげしょう)】です。
この頃に降る雨は半夏雨と呼ばれ、大雨になることが多いと言われています。
九州では先週から断続的に雨が強まっていて、大雨になったところもありました。
梅雨の末期は豪雨による災害が起こりやすい時季でもあります。

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おととしの西日本豪雨や平成29年の九州北部豪雨、
そして平成24年の九州北部豪雨の、いずれもが7月に発生しています。
梅雨前線の活動が活発になり、記録的大雨となった事例です。

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また、八幡の月別の降水量を見ると、
7月は平年で300ミリ近くと1年で最も多くなっていることが分かります。
今年7月の降水量もほぼ平年並みと予想されていていますから、
例年通り大雨への警戒が必要です。

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この先7月上旬にかけて雨の降りやすい状態が続く見込みで、梅雨前線の活動も活発になりそうです。
あさって3日(金)は、前線の活動の程度によっては大雨となるおそれがあります。
局地的には激しい雨が降るかもしれません。
その【激しい雨】や【非常に激しい雨】が、どのような降り方をするのかイメージできますか?

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気象庁では1時間に降る雨の量によって、用語を使い分けています。
1時間に10~20ミリの雨が降る時【やや強い雨】、20~30ミリは【強い雨】です。
特に気を付けて欲しいのは、30ミリ以上の【激しい雨】より雨量が多くなる時です。
【非常に激しい雨】は滝のように降る雨、
そして【猛烈な雨】は息苦しくなるような圧迫感だったり、恐怖を感じるような雨となってきます。
どのような状況になるおそれがあるか見ていきましょう。

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まず【激しい雨】が降る時は、道路が川のようになったり、
車でスピードを出して運転している時に、ブレーキが効かなくなってしまうおそれがあります。

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さらに、【非常に激しい雨】や【猛烈な雨】が降ると、
水しぶきであたり一面が白っぽくなり、車の運転は危険な状況です。
また、こうした雨が降ると、
土砂災害や河川の増水・氾濫などの災害が起こる危険性も高くなります。

災害が起こるおそれがある場合、
気象台からは早期注意情報など様々な情報が発表されます。
また状況によっては大雨・洪水警報や土砂災害警戒情報なども発表されるようになります。
もしこうした情報が出た場合どうすればよいのか、
避難の行動をまとめたものが5段階の警戒レベルです。

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大切なのはレベル5を待たず、レベル4までに全員が避難するということです。
自宅周辺の危険な場所を確認したり、ハザードマップを見たりして、
いざという時の避難場所などを改めて確認するようにしてください。

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
今週は梅雨時とは思えないような、スッキリとした青空が広がっています。

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今回はこの梅雨の晴れ間と熱中症について、そして今後の雨の予想も、お伝えしていきます。
まずは、週末から23日(火)までの日照時間を見ていきましょう。

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前線が南下している影響で、ここ数日は晴れの天気が続いています。
八幡西区の日照時間は、22日(月)、23日(火)と12時間を超えている状況です。
また、21日(日)は夏至で、1年で最も日が長い日です。
これから7月上旬にかけての日の入りの時刻は午後7時半ごろと、
晴れれば日の長さを感じられそうです。

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また、良く晴れていることで気温も上がっています。
八幡の最高気温は22日(月) 31.4℃、23日(火) 32.7℃と、平年を5℃前後上回りました。
先週は比較的涼しい日もありましたから、
急激な気温変化と、照りつける日差しが体に堪えたという方もいらっしゃるかも知れません。

こうして急に暑くなる梅雨の晴れ間というのは、熱中症に十分注意が必要です。

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こちらは、北九州市内で熱中症により救急搬送された人の人数をまとめたものです。
人数は速報値となっていますが、既に28人の方が熱中症で搬送されていて、
そのうち屋外では11人、屋内では17人となっています。

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さらに、時間帯別に見ていくと、夜間の発生も多くなっていて、
午後6時~11時までに8人、午前0時~5時に1人となっています。
室内でも、あるいは夜の時間帯でも、熱中症に十分注意が必要です。
では、具体的にどのような点に気をつければ良いのか見ていきましょう。

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まず、室内での熱中症対策についてです。
部屋の室温は28℃以下が目安となりますから、
暑い日は無理をせずエアコンを使用するようにしてください。
その際には部屋の換気が必要ですから、扇風機や換気扇などを併用して、
部屋の空気を入れ換えるようにしてください。
それから、こまめな水分補給も大切です。

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これらのポイントは、夜間の熱中症対策にも有効となってきます。
夜寝る前や朝起きた時に水分をとること、また必要に応じて夜間もエアコンなどを使い、
部屋の温度を下げるようにしてください。

さて、明日25(木)以降は梅雨空が戻る見込みで、暑さも蒸し暑い体感へと変わっていきそうです。

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前線や湿った空気の影響で雨の降る日が多くなる見込みで、
特に25(木)は雷を伴い激しく降る所があるでしょう。
晴れ間が出る27日(土)は、再び30℃の真夏日となる見込みです。
その後、28日(日)以降はまた雨が降りやすくなり、蒸し暑い日が続くでしょう。
また、最低気温も高い日が増えて夜間もムシムシとしてきそうです。
熱中症には十分注意をしてお過ごしください。

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
長雨の季節に入りましたが、この時季を彩る花と言えばあじさいですよね。
今回は若松区の高塔山公園のあじさいの様子をご紹介します。

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高塔山公園には、およそ150種類、7万株あまりのあじさいが植えられています。
今ちょうど見頃を迎えているのが、大ぶりで丸みを帯びた「西洋あじさい」です。

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あじさいは植えられた土の特性によって花の色が変わると言われています。
例えば酸性の土で育ったあじさいは青色に、アルカリ性の土では赤みがかった色になるそうです。

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また、あじさいの楽しみ方は色だけではありません。形も様々です。

こちらの「ダンスパーティ」という品種は、四方に延びた八重咲きの花が特徴です。
華やかで可愛らしいですよね。

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また、高塔山公園では、小ぶりで繊細な花が特徴の「山あじさい」も咲いていました。
こちらは「山あじさい」の「紅(くれない)」という品種です。
咲き始めは白色ですが、日に当たると赤く色付いていくのが特徴です。

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こちらは「山あじさい」の「清澄沢(きよすみさわ)」という品種です。
花の縁が淡いピンク色に色付くのが特徴で、繊細な色の変化が素敵ですよね。

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ボランティアであじさいを育てている方によると、
先日からの雨もあり、あじさいの色づきは非常に良くなっているとのことでした。

さて、明日18日(木)~19日(金)にかけては、雨が予想されています。
あじさいにとっては恵みの雨となりそうですが、
雨量が多くなる恐れがありますのでご注意ください。