ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2020年8月26日

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気象予報士の森本まりあです。
昨日は糸島市や太宰府市で38.5℃、福岡市でも38℃と記録的な暑さとなりました。
この暑さと現在発生している台風8号は関連しています。

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今回は台風8号についてと、暑さはいつまで続くのか見ていきたいと思います。
まずは台風の情報です。

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台風8号は、26日(水)現在、非常に強い勢力に発達し、北上を続けています。
台風の北上に伴って風が強まり、波の高い状態が続いています。

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台風が発達している原因は、平年より高い海面水温にあります。
上図は台風の進路と日本付近の水温を表していて、
オレンジ色で塗ってある部分が27℃以上、そして赤色は30℃以上のエリアです。

台風が発達、あるいは勢力を維持する目安となる海面水温は27℃以上とされていますが、
台風はこれまで30℃以上の海域を進んでいて、明日にかけても27℃以上のエリアを進む見通しです。
これは平年と比べて2℃前後高い温度で、この影響で台風は発達を続けています。

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正午までに観測されている最大瞬間風速は、
鹿児島県で17.5メートルなどとなっていて、
北九州市周辺でも15メートル近い風が吹いています。

この影響で波の高くなっている所もあり、強風や高波に十分注意が必要です。
風や波のピークは今日となりますが、明日27日(木)も影響の残る所があるでしょう。

そして、もう1つ注意が必要なのが暑さです。
昨日糸島市や太宰府市、福岡市で38℃を超えたのは、台風に吹き込む東風が山地を越え、
フェーン現象が発生したからです。

北九州市周辺でも厳しい残暑が続いていて、
気象台はおととい「長期間の高温に関する気象情報」を発表しました。

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高温が続いている8月4日~23日にかけて、
最高気温の平均は、添田町と飯塚市で34.4℃、行橋市や八幡西区でも34℃近くとなっています。
平年差は2℃前後高くなっていて、この状態は今後2週間程度続く見込みです。

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16日先までの気温の予想を見ていくと、
35℃前後の猛暑は9月初めにかけて続く予想で、その後も32℃くらいと真夏日が続くでしょう。
そして、最低気温もかなり高く熱帯夜が続く見込みです。
引き続き、熱中症には十分注意をしてお過ごしください。

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昨日発表された3か月予報によると、高温傾向は10月にかけても続く見通しです。
気温が平年並みに戻るのは11月となるでしょう。

天気は周期的に変わりますが、
10月は秋雨前線などの影響で、平年に比べて晴れの日が少なくなりそうです。
そして、台風シーズンは10月頃にかけて続きます。

この先も、続く残暑や台風の情報にお気をつけください。