ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2018年2月21日

森下仁之(もりした ひとし)監督率いるサッカーJ3の新生ギラヴァンツ北九州が、
2/17(土)、今シーズン初めてJ1チーム相手にトレーニングマッチ(練習試合)を行いました。
相手は北海道コンサドーレ札幌。J1チーム相手にどのくらいのサッカーを見せてくれるのか・・・。
またミクニワールドスタジアム北九州で公式戦さながらの形でゲームを行うとあって、
会場には3000人近い(2942人)ギラヴァンツ北九州サポーターが集まりました。

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北海道コンサドーレ札幌は、
ハワイでトレーニングキャンプを8日間行ったあと熊本県内に移動、
午前と午後の2部構成の練習を3日間みっちりこなしたきたとあって選手の疲労はピーク。
とはいえ、小野伸二選手や稲本潤一選手らテクニシャンの元日本代表選手がいるなど
経験豊富な選手が多数所属するチームです。

ギラヴァンツ北九州のスタメンは、
ゴールキーパー(GK)高橋拓也選手。
ディフェンス(DF)は、右からペ・スヨン選手。有薗真吾選手。川島将選手。野口航選手。
チームのど真ん中にミッドフィルダー(MF)の加藤弘堅選手。
加藤選手の前に右から茂平選手。川上竜選手。本山雅志選手。安藤由翔選手。
最前線にフォワード(FW)の花井聖選手という布陣でゲームに臨みました。

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このスタメンについて森下監督は、
「鹿児島キャンプの終盤、J3開幕戦をイメージしながら選びました。
あまり多くのことを試していくと見えるもの(手応えを感じている部分)も
見えなくなってしまうので、ある程度、きょうのようなメンツで戦えればなと思ったのが1つ。
守備陣(DF)はコンサドーレ札幌相手ということを考えて選びました。」
と説明してくれました。

疲労がピークに達しているチーム相手とはいえ、試合は序盤からギラヴァンツペース。
完璧とないえないものの、これまで積み重ねてきた練習の成果が随所に表れていました。

相手がボールを持つと、最前線から積極的にボールを奪いにいく姿勢。
選手と選手の間が間延びしないよう最後尾のDFラインも素早く相手陣地方向へ上がる形。
いざボールを奪うと本山選手がチャンスメイク。チームに勢いをつけます。
新入団の川上選手も、縦横無尽にピッチ内を動きまわり、守備に攻撃にと大車輪の活躍を見せます。

攻守にわたってチームの連動性、また結果的にチャンスに絡まない
(決して無駄ではないのですが、サッカーではこのような動きを無駄走りと表現します。
無駄走りのできる選手はどのチームでも監督から重宝がられます。)のですが、
相手がいやがる動きを数多く繰り返していました。
まさに「良い守備は攻撃の第一歩!」を実践する形となり、
結果的は0-0の引き分けでしたが、チームとして手応えをつかんだゲームにもなりました。

試合後、森下監督は
「沢山のお客さんの前で勝ちたかったなというのが正直な気持ちです。
チャンスもピンチもありましたが、シュートに持ち込む最後のパスの精度などを上げなければならない。
シュートへの思い切り、またゴールへの意欲があれば1点でも取れたんじゃないかなと思っています。
あと一ヶ月あるのでチーム全体で質を上げられればなと思います。」
と力をこめて語りました。

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また本山雅志選手は、
「自分たちでやろうとしている部分が少しずつ出来てきているかなと。
前から相手を追い込むこと、前線からのプレスで相手からボールを取れたシーンもあったし・・・、
そんな中、ゴール前の迫力やュートの精度などはまだまだこれからです。
でもその段階まで来ているのできょうは良かったと思うんですけれど、
(チームの流れが)悪い時に誰がアクション起こしてチームを良い方向へ持っていくのか・・・、
公式戦でも絶対悪い時ってあるので・・・。そこも考えていかないとダメかなと思います。」
とゲームを振り返りました。

J3のチームは、前から積極的にボールを奪いにくるチームがJ1やJ2に比べて多いのもリーグの特徴です。
相手の最前線から追いかけられた時、慌てず落ち着いてボールをまわすことなども
勝利を手にするには必要不可欠な要素です。
その辺りの調整は、この先の一ヶ月間に期待しましょう。

この日はチームの新キャプテンも発表されました。
新加入の川上竜選手(23才)です。

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川上竜(かわかみ りゅう)選手(23才)
◆ポジション:ミッドフィルダー
(ギラヴァンツ北九州移籍後はセンターバックやフォワード的な動きのポジションでも起用される場面もある)
◆プレースタイル:チームの汗かき役。試合終了まで走り続ける。
◆背番号:4
◆身長/体重:177cm/73kg
◆出身地:福岡県
◆所属歴:アビスバ福岡U-15→アビスバ福岡U-18福岡大福島ユナイテッドFCギラヴァンツ北九州(2018)
◆出場記録:J3通算 32試合出場 0得点

森下監督は、
「チームが変わろうとしている中で、思い切って(入団)1年目の選手ですけれど、
彼自信も、これまで育成年代からキャプテンの経験もありますし、
前所属の福島ユナイテッドFCでもキャプテンも任されていましたので、
何よりプレースタイルが、最後までハードワークできる選手、
背中を見せながらチームを引っ張っていける選手なので、期待して選びました。」
と任命の理由を説明してくれました。

なお、副キャプテンにはベテランの本山雅志選手(38才)と

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ゴールキーパーで最後尾から元気よく大きな声でしっかりコーチングできる
高橋拓也選手(28才)が選ばれました。

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<今日のひとこと>
「勝つ(かつ)力」の原点は
「活(かつ)力」だ!

(意欲無くして勝利はありませんよね。)