今月も「きたきゅーラジオ」をお聴きいただき、ありがとうございました。

江崎さん・ギラヴァンツ情報を伝えた門田ディレクターとともに。
え...え!?聴き逃した!?
らじるらじるの聴き逃しをどうぞ!
来週、配信予定です。
今月は、「地元の秋を盛り上げる!」と題して、
秋のイベントに熱く取り組むみなさんの思いをお伝えしました。
あす10/31~11/3開催の「小倉城竹あかり」。
実行委員会の会長、辻利之さんにお話を伺いました。
コロナのなかでも、街を盛り上げようと、ボランティアのみなさんが準備を進めています。

市民ボランティアが思い思いに作った竹あかり。

「かべちょろ」という灯籠も・・・意味は、知っていますか? 笑
また、来月14日(土)にオンライン開催となった
「わっしょい百万夏まつり」についてもご紹介しました。
様々な方が、それぞれの形で、街の活気を取り戻そうとしていますね。
これまた、オンラインで熱く盛り上がるのが、「高専ロボコン」。

九州沖縄地区大会が11/1に開かれるのです!!
北九州高専のロボコンチームに意気込みを聞きました。
例年よりも作業時間が短い、集まっての作業を極力減らす、など、制約の中で挑む大会。
とはいえ、自信を持って、みんなを「ハッピー」にするロボットを作っています。
11/1(日)は、オンラインで、ぜひ応援を!
高専ロボコン
バーチャル会場など、オンラインならではの楽しみも、見逃せませんよ。
私、司会を担当します。私への応援も、心より、心より、お待ちしておりまーす。
ではでは、今月も、お便りをいただき、ありがとうございました!
来月の放送もお楽しみに~!

気象予報士の森本まりあです。
先日、秋バラやコスモスを見に行ってきました!

バラの甘い香りに癒されます。
秋のバラは、色が鮮やかで香りが濃いのが特徴なんだそうです。

可憐なコスモスも素敵ですよね。背丈ほどあり、秋風に揺れていました。

長い距離を旅する蝶、アサギマダラも穏やかな陽気に羽休めです。
さて、綺麗に色付いているのは花々だけではありません。
こちらは英彦山の山頂付近の様子です。

標高およそ1200メートルの南岳では、紅葉が見頃を迎えています。
写真を下さった早田さんによると、例年と比べ、色付きのスピードが速いそうです。
さらに、紅葉は山頂から山の中腹に下りてきています。

こちらは廣瀬アナ撮影、おとといのブログに載っている、
お子さんとの山登りの際に撮った写真を頂きました。秋ですなぁ。
標高700メートル付近の奉幣殿の鳥居の側や、参道では色付きが始まっているそうで、
これからは、山裾にかけて紅葉が広がっていきそうです。

また、市街地でも色付きが始まっています。
こちらは小倉北区の小倉城・勝山公園の様子です。
全体的に見るとまだ青葉も多いですが、日当たりの良い所では葉が色付いています。

平野部で紅葉が見頃になるには、あと1か月ほどかかりそうですが、
英彦山では山頂で今が見頃、中腹からふもとにかけても、次第に見頃に入りそうです。
秋晴れが続いていますから、紅葉狩りに出かけるのも良いかも知れません。

ただ、秋晴れ続きということは、空気の乾燥が進んでいるという事でもあります。
この秋、湿度は20%から30%台まで下がった日もあり、火災も発生しました。
先週20日(火)は、小倉南区の平尾台で山火事が発生、山林の約20ヘクタールが焼けてしまいました。
この日は県内の湿度が20%台まで下がり、北九州市には強風注意報も出ていました。
火災が発生しやすく、また燃え広がりやすい状況だったと考えられます。

こちらは、去年の北九州市の月別の火災発生件数をまとめたものです。
春も火災は多いですが、秋から冬にかけても火災の発生件数は増加傾向にあり、
12月は1年で最も多い36件となっています。
主な出火原因はたばこやコンロなど、ちょっとした不注意による火事も多いそうです。
コンロを離れる際は火を消す、寝たばこは絶対にやめるなど、
火の取り扱いには十分注意をするようにしてください。

