ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2020年9月24日

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気象予報士の森本まりあです。
9月22日は秋分の日で、いまは秋の彼岸の期間です。

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彼岸の頃には暑さも和らぎ、彼岸の中日を境に秋の夜長が始まります。
今回は秋の気温変化と日の長さがテーマです。

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まずは、秋の彼岸から改めて見ていきましょう。
祖先を敬い、亡くなった人の霊をしのぶ秋彼岸、今年の彼岸の入りは9月19日でした。
彼岸の中日である秋分の日は9月22日、彼岸の明けは9月25日です。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もありますが、この時期になると暑さもおさまり、秋らしい気温の日が増えていきます。

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八幡西区の9月の気温推移を見ていきましょう。
前半は赤色の表示で平年を上回る日が多く30℃を超える日も続いていましたが、後半は青色で平年を下回り、
涼しくなっています。暑さが和らいで過ごしやすい日が増えてきました。

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さらに、この先の天気と気温を見ていくと、24日(木)は雨が降る影響で、前日より3℃前後気温が下がる
見込みです。25日(金)以降も最高気温は平年並みか低く、25℃前後となるでしょう。

また、晴れる日ほど注意が必要なのが、朝晩と日中との気温差です。
放射冷却が強まり冷え込むようになると、1日の気温差は10℃くらいまで開いてきます。
服装選びにお気をつけください。

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気温と服装の目安も見ておきましょう。
日中はまだ25℃前後まで上がるため、半袖で過ごせそうですが、朝晩は20℃を下回るということで
カーディガンや薄手のジャケットなどで重ね着をすると、ちょうど良いかもしれません。
また、内陸部では、来週になると最低気温が15℃を下回ってくる予想です。そろそろ秋物のコートなども
準備しておくと良さそうです。

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※きょう:放送日の9月23日

そして、秋分の日を境に秋の夜長も始まっています。
北九州の日の入りの時刻を見ていくと、1か月前の8月23日は午後6時54分でしたが、9月23日は午後6時12分、さらに1か月たつ頃には日の入りが午後5時台になってきます。

「秋の日はつるべ落とし」というように、秋の夕暮れ時は一気にあたりが暗くなります。この時期に一層注意をして欲しいのが交通事故です。

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こちらは警察庁が調べた、時間帯別の死亡事故発生件数をまとめたものです。
特に多くなっているのが午後5時台~7時台で、だいたい日没の頃、暗くなり始める時間にグッと増えている
ことが分かります。

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さらに、日の入り1時間前後の月別事故発生件数を見ると、日没が日ごとに早くなる10月~12月にかけて大幅に増えていることが分かります。

夕暮れ時は人の目が暗さの変化になれず、事故が起こりやすい時間帯です。
ドライバーの方は早めにライトを点灯したり、速度を落とした慎重な運転を心掛けるようお願いします。

この先も日ごとに秋が深まっていきそうです。
気温の変化や、夕暮れ時の交通事故などにも注意をしてお過ごしください。