ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2019年6月

こんにちは\(^〇^)/!アナウンサーの藤重です。
やっと九州北部が梅雨入りしました!!
じめじめしますね~。蒸し暑い。

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せめて除湿をするとすっきりするのでしょうが、
ことばを扱う職業柄、のどのことを考えると乾燥は大敵。
家では加湿器を使っています。
のどをとるか。快適な生活環境をとるか。悩ましいです…。

さて、6月26日(水)、九州工業大学戸畑キャンパスで、
英語にまつわるセミナーの司会を担当しました!!

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「パックンマックンの英語にThank you!」です。
九工大の創立110周年を記念したセミナーで、
日本人とアメリカ人のお笑い芸人、パックンマックンが、
ユーモアを交えて英語を身近に感じるコツを教えてくれました。

2人が言っていたのは、「英語は実はしゃべれるんだ!」ということ。

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英語を交えたコントでは、会場全体が笑いに包まれました。
また、英語をしゃべってみるゲームでは、見事に学生が短文を完成!
会場全体が、「実は英語は十分しゃべれるし、理解できている」と認識しました。

私も、せっかく英語ということばを知っているのに、聞いたり、話したり、
十分に使っていないことのもったいなさに気づかされました。

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これから、外国語に、もっと意識して触れていきたいと思います。


一方で、外国人が相手でなくても、「ことば」は、
うまく発することができないと、日常生活に支障が出ることがあります。

中には、ことばの発達が遅れ、思っていることをうまく話せず、
ストレスからかんしゃくなどを起こしてしまう「発達障害」の子どももいます。
いま、小中学生の15人に1人にその可能性があるといわれています。

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こうした子どもたちに、絵の描かれたカードなどを使って、
ことばの発し方の訓練を行うのが、言語聴覚士です。
筑豊地域で、発達障害の子どもに向き合いながら、社会に対しても、
もっと発達障害について知ってほしいと団体を立ち上げた言語聴覚士の方に
先日、インタビューを行いました。

「ニュースブリッジ北九州」で、7月1日(月)放送予定です。

NHK北九州のツイッターでもお知らせします、
ぜひご覧ください!

https://twitter.com/nhk_kitakyu

 

2019年06月28日 (金)

過去最も遅い梅雨入りに

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
九州北部もようやく梅雨入りし、雨の季節がやってきましたね。

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今年の梅雨入りは、平年より21日遅く、過去最も遅い梅雨入りです。
福岡県では5月から雨の少ない状態が続いており、
家庭に送る水の出を抑える「減圧給水」が行われている地域もありますが、
今後の予想を見てみると、ずらりと雨マークが並んでいます。

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遅れていた穀物の成長を助け、草木を潤す恵みの雨になって欲しいものです。

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さらに先の予報を見てみると、
九州北部の7月の降水量は平年並みか多くなる見通しです。
そして、九州北部の梅雨明けは、平年だと7月19日ごろですが、
今年はエルニーニョ現象が発生している影響で、
平年よりも遅くなるかもしれません。

少雨から一転し、今後は雨が降りやすくなってきます。
改めて、大雨への備えを確認しておきましょう。

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まずは、側溝や排水溝、雨どいなどを掃除して、
水はけをよくしておきましょう。
まだ、防災用品の準備や確認、
避難場所や経路の確認をしておくことも大切です。

九州北部もいよいよ梅雨の時期に入りました。
備えはしっかりとしておきましょう。

2019年06月20日 (木)

今年の梅雨入りは?

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
暑い日が続いていますね。
道端に咲いているあじさいも、あまり元気がないように感じます。
恵みの雨が待ち遠しいですが、この先もしばらくまとまった雨は期待できなさそうです。

まずは、全国の梅雨入りの状況を見ていきましょう。

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九州北部や中国、四国、近畿の西日本を除いて、すでに広い範囲で梅雨入りをしています。
先週土曜日には東北北部も梅雨入りしましたが、
東北北部が九州北部よりも先に梅雨入りをするのは、平成9年以来22年ぶりのことです。

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九州北部の梅雨入りの記録を見てみると、過去最も遅かったのが、昭和42年の『6月22日』です。
今年はこの記録を更新する可能性も出てきています。

梅雨入りが遅れている原因の一つは、上空を流れる偏西風にあります。

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去年のこの時期は九州付近を停滞していた梅雨前線が、今年はまだ日本の南の海上に停滞しています。
これは上空の偏西風が南に蛇行していて、それに伴って前線も南に下がっているためです。

では、梅雨入りしないということはあるのでしょうか?

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調べてみると、各地の気象台が「梅雨入り」の発表を始めた昭和26年以降、
九州北部では毎年梅雨入りをしているようです。
ただ、全国的にみると過去1度だけ梅雨入りの発表がなかったケースがありました。
昭和38年の四国と近畿です。この年は梅雨入りがはっきりせず、特定ができませんでした。

今年の九州北部はどうなりそうか、この先の予報を見てみましょう。

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21日(金)の夜から22日(土)の朝にかけては、前線の影響を受けて雨が降る見込みです。
ただ、雨量も少なく、週明けにかけて一旦晴れるということで、
このタイミングで梅雨入りする可能性は低いと思われます。

今週中に梅雨入りをしなかった場合、次に可能性があるのは来週の26日(水)以降です。
まとまった雨となる見込みで、今のところ、このタイミングで梅雨入りする可能性が高いと思われます。
このままいくと、過去最も遅い梅雨入りが遅かった昭和42年6月22日の記録を更新するかもしれませんが、
実は昭和42年は、記録的な豪雨があった年でした。

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梅雨入りが遅れた昭和42年は7月7日から9日にかけて、
梅雨前線と台風から変わった熱帯低気圧の影響を受けて大雨となり、
特に長崎県佐世保市や広島県呉市などで2日間で300ミリを超える雨が降りました。

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背後に山地がある都市部で大雨となったことで土砂崩れが多発し、
死者・行方不明者は369名と甚大な被害が出ています。

今は水不足の状態が続いていますが、過去にはこのような事例もあります。
今年の7月の降水量は、平年並みか多いという予想も出ていますから、
油断をせず、雨への備えをしておいた方が良さそうです。

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
今週は青空が広がり、過ごしやすい陽気の日が続きましたね。

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今年は九州北部の梅雨入りが遅れていて、6月に入っても少雨の傾向が続いています。
現在、家庭などに送る水の量を抑える「減圧給水」が行われている行橋市では、
5月1日から6月10日までの総雨量が67.5ミリと平年の3割程度となっています。
今後も節水を心掛けたいですね。

さて、先月から運用が始まった5段階の「警戒レベル」
どのようなものかご存知でしょうか?

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5段階の警戒レベルと防災気象情報|気象庁ホームページより

大雨の際に発表される気象警報や避難勧告などの情報が
5段階の警戒レベルに分けられ、
住民が取るべき避難行動が記されています。
去年の西日本豪雨では気象警報や避難勧告など
多くの防災情報が発表されましたが、
必ずしも住民の避難に結び付いていない実態が浮き彫りとなりました。

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こちらは西日本豪雨の際に、北九州市内で避難指示や
避難勧告が出された地区に住む
合わせて19万6755人のうち、実際に避難所に避難した人の割合です。
避難率は低く、背景の一つには
「避難のタイミングがわからなかった」というのもあるようです。
そこで国は、危険度や住民が取るべき行動を端的に伝えるため、
防災情報を5段階の警戒レベルに分けることにしました。

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各段階ごとに見ていきましょう。
まずレベル1は最新情報に注意、レベル2は避難方法を確認する段階です。
レベル3は自治体から避難準備の情報が出され、高齢者や体の不自由な人、
小さなお子さんがいるご家庭では避難を始める段階です。
レベル4は自治体から避難指示や避難勧告が出され、
対象地域の全員が避難する段階となります。
そして、最も危険なレベル5の段階では、
すでに災害が発生している可能性が高く、
この時に避難を始めても手遅れになる可能性があります。

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内閣府「警戒レベルに関するチラシ」(表面)|内閣府ホームページより

皆さんにまず覚えておいて欲しいのは、「警戒レベル4で全員避難」ということです。
また、この警戒レベルは必ずしも1、2…と順番に出されるわけではありません。
日ごろから自宅周辺の危険な場所を確認したり、
市区町村からのハザードマップを見て避難場所を調べるなどして、
いざという時にすぐに避難できるようにしておくことが大切です。
自分自身や大切な人を守るためにも、日ごろから準備をなさってください。



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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
もう6月、あじさいの季節ですね。私の家の近くに咲いているあじさいも、綺麗に色づき始めました。
皆さんは今年あじさいを見ましたか?

さて、今回の「暮らしと天気」では、スタジオを飛び出し、
県内有数のあじさいの名所、若松区の高塔山公園を訪ねてきました!

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最初に目に入ったのは、大振りで丸みを帯びた「西洋アジサイ」です。
私が写真を撮った場所は、日当たりが良く色づきが進んでいましたが、全体的にみると3分から4分咲きだそう。

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ただ、高塔山公園に咲いているあじさいは、一般的な「西洋アジサイ」だけではありません。
全部で150種類、合わせて7万株あまりのあじさいが植えられていますから、今が満開という花もあります。
上の写真ではご紹介しきれないほど、たくさんの種類のあじさいが咲き誇っていました。

そこで、今が満開となっている「山アジサイ」をいくつかご紹介します。
まずはこちらの「紅」という品種。咲き始めは白い色ですが、日に当たると花びらが赤く色づいていきます。

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真っ赤に染まった姿がこちら!

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とても鮮やかで綺麗ですよね。大きさは7~8センチほどで、とても小ぶりなあじさいです。

続いてはこちら、「舞妓」です。

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舞妓さんのかんざしの飾りに似ているので、その名がついたと言われています。
こちらも5センチから8センチほどと小さく、とても可愛らしいあじさいです。

最後はこちら、「黄冠」です。

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青い花と黄色の葉っぱのコントラストがとても美しいあじさいです。

こうした山アジサイ30種類、およそ1000株が、今ちょうど見頃を迎えています。
今年は気温が高かった影響で、例年より早い開花となっているそうです。

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気象台が発表している九州各地のあじさいの開花日を見てみましょう。
宮崎では、まだ開花の発表がありませんが、
その他、鹿児島を除いては、いずれも平年より早い開花となっています。
実は、気象台はあじさいの花のある部分を見て、開花の判断を行っているんです。

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それが、花の中心あたりに咲いている「真花(しんか)」です。
そのうちの一つに赤丸を付けてみました。気象台では、この真花が2~3輪咲くと開花を発表します。
一見すると花のように見える部分は、「装飾花」と呼ばれるもので、
花びらではなく「がく」の部分にあたります。

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今年は、この小さな「真花」を探しながら、あじさいを楽しんでみてください。