気象予報士の森本まりあです。
昨日までは爽やかな秋晴れが続いていましたが、今夜からは雨となりそうです。

天気は短い周期で変化していて、一雨ごとに季節が前進していきます。
今回は、秋が深まるこの時期の天気をお伝えします。

まずは、ここ数日の天気を振り返って見ていきましょう。
こちら八幡西区の一週間の天気ですが、傘マークと晴れマークが交互に並んでいて、
天気は短い周期で変化していることが分かります。
今夜からあす22日(木)にかけては、再びまとまった雨になる見通しです。

雨が降るのは今夜遅くからで、あす昼前にかけては雨脚の強まる所もあるでしょう。
また、午後にかけても雨が降りやすく、傘が活躍する1日となりそうです。
そして、雨の後は冷たい空気が流れ込むため、気温が下がる見通しです。

今の時期、このように降る雨を「一雨一度」と言いますが、
雨が降るたびに気温が下がり秋が深まっていきます。
今回も雨が降る22日(木)より、雨が止んだ後23日(金)以降に冷える予想となっています。

23日(金)以降は天気が回復しますが、日中の気温は19℃くらいと平年を下回る見込みです。
24日(土)頃にかけて冬型の気圧配置となるため、北西の風が冷たく感じられるでしょう。
冬型の気圧配置となるのは一時的ですが、
この先はこうした冷たい北西風、木枯らしが吹く季節が近づいています。

木枯らしは晩秋から初冬に吹く、木の葉を吹き散らしてしまうような冷たい北寄りの風で、
一時的な冬型の気圧配置の時に吹くことが多いです。
気象庁が木枯らし1号を発表しているのは、東京と近畿地方のみですが、基準を見て見ましょう。

期間はちょうど今頃、10月半ば~11月末まで、
西高東低の冬型気圧配置で、西北西~北寄りの風が最大8m/s以上吹くことです。
観測は11月に入ってからが多いですが、
北九州周辺でも同じころ、晩秋にかけて風が冷たくなっていきそうです。
この先も、雨のち風が冷たくなり、また晴れ間が戻る、
そうして天気が周期変化しながら季節が先へと進んでいきそうです。
今週末、廣瀬はいろいろなものに出会います。
16日の金曜日は、“香春岳と、山を愛する皆さん”に!!

この形・・。一度見たら記憶に残る、この形ですよ・・。
3つの頂からなる、香春岳(かわらだけ)です。

ふもとを歩くと、この山を愛する皆さんがたくさん。
それぞれの“愛し方”で、地元のシンボルに心を寄せていました。

それに、こんなきれいな石とか。

おいしい料理とか。
香春岳の本当にいろいろな魅力と出会えます。
16日(金)午後6:30~ 「ニュースブリッジ北九州」でご紹介します。
なお、この様子は、17日以降、西日本各地でも、随時放送予定ですのよ。
お楽しみに!
17日には、“お酒と、角打ちを愛する皆さん”に!!

「角打ち放浪記スペシャル」として、
ことし3月上旬に、お笑いコンビ「たんぽぽ」のお2人に、
北九州の角打ちを初めて楽しんでいただきました。
おいしいお酒に、楽しい人に、素敵な時間に・・・もう、出会いまくりです。

今回は、角打ちに詳しい“角じぃ”様が、番組のナレーションを担当!
お声は・・・地元・北九州市出身!!
声優で、北九州市の観光大使も務める多田野曜平さん!
多田野さんファンの廣瀬にとっては、その出会いも嬉しいものでした…。
「角打ち放浪記スペシャル たんぽぽご満悦 人情きらめくワンダーランド」
17日(土) 午前7:35~ 北九州筑豊地方 での放送、お見逃しなく!

気象予報士の森本まりあです。
台風も過ぎ去り、澄み渡る秋晴れの空が気持ち良いですね。
季節が進み、朝晩の冷え込みも強まっています。

強い冷え込みは、紅葉の色付きのスイッチとなります。
今回は今年の北九州・筑豊地方の紅葉情報についてです。

紅葉は最低気温が8℃以下になってから数日で始まり、
8℃を下回って2週間程度で見頃を迎えます。
英彦山など標高の高い山では、もう色付きのスイッチが入っており、
10月終わりから11月上旬にも見頃に入っていきそうです。

そのほか、北九州・筑豊地方の紅葉スポットの見頃予想です。
小倉城や藤江氏魚楽園など、平野部では11月下旬から見頃となりそうです。
門司区にある白野江植物公園はもう少し遅く、
12月上旬から中旬に色付きのピークを迎えるでしょう。
今年は気温が高いため、平年よりやや遅くなる予想となっています。

さて、きれいな紅葉が見られるかどうかは、気象条件が大きく関係しています。
1つは台風の影響が少ないこと、2つめは夏から秋にかけての日照時間が長いこと、
3つめは秋に入ってから昼夜の寒暖差が大きくなることです。順に見ていきましょう。

まず1つめの台風ですが、今年は上陸こそないものの、
台風9号10号が続けて九州に接近しました。
この影響で、強風で葉が散ってしまったり、
塩害により葉が枯れ落ちてしまったものもあるようです。
沿岸部ほど影響は大きく、今年は葉がやや少なめとなるかも知れません。

また、夏~秋の日照時間も振り返ってみました。
7月は梅雨明けが遅くなった影響で日照時間は短く、平年の半分程度となりました。
ただ、8月の日照は261時間で平年より長く、9月もほぼ平年並みとなっています。
また、10月もこれまでは良く晴れた日が多く、ほぼ平年並みの日照を見込んでいます。
8月以降は日差しがしっかり届いているので、色付きは期待できそうです。

最後のポイントは昼夜の寒暖差です。
北九州・筑豊地方で紅葉が最も早く始まる英彦山の予想を見ていきましょう。
この先は晴れる日が多くなるということで、
放射冷却現象による冷え込みと、
日射による気温の上昇とで日較差が大きくなりそうです。
最低気温は、紅葉が進む目安となる8℃以下が続く見込みで、
最高気温は18℃前後まで上がる予想となっています。
寒暖差の面からも、色付きは順調に進んでいきそうです。
英彦山はあと2週間ほどで見頃を迎える見通しです。
平野部ではまだまだ先となりますが、山沿いから紅葉の季節となっていきそうです。

気象予報士の森本まりあです。
現在、台風14号が日本の南海上を北上しています。
今回は14号の進路や特徴などをお伝えします。

まずは、雲の様子です。
きょう正午現在、沖縄の南で渦を巻いているのが台風14号に伴う雲で、
台風の北側には秋雨前線に伴う雲が連なっています。
前線の影響で太平洋側の地域では午後から雨が降り出す見込みで、雨が長く続くでしょう。

一方、台風14号の予想進路を見ていくと、
あす(木)にかけては強い勢力で沖縄の大東島地方に接近する予想となっています。
大東島地方は今夜から風が強まり、あすは西寄りの暴風が吹き、大しけとなるでしょう。
さらに、9日(金)以降は次第に進路を東寄りに変える予想となっていて、
西日本に近づく恐れが出ています。
ただ、11日(日)~12日(月)の予報円の直径は1000キロ前後と、
台風がどこにいくのか、まだ進路が定まっていない状況です。
予報円が大きいと台風が大きくなると誤解されることもあるのですが、
予報円が示しているのは、台風の中心が70%の確率で入る範囲です。
円が大きいほど進路の不確実性は高く、最新の情報に注意が必要です。

また、今回の台風14号ですが、
秋台風としては珍しいくらいの遅い速度で進んでいきそうです。
上図は一般的な秋台風の進路を模式図にして表したものです。
秋の台風は、通常、太平洋高気圧の縁を回るようにして進んだ後、
上空の偏西風に流され、速度を上げて進みます。
平年だと偏西風は、この時期本州付近を流れていますが、
今回は更に北、北海道付近を流れている見通しです。
このため台風の動きが遅く、
台風本体が近づく前から雨が降る太平洋側などで、影響が長引く恐れも出ています。

北九州周辺では、あすも風や波の影響を受けるでしょう。
沿岸部を中心に最大風速15m/sが予想され、波は外海で3mの見込みです。
その後、9日(金)~10日(土)にかけては、
台風の進路によって荒れた天気となる恐れもあり、最新の情報に注意が必要です。

また、台風14号は10月に入って1個目の台風となりますが、
10月はまだまだ台風シーズンです。
これまでの発生状況を含めて見ていくと、
8月9月とほぼ平年並みのペースで台風が発生していて、10月の平均は3~4個です。
そのうち1~2個は日本に接近しており、まだまだ注意が必要です。
台風14号を含め、今後の台風の情報にも十分お気をつけください。