ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2020年07月14日 (火)

"友好都市"大連がいま熱い

みなさんこんにちは!
アナウンサーの藤重博貴です。

新型コロナウイルスに豪雨と、気の抜けない日々が続いていますね。
先日乗車したタクシーの運転手さんも
「世の中どうなるんだろうか」と不安そうな様子でした。

先行きがなかなか見えませんが、
目の前の日々を大切に生きていった先に、何か光を感じられるようになると信じています。

コロナ禍では、古くからの友人や家族など、
これまでのつながりにずいぶん助けられたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

人との距離が求められたり、外出もためらわれたりと、
なかなか新たな関係を築いていくのが難しかった中、
これまで培ってきた信頼関係の強さが発揮される動きが、
オンライン飲み会など様々な点で見られたと思います。

こうした信頼関係をもとにした動きは、人同士だけでなく、自治体間にも生まれています。

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それが、北九州市と、中国東北部、遼東(りょうとう)半島の最南端に位置する、大連市との関係です。

戦前、門司港から最も多くの便数が出ていたのが大連航路でした。

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門司港にある「旧大連航路上屋」(1929年完成)は、
当時の旅客ターミナルとして有名ですよね。

こうした歴史的な縁もあり、
1979年、大連市にとって初の国際友好都市として北九州市が名乗りを上げ、
以来、北九州市とは41年にわたる友好都市の歴史を築いてきました。

北九州市内にはほかにも大連とのゆかりを感じられるものがあります。

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例えば門司港にある「大連友好記念館」は、

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ロシア帝国が1902年に大連市に建築した鉄道汽船会社の建物を、
そっくり複製し建築されたものです。現地で見ましたが、本当にそっくりでした…!

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ちなみに私は大学時代に中国語や中国文学を専攻し、
留学やインターンシップを現地で行うなど、中国にはゆかりがあります。

プライベートで大連を訪れた際も、たまたま入った海鮮料理屋の店員さんに
「北九州から来た」と言うと、
「北九州は友好都市として大連では有名だよ!よくテレビでも情報が取り上げられている」と言われ、
市井の方にもここまでのなじみがあるのかと驚きました。

コロナ危機に際し、この大連とのつながりの強さが発揮される場面が見られています。

例えば政府間では、中国で感染が拡大していた2月、
北九州市から大連市へとマスクや防護服などを寄贈。
そして、日本で感染が拡大した3月には、
大連市からお返しとしてマスクが提供されたことは記憶に新しいかと思います。

さらに、新型コロナの影響で需要が低迷した民間企業も、
新たな販路として大連に進出する動きが相次いでいるんです!

▼大連における北九州ブランドの強みとは?
▼どんな商品がいま大連で求められているのか?
▼大連進出のための秘策は?などなど、

詳しくは、
きょう14日(火)の「NHKジャーナル」(午後10時~、ラジオ第1)でお伝えします。
https://www4.nhk.or.jp/nhkjournal/
「らじる★らじる」でも聞けるほか、
一週間は聞き逃し配信もありますし、「読むらじる。」でも掲載予定です。

今回、時間の都合で残念ながら放送ではご紹介できない企業も含め、
様々な方にお話を伺いました。
大連進出の良いきっかけになったと前向きにとらえている方が多かったです。

北九州市としても、大連での有力な取引先の紹介や、商談会の開催など、
様々な面で協力を惜しまないということでした。

コロナ危機をきっかけに、今後大連でのビジネスがどのように深まっていくのか、注目です。
ぜひお聴きください!!