ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

12月24日(日)、京都を舞台に全国高校駅伝競走大会が行われます。
駅伝シーズン真っ盛り!
この全国高校駅伝楽しみにしている方も少なくないのではないでしょうか??

★概要
元々この大会は1950年(昭和25年)に大阪府内で始まり
1966年(昭和41年)から京都市右京区の西京極(にしきょうごく)陸上競技場を
発着スタートとゴールするコースとなりました。
はじめは男子だけの参加でしたが、女子のレースも1989年(平成元年)から実施されています。

男子は、西京極陸上競技場をスタートし、京都国際会館前を折り返す
7区間42.195kmのコースで。
また女子は、男子と同じく西京極陸上競技場をスタートして
京都御苑の北側、同志社大学今出川キャンパス隣、室町小学校前を折り返す
5区間21.0975kmのコースで行われます。

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★エピソード
男子の大会記録は、一昨年(2015年)に
岩本真弥監督が率いる世羅高校(広島県)がマークした2時間1分18秒。
それ以前は、2004年に仙台育英高校(宮城県)がマークした2時間1分32秒でした。
この記録は、佐藤秀和選手、サムエル・ワンジル選手ら超高校級の選手を7人揃えて、
大会当日の選手の体調は勿論、風や気温などの気象コンディションも整って、
やっと出した記録でした。

当時、この記録は、「神の領域!」と騒がれ、
全国高校駅伝で通算7回目(埼玉栄高校で1回、仙台育英高校で6回目)の優勝に
チームを導いた渡辺高夫さんの功績から、一部では
「渡辺の領域!」とも言われ、
後にも先にもこの記録は破られないのでは・・・との声も聞かれたほどの記録です。

その記録を上回ったのですから、世羅高校の記録は
「岩本の領域」とも言えるかもしれません。
実は、岩本監督も世羅高校の出身で、高校時代は、
来年の箱根駅伝4連覇を目指す青山学院大学の原普監督とは先輩後輩の仲です。

★大会当日は、ここをチェック!
①風向き
「選手には、追い風なら車道より、向かい風なら歩道寄りを走らせます。」
とは前出の岩本監督。
理由は、車道の方が風を受けやすく、歩道寄りの方が、抵抗が少ないことと言います。

※1区と3区は、無風もしくは向かい風(北よりの風)の方が記録が出る!
※京都国際会館前を折り返して6区、7区で風を受けるときつい!

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②気温
気温が低いと体は動きません。気温は10度~15度までが許容範囲。
一桁の気温になると好記録は厳しくなります。
特に留学生を起用するチームは留学生選手の動きが悪くなる可能性があります。

※ホットクリームを導入するチームも。
一昨年、大会新記録をマークした世羅高校は
ホットクリームを、その時の状況と本人の体調や希望に合わせる形で3種類を用意。
専門のトレーナーにブレンドを任せていました。

・レース当日の気温は何度なのか。
・風はどの方向から吹いているのか。
・選手の走る位置は歩道側なのか車道側なのかに、まずご注目ください。

★さらに、こんな楽しみかたも!
・男子は100m=18秒が目安。
実況者が「●●高校と◆◆高校の差が9秒に広がりました。」
と言った場合は、この2チームの差は50m位あると思って下さい。
ちなみに女子は100m=20秒を目安にしています。

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・そしてタスキを必死に繋ごうと頑張る姿、
走り終えた選手から走り出す選手のタスキ渡しの瞬間の表情、
ここも注目です。
感動、勇気、色々なものが貰えます。

これらの点を踏まえながら駅伝をご覧になってはいかがでしょうか。

個人の戦いが多い陸上競技の中で駅伝は団体競技です。
助け合う、支え合う、励ます、踏ん張る、
喜びも苦しみも時に悔しさもチームで共有する「駅伝」。
人生に通ずるものがあります。
レースを1つ経験する度に選手たちは身も心も強くなります。

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福岡県からは、男子が東海大福岡高校(初出場)、
女子は筑紫女学園高校(3年連続24回目)が出場します。
この2チームをはじめ全国から選ばれた選手の皆さんには「悔いのない走り」を期待したいです。

>>NHK「全国高校駅伝」のサイト

 

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<今日のひと言>
限(かぎ)りなき挑戦が未来を切り開く鍵(かぎ)になる!

(諦めるのは簡単です。挑戦は辛い時もありますが、困難を克服したり目標を達成した時の喜びは格別ですよね!)