ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

こんにちは!
アナウンサーの藤重です。

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9月1日は「防災の日」です。
これを機に、家族で楽しみながら防災の備えを確認してみるのはいかがでしょうか。
きょうは、家族で楽しみながら、災害への備えを確認できる取り組み、
「防災ごっこ」についてご紹介します。

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日本防災士会福岡県支部・永原章男さんにお話を伺いました。

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永原さんによると、「防災ごっこ」とは、
自宅で、電気やガスが来ない、水が出ない、など、インフラが
使えないと仮定して1日過ごしてみることだといいます。
ゲーム感覚で、災害時に本当に必要なものは何なのか、気づくことができます。
ただ、暑い時期に実際にエアコンを切ったり、
水分補給をおこたったりすると熱中症の恐れもあります。
くれぐれもご無理のない範囲で、災害時の状況を想定することが大切です。

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では、実際にどんな風に「防災ごっこ」をするのか、みていきます。
まずは、お昼どきにご飯を食べる場面を想定してみましょう。
まず、家には、備蓄していた水と、カップ麺があったとしましょう。
これで食事の準備は十分かと思っていましたが、実は
電気もガスも止まっているので、お湯を沸かすことができません。

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食べないわけにはいかないので、例えばカップ麺を水でふやかして食べるとします。
当然、それほどおいしくはありません。

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そうすると、お湯をわかせる環境にあるかどうかで食生活が変わることを実感できます。
食品を備蓄する際は、カセットコンロなども一緒に備えておくことが必要だと気づくことができます。

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「防災ごっこ」。こんどは、夜が近づき、暗くなってきた場合です。
明かりが必要になったとき、家にランタンがあったことを思い出したとしましょう。
ただ、押し入れや物置の奥にしまいこんでいたために、
暗くなってから取り出すのには手間がかかってしまいました。

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その上、ランタンの電池が切れていて、ランタンを使うことができませんでした。

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すると、ろうそくとライターを常備しておくこととか、
懐中電灯をすぐに取り出せる場所に置いておいて、
こまめに電池の状態をチェックしておくことが大事だと気づきますよね。
また、懐中電灯で足元を照らしながら歩くと、
躓きやすい場所など、家の危険個所も再認識できます。

このように「防災ごっこ」を行うと、災害で同じ状況になったときのことを
リアルにシミュレーションできます。
一度災害時の状況を疑似体験することで、本当に必要なものや、足りないものが何なのか、
気づくことができます。ぜひ、「防災ごっこ」で事前に災害時のシミュレーションをして、
備えを見直してみてください。