ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2020年10月21日

2020年10月21日 (水)

一雨ごとに秋深まる

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気象予報士の森本まりあです。
昨日までは爽やかな秋晴れが続いていましたが、今夜からは雨となりそうです。

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天気は短い周期で変化していて、一雨ごとに季節が前進していきます。
今回は、秋が深まるこの時期の天気をお伝えします。

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まずは、ここ数日の天気を振り返って見ていきましょう。
こちら八幡西区の一週間の天気ですが、傘マークと晴れマークが交互に並んでいて、
天気は短い周期で変化していることが分かります。
今夜からあす22日(木)にかけては、再びまとまった雨になる見通しです。

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雨が降るのは今夜遅くからで、あす昼前にかけては雨脚の強まる所もあるでしょう。
また、午後にかけても雨が降りやすく、傘が活躍する1日となりそうです。
そして、雨の後は冷たい空気が流れ込むため、気温が下がる見通しです。

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今の時期、このように降る雨を「一雨一度」と言いますが、
雨が降るたびに気温が下がり秋が深まっていきます。
今回も雨が降る22日(木)より、雨が止んだ後23日(金)以降に冷える予想となっています。

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23日(金)以降は天気が回復しますが、日中の気温は19℃くらいと平年を下回る見込みです。
24日(土)頃にかけて冬型の気圧配置となるため、北西の風が冷たく感じられるでしょう。
冬型の気圧配置となるのは一時的ですが、
この先はこうした冷たい北西風、木枯らしが吹く季節が近づいています。

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木枯らしは晩秋から初冬に吹く、木の葉を吹き散らしてしまうような冷たい北寄りの風で、
一時的な冬型の気圧配置の時に吹くことが多いです。
気象庁が木枯らし1号を発表しているのは、東京と近畿地方のみですが、基準を見て見ましょう。

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期間はちょうど今頃、10月半ば~11月末まで、
西高東低の冬型気圧配置で、西北西~北寄りの風が最大8m/s以上吹くことです。
観測は11月に入ってからが多いですが、
北九州周辺でも同じころ、晩秋にかけて風が冷たくなっていきそうです。

この先も、雨のち風が冷たくなり、また晴れ間が戻る、
そうして天気が周期変化しながら季節が先へと進んでいきそうです。