ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2020年11月20日

こんにちは!
アナウンサーの藤重博貴です。

来週月曜日、去年9月に放送した番組が、再放送されます。

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ラジオ特集「虐待された少女たちの“その後”」。

子どもへの虐待が大きな社会問題となる中、
虐待を受けた当事者はその後どのような人生を歩み、どんな困難に直面するのか。
当事者の独白をもとに明らかにしていく番組です。

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取材したのは、福岡県田川市の更生保護施設「田川ふれ愛義塾」。

罪を犯した子どもたちを一時的に保護し、更生に向けて支援する施設で、
全国103ある更生保護施設のうち唯一、
未成年の少女だけを新たに受け入れる「女子寮」が備えられています。

施設によると、女子寮で暮らす9割以上が、親などから虐待を受けた経験があるといいます。
取材当時、女子寮には16歳から20歳の女性5人が暮らし、
社会に羽ばたくために支援を受けながら、集団生活を行っていました。
番組では、彼女たちが更生に向けて歩む姿を追いながら、
虐待された経験が及ぼす様々な影響や、心に負った傷の深さを見つめます。

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ナレーションは、九州出身の俳優・歌手で、少女たちと同年代の、上白石萌音さん。

放送は、ラジオ第1で、11月23日(月・祝)午後5時5分~午後5時55分です。

以下のページで、放送後の
11月23日(月・祝)午後5時55分~12月21(月) 午後5時55分まで、
4週間、聞き逃し配信も行われます。
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=P000144_01

昨年度、児童相談所が虐待の疑いで対応した件数は、19万件以上と過去最多を更新。
新型コロナウイルスによる外出自粛などの影響も懸念されています。

虐待を受けた子どもたちが、その過去から立ち直ることの難しさや、
社会にはどのような支えが求められているのか。
そして「愛情」とは何か。
いま、改めて、番組が考えるきっかけになれば嬉しいです